ハタラキタクナイさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.8

2人で生きて2人で老いて1人残される話。
ドキュメンタリー映画だからこそできる物語的な悪意だとか打算みたいなドラマチックな事は意図的に排除してある1本。

老夫婦が仲良いを超えてイチャイチャしてる冒頭
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ変な映画。
マトリックスのウォシャウスキー兄弟(姉妹)の映画。

6つの時代を手記、音楽、聖書など様々な媒体を通して行ったり来たりする。
ほんでまた人種、性別、年齢を同じ役者で全く別の役で
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.3

今泉力哉作品が結構好きで、鑑賞。
監督がピンク映画出身なだけあってちゃんとエロいなという印象。
一緒に行く人選ばないと結構気まずい目に遭うかも。

みんな恋愛ごとでうじうじ悩むの好きね。
今回はあんま
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.1

監督スピルバーグ、脚本コーエン兄弟、米ソ冷戦下の実話ベース、堅物役のトムハンクス。
どんだけ俺得なのよと見始めた。

ソ連のスパイの弁護をすることになった主人公は規範に則って弁護をしようとして非国民の
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.8

サム・ライミが家族や知り合いからお金を集めて作ったデビュー作。
当時は怖かったのかなってくらい今見るとアレな出来だけどカルト的な人気が出るのはわかる。

リメイクで振り切ったゴア描写なってたのは違うと
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ブラックブック(2006年製作の映画)

3.8

ナチ系映画で大概はナチスはとてつもなく悪い奴らで人間の心も品性を持ってないと描かれがち、それはナチスが子供たちに教えたユダヤ人そのものなんじゃないかと気付かされた映画。

ユダヤ人の主人公エリスがナチ
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エブリデイ(2018年製作の映画)

3.6

毎日違う誰かの身体に入ってその人になりきる生活をしていた霊体?幽霊?のAとクソ彼氏に軽依存していた女の子の切ない恋物語

山崎まさよしのOne more time, One more chanceが合
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スペル(2009年製作の映画)

3.7

ホラー映画でむせるほど笑ったのは初めて
ローンの支払いを遅らせてもらえなかった呪い方を知ってる汚ねぇババアに逆恨みされて地獄に落とされる話

とにかくババアが汚ねぇ笑
入れ歯飛ばしたり目玉飛ばしたり、
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26世紀青年(2006年製作の映画)

3.5

26世期の世の中は子供を作ることを後回しにしたインテリが死に絶えセックス中毒の馬鹿が子供増やしすぎて馬鹿だらけの世界になっていたという設定のトンデモ映画。
 
ずっとバカとやりとりしてるまともな主人公
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.0

暗くきついバットマンを見た次の日にこれまた名作のレゴバットマンを再度鑑賞

やっぱこれはこれでいいわぁ
開幕から渋い声でメタギャグ全開でずっと面白い

レゴムービーだから見ないというのならかなりもった
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MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

1.7

山田孝之と藤原竜也、石原さとみでもつまんねぇどうしようもない映画作れるんだなと思った

山田孝之がとにかく酷い目に遭うだけの映画

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.8

普通に面白かった、大泉洋のワンカット長台詞のシーンはかっこいいとさえ思った。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.0

正直、この手の障がい者もあまりに気を使いすぎるとそれもきついみたいな話はもういいかなと

最強のふたりで映画としては正解を出しちゃってる感があってこの手の映画には食傷気味

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマンノーウェイホームのようなアメコミ映画を期待して見に行くのはマジでやめといたほうがいい。

明らかに病んで変なギア入っちゃったやばいブルースウェインが悪役の出す謎々に警察と一緒になって捜査
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友よ、さらばと言おう(2014年製作の映画)

2.9

まぁちょっとだけどんでん返し的な風味のするありきたりな映画

邦題のタイトルでネタバレすんな

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

当時、映画館で手拍子と足踏みOKの応援上映で鑑賞した。
日本でこういうのをしてもあまり盛り上がらないんだろうなと見ていたがライブエイドのシーンでは軽く揺れるくらい手拍子とステップの音が響いていたのを覚
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

いい映画だった、ヤングケアラーの問題を逃げずに描いた良作。
個人的にリメイク元のエール!よりも数段上の作品だと思う。

主人公の家族は全員聾者で普通の人。
この手の映画で障害者を聖人に仕立て上げる気持
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

柳楽優弥の目を見た瞬間、街であっ絶対このあとトラブルなと思うあの感覚が画面越しに伝わってくる。

暴力を振るう動悸が謎の主人公が暴れ回る話。
ただ着実に強くなるために研究をして次の戦いに経験を活かして
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.7

