ryuさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.3

吉田恵輔の作品であるという超先入観のもと鑑賞した。
独特の世界観でぶっ飛んでるのに、どちらのどちらの考えも分からなくないし実際にありそうな絶妙な設定というか描写というか。実際にフィリピンの合コンツアー
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

白石監督に対してはバイオレンス映画のイメージばかり持っていたから敬遠していたけれど、こういう作品も撮るのか。めちゃくちゃ邦画だった。
クレジットからも親サイド子どもサイドとなっているのだけれど、佐々木
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.4

超お久しぶりのサス試写で鑑賞。かっぱえびせん。
原発を開発する立場の人を描いている作品を観るのは初めてで、ましてやそんなことが日本でも行われていただなんてお恥ずかしながら知らなかった。原発の恐ろしさみ
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.7

遺伝子で全てが決まる未来を描いたお話。
SFだけどゴテゴテじゃなくて、ちょっと想像と違ったけどそれはそれで素敵な映画だった。

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ラストレター(2020年製作の映画)

3.4

森七菜が神木くんにラブレター渡すシーンがいちばん好きだな〜図らずも2作連続姉妹を描いた映画。
話の筋だけみるとよくありそうなストーリーなんだけど、岩井俊二が撮るからか儚さ切なさ高校生の頃の純な感じがす
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犬猿(2017年製作の映画)

3.6

お互いが邪険に思う兄弟姉妹を持っていて、いわゆる犬猿の仲なのだけれど、結局兄妹だもの、切っても切れないよね、っていうお話。
吉田恵輔監督の人間の観察眼鋭すぎて怖い。全て見透かされそうで友達にいてほしく
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.3

王道ラブコメだけど、ラブロマンスだけじゃくあらゆる差別問題を取り込んだ作品だからアメリカでヒットしたのかな??
とんでもないお金持ち具合は観てて気持ち良かった!!
ニックがめちゃくちゃ性格良い男で良か
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.5

シングルマザーの親子とカップルの同居生活を描いたシリーズの映画化。新たにお母さんの友達とその娘がキャラクターに追加され、娘の美大への予備校のために青葉家に2週間だけ滞在する様子を描いた作品。

明確に
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.9

前半部分はこんな明るいコメディのどこが名作なのかと疑ってしまったけど、ちゃんと名作でした。あの明るさが辛い。
ラストにかけて、何が起こるのか見進める勇気が出ず、何回も再生を止めてしまった。ポジティブで
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

ものすごーくおもしろかった!!!映画に携わる者として、映画にかける想いとか情熱とか伝わって泣きそうになった。
ただ、不幸な人が良い映画を作るみたいなのは納得できないかなあ。リア充してても天才は存在する
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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.8

経営難のバラ園を営むカトリーヌ・フロが、コンクールでの優勝を目指して低賃金で雇える訳ありな仲間たちとバラ園を再建するお話。

今作の最大の魅力は、広大なバラ園。もはやお花畑ではなく農家みたいだけれど、
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

機会を逃して今までずっと観れてなかった作品。分かってたけど良かった。
人種差別を描いているのに暗くならない。まあ多少は心に重しが入るシーンはあるけれど、結局綺麗にまとまって優等生みたいな作品。特別に何
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

-

ジェーンスーさんの相談は踊るの本を読んでたら、この映画について少しだけ言及されていて、気が向いたので鑑賞してみた。

周りの人に余命宣告を受けたことを言わないのは、賛否両論あるのは当然で、だけど今作で
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

こないだの金曜ロードショーを機に鑑賞。

改めて、ディカプリオの王子様度数にやられたあ、、、すてきすぎる、、、
こういう現代から遡っていく展開って、絶対生きてるっていう安心感があって私は意外と好き。そ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

-

劇中の大半のシーンで顔顰めてたとおもう。苦手だった。
こういう熱苦しい、魂で語る!!暴力!!みたいなの性に合わない。無理。男の子だったら胸が熱くなるのかな?とりあえずわからん。ディストラクションベイビ
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.8

これは面白い。テーマはよくあるAIの反乱なんだけど、それをコミカル非現実的にに、そして反りの合わない父親と娘の微妙な家族関係を絶妙のリアルに描いていて、そこらへんの塩梅が最強に心地よかった。

そして
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.4

他の作品みたいっていうのは、食レポ同様良いことではないんだろうけど敢えて言います。ホットサマーナイツのちっちゃくてかわいい版だったかな。
半グレかわいいキッズがお兄さんたちに憧れて無茶してはっちゃけて
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

-

ほんとに正直言って何がいいのかわからなかった、、、、私に音楽のセンスとか、音楽にかける情熱がないからなのかな、、、

主人公は確実に何かを抱えてるんだけど、それが何かはぜんぜん伝わらない。松坂桃李の生
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.6