テロリストに立ち向かう主人公がやってる拷問が酷すぎて感情移入できない笑
2人椅子に縛り付けてひとりの膝をナイフで切って開くのをもう1人に見せるって狂ってるだろ笑

とにかくテンションが高くてエクストリ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.8

当時面白すぎて3回映画館に見に行った。
ジェームズ・ガンを知った一作。

本当に大傑作だと思う、スペースオペラとヒーローの超ポップコーンムービーを見に行った客を困惑させる冒頭から場面転換してタイトルロ
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.1

ビジュアルの出来の良さが100点であとは残念な映画。

まず主人公の根岸が普通の時全く普通の人に見えない。。
クラウザーさんの時のがまだ正常に思える。
そこの飛距離が出ないと対比としてギャグにならない
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

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度々あるアメリカの銃乱射事件の被害者家族に焦点を絞った12分の短編アニメーション映画。

正直、映画自体いい悪いの話ではないと思う題材。

日本ではどうしてもこの手の事件は起きにくいし、いじめられたこ
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透明人間(2019年製作の映画)

4.1

なめてた一本、この手の映画にしては相当面白い部類に入ると思う。

終始、透明人間がいるのか主人公の被害妄想なのかどっちとも取れる描写で嫌な気持ちにさせてくれる。

透明人間という存在の怖さの根本のとこ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.9

見るの嫌だったけど見なきゃなと思って見た。
見る前は女の人の裏切りにきつい気持ちにさせられることを覚悟で再生ボタンを押したけど、男どものクソさに呆れてむしろ見てよかった。

結婚して奥さんになった女性
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.0

韓国ノワールの良作
登場人物が主人公を含めて小悪党ばかりで下のものには厳しい癖に立場が上のものには従う奴らなのがいい

そこにおいて韓国映画らしいやりすぎ暴力描写
最後のカーチェイスシーンは何度見ても
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.8

なめてた人種間のあれこれを動物の種類で表したズートピアにエンターテイメント一本槍で真っ向勝負してる。

それぞれの問題を抱えた演者を言葉ではなく生活の断片を見せてしっかり理解させる冒頭とラストの大団円
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スーパー!(2010年製作の映画)

4.5

めっちゃいい映画、オールタイムベストの一つ
奥さんを寝取られたおっさんが神様の使命を受けて(と勘違いして)ヒーローになる話。

映画館の割り込みをした男に注意するシーンとかめちゃ笑ったしレンチで頭をカ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

前編ワンカット風映画として当時話題になった戦争映画を今更見た。

ヒッチコックのロープをはじめワンカット風に撮れば臨場感が出るのではと何年も前から実験的に映画は出ていたが、役者が必要以上に緊張しカメラ
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

紛れもなく良作

ザックリと第二次世界大戦後における東西ドイツの関係を知っておくと何が行われてるかがわかるしそれを知らないとかなり置いてけぼりをくらう

主人公はめちゃ仕事熱心なんだけど人間味もあって
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.2

大人になったから心が汚れたのかドラ泣きできなかった。

ジャイ子が結婚式のパネルを描いたってくだりってかなり酷なことじゃね?本来ならジャイ子がのび太と結婚したんじゃ無かったけか。
ブスだから嫌だと未来
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.7

多分賛否がザックリと分かれる作品だと思う。
主人公が孤独に耐えきれず起こすやらかしを許せない人が映画の後半をイラつきながら見なければいけないのもわかるし実際イラついた。

ただ、2001年宇宙の旅やシ
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.7

完全に見るアトラクション
いわゆる完全一人称視点で前編が撮られたアクション映画

明らかにfalloutやleft for deadなどの FPSゲームオタクが作った完成度をこれ以上上げられないPvP
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

言いたいことはたくさんあって、前半40分のテンポの悪さとか劇作家は普段からこんな単語で喋るの?とか諸々。

でも、主人公のセラピー✖︎男女バディ映画としてはよかった。
主人公とドライバーが2人でルーフ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.8

I'm ironman.これでマーベルのヒーローの人間化という今にまで受け継がれる大黒柱を築いた。
ロバートダウニージュニアのアドリブだったのは有名な話でマーベルの太い幹を作った作品。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

クライム劇とミュージカルのジャンルミックスと聞いていたけどミュージカルの要素はあまりない気がした。

貧困、格差、差別を出さなくてもアイディアだけでちゃんと勝ってたから余分なものを付け足してるように見
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仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ(2010年製作の映画)

4.2

仮面ライダーの劇場版で個人的には最高傑作
後にスピンオフで映画化されたエターナルは本当にかっこいい。

ストーリーもいいし、テレビシリーズの時に気になってた翔太郎たちの持っているメモリのドーパントはど
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