アカデミー賞音響賞受賞でとっても話題になってたので鑑賞。何の前知識もなく、音楽映画かな、楽しければいいなと思って観始めてしまったのである意味大失敗。
とんでもなく重くて、どうしようもなく無力で、力強い
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

養子縁組で子どもを受け入れる家庭と、送り出す家庭それぞれを丁寧に描いた作品。重くて、深くて、辛くなっちゃうけど良い映画でした。

前半の不妊症に悩む夫婦2人を観て、子どもを授かることの奇跡さとか全く当
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.4

王道アドベンチャーもの!昆虫とか爬虫類とかが人類よりも大きくなっちゃった世界でヘタレ主人公が7年も会ってない彼女に会いに行く過程で成長していくお話。

USJのアトラクションにありそう、ゲームっぽい。
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.6

アンジーが綺麗で可愛くてえっちで最高。ブラピは言わずもがな最高。

ストーリーが特別面白いとかいうわけじゃないけど、まずこのキャストでこの役柄でっていう存在自体が尊い。加えて、派手派手アクションで観て
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.5

アニメだけどすごく色んな問題を含んでいて、鮮やかな色彩とかトーンの割には割と重めな内容だった。でもディリリ含むキャラクターのお陰で重くなりすぎず、テンポも良く、本当に見やすい素敵な作品。

パリ行きた
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

なかなかに強烈な作品だった。

黒人というだけで職質され、所持品検査を強要され、従わないと殺される。対話を重ねていけばいいのかと思いきや、どうやらそういうわけでもなくて。もうどうしたらいいんだよ!!!
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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.4

結局男の人って自分が相手の立場に陥らない限り彼女のこと理解できないのかな。それって想像力が足りないというか、理解しようとしてないってことじゃん、傲慢だあ

主人公が自己中極まりないので、あまり感情移入
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.6

蒼井優の艶っぽい、じとっとした演技、とってもお上手。というか出てくる人たちのお芝居がみな素晴らしかったー!

お話はノンフィクションだと思ってたらまさかのフィクション。それでもあの時代背景だとか、憲兵
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.3

石原さとみのドラマといい、最近マーメイドものが流行ってるのかな、、、?

とにかく映像が可愛いのと、人魚役の子が美しくて儚くてぴったりだった。内容は完全ファンタジーだけど、ファンタジー要素のない部分で
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

-

他のジブリ作品と比べて、完璧に綺麗じゃないというか、どことなくグロテスクさを感じる作品だった。普通に最後怖いしね。

お話分かりづらいしそんなに評価が高くないのも頷けるんだけど、最初から最後までずーー
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ノマドランド(2020年製作の映画)

-

素晴らしい作品だったけど、わたしには合わなかったなあ。多分そこまでの人生経験が無いんだと思う。だから思うことはたくさんあっても語れないし、何を言語化していいか分からなくて難しい。

ただ、原作があるも
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.3

5時から7時までのクレオでも思ったけど、やはりとても映画的な撮り方をして美しい映像に酔いしれるにはぴったりの作品。
ただ内容がホラーすぎる。

奥さんと娘息子との幸せな家族をもってこのタイトルかと思え
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.4

おひとりさまを極めよう!!!と思い過ぎてるのはもはやおひとりさまを楽しめてないんじゃないかという持論。

おひとりさまは大好きだけど共感度はほぼ無し。橋本愛のキャラクターのがよっぽど魅力的だった。あと
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.8

小さい頃に観たような気もするけど全く覚えてなくて、金曜ロードショーでほぼ初めての気持ちで鑑賞。

こないだのナウシカが理解できずに、恐る恐る観たけどすごく良かったー!!!なにより記憶に残ってるのは音楽
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.2

うーん。シリーズの世界観ではあるんだけど、活かしきれることなく終わってしまった印象。
レベッカ・ファーガソンはすごくよかったー!けど、他は特に印象に残ってない。

キャラクターに思い入れが無いので要所
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ゾッキ(2021年製作の映画)

3.1

色んな人のエピソードがゆるーく繋がって1つの作品になった映画。こんなに豪華キャストと豪華俳優なのに知名度低いのもったいない!!みんな観て!!笑笑

結局何が何だったのか整理するのに時間を要して、観終わ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

テルコに通ずる部分はいくらでも見つかるのよね。その人の行動パターン覚えたり、その上で呼び出しLINE待ってみたり、もうお風呂上がってすっぴんなのにすぐに出かける用意してみたり。ヤマが外れるときは虚しい>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

深かったー!!とくにラストにかけてデトロイトやドゥザライトシング観たときのような、もうやめて、と思う緊張感が続いて。しんどくて、目を逸らしたくなった。

ライオンを盗んだだけという罪で、色んな方面から
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