さっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

さっちゃん

さっちゃん

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岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

3.6

ちょっとおバカで
ちょっとノスタルジックで
なんだか懐かしい そんな映画

典子は、今(1981年製作の映画)

3.0

五体不満足の読後感に近しい感覚の映画
生まれつき、腕の代わりに二本の足を使って生活する少女が
高校卒業を前に進路に悩みながらも自立を果たす物語

ものすごく面白い映画、というわけではないものの
周囲の
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クイール(2003年製作の映画)

3.3

小学校の課題図書として有名だった盲導犬の実話を概ね忠実に映画化した作品
出会いと別れを繰り返す盲導犬の一生が2時間弱にまとめられていて
犬はとにかくかわいいし
パピーウォーカーに訓練士、クイールを取り
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草原の実験(2014年製作の映画)

3.0

美少女に一本釣りされて見てしまった
面白いとか面白くないとかの尺度で測るタイプの映画ではないけど
ヒロインがとにかく美しい
色彩の乏しい、孤独で広大な大地で匂い立つような瑞々しさ
おさげを解く姿やはた
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トイレット(2010年製作の映画)

2.5

枠組みや空気感は邦画なんだけど
ユーモアだとか、人物像や家族像だとか、作中で提示されてる登場人物の価値観だとかが
洋画の嫌なところを詰めた感じで個人的にはあまりハマらなかったなあ

もたいまさこがほぼ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.6

白夜の季節のフィンランドという
あまり馴染みのない異国に舞台を設定することで
日常とファンタジーの中間といった風合いを持たせた
静かな劇場とかで見たくなる作品

生きるのがそこまで上手くなさそうな人が
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二代目はクリスチャン(1985年製作の映画)

3.3

暴対法もコンプライアンスもなかった時代のなんでもありなヤクザコメディ映画
和製サウンドオブミュージック的な作品かな?と思ったら
冒頭から俗物だらけの大運動会
キリスト教信者に知られたら
ありとあらゆる
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ナニワ金融道〜銭と泪と権利と女〜(2022年製作の映画)

3.1

これがあの地面師たちですか…?
原作の底が見えなくてふてぶてしい灰原くんと比べて
えらいかわいらしく初々しい灰原くんが、それなりにたくましく成長していく作品

展開のえげつなさが、“なにわ”らしい軽快
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まる(2024年製作の映画)

4.6

堂本剛くんに興味がない層にこそ見てほしい(ファンは言われなくても見るだろうし…)
大々的に宣伝されていることがもったいなく感じられるような
静かでおそろしく、それでいて穏やかな後味
シネコンとかではな
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恋は五・七・五!(2004年製作の映画)

2.5

昔見た映画の記録
内容はまあよくあるマイナー部活モノ

明るくて空気を読まずズケズケ物を言って
孤高を良しとして
生活に支障が出るレベルで日本語が不自由
というステレオタイプな「帰国子女」の描かれ方と
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ミラクル7号(2008年製作の映画)

3.2

貧乏な父子家庭に宇宙からかわいい生命体がやってくるボーイミーツエイリアン的な作品
雑なCGが逆に味わい深い
E.T.とドラえもんとウルトラマンが好きってことは伝わってくる

子供向けコメディと思いきや
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人魚姫(2016年製作の映画)

3.1

こんなんポスター詐欺だろ!
人魚姫を下地にしたホラー風味のファンタジーかと思ったら
しょうもなコメディ映画の皮を被った異種族恋愛映画でした

金に取り憑かれた野心溢れる孤独な成金と
絶滅の危機に瀕した
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やさいのようせい N.Y.SALAD The Movie 3D(2009年製作の映画)

3.5

擬人化された野菜、やさいのようせいの日々を描いたシリーズの劇場版ショートフィルム

月明かりが照らす間だけ野菜たちに魂が宿り、台所が妖精たちの遊び場となる
水彩画のようなタッチで描かれる美しく、少しだ
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パンダコパンダ(1972年製作の映画)

2.9

プロトタイプ・となりのトトロといった作品

母を訪ねて三千里やハイジ、じゃりン子チエ、当然後年のジブリ作品と比べてしまうと
どちらかというと魅力よりも作品全体の思想が前面に出ていて古さが目についてしま
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戦火の馬(2011年製作の映画)

3.5

第一次世界大戦の激動の世にて
運命に翻弄される一頭の馬の物語

ファミリー向け映画なので
戦争は悲惨なものとしてきちんと描かれ
運命は決して優しくないながら
主馬公(?)を取り巻く人間は優しい
痛々し
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ミッション・デブポッシブル!(2018年製作の映画)

3.2

なぜか東京を舞台に巨デブ中国人コンビが暴れ回る怪作
ブレットトレインを中国で作ってしょうもなくしたような
なんも考えずに見るタイプのコメディ

笑いの入れ方やキャラクター造形が本当に中国すぎてめちゃく
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ドリームズ・カム・トゥルー(2006年製作の映画)

3.2

恵まれないバッグラウンドから
己の知性と周囲のサポートとで成り上がる少女の
ありがちながら暖かく満足できる物語

スペリングビーとかいう競技、
欧米では頭脳スポーツのひとつとして異様に市民権を得ている
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千羽づる(1989年製作の映画)

3.4

教科書にも載っている原爆の後遺症で亡くなった少女の
あまりにも有名な戦争悲話の映画化

日本の戦争モノって一瞬悲劇が予定調和として設けられている節がありますが

安易に戦争反対!的なメッセージを押し出
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アンジェラの灰(1999年製作の映画)

3.0

ジャンルとしてはじゃりン子チエとか少年Hとかに近い作品
ただ人情はそこになくて、環境も控えめにいって劣悪すぎる

天候も悪く薄汚い気候
貧しく余裕のない街
父ちゃんは酒浸りの無職
驚きのペースで生まれ
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51(ウーイー) 世界で一番小さく生まれたパンダ(2012年製作の映画)

3.0

パンダのため、お国のため
パンダを産み増やす施設の数年間を描くドキュメンタリー

表題のウーイーに焦点が当たる、というよりは「パンダの誕生」に関わる人とパンダたち全般に焦点が当たる
(賛否両論ある)か
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飛べないコトリとメリーゴーランド(2015年製作の映画)

2.1

せっかくチャラン・ポ・ランタンが映画に出るなら次は脚本や内容に恵まれていることを祈る
とはいえ内容はともかく、彼女たちの醸し出す雰囲気を楽しむのには完璧

主人公の不安定な精神状態を通じて
レトロとメ
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聖☆おにいさん(2018年製作の映画)

3.1

イエスキリストとブッダが立川でルームシェアする
ネタはだいぶ変わっているものの雰囲気は原作通りそのまんまのゆるゆるコメディ
劇場で見たいかはさておき、配信で見るにはちょうどいい作品

人件費以外は超低
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.3

テキヤの寅さんの口上が小気味いいながら
想像の500倍くらい社会不適合で笑っちゃう映画

それはそうと風俗も常識も精神性も現在とはかけ離れた世界観
本当にこれ東京?ってなるような
どこか時代劇のような
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不都合な真実(2006年製作の映画)

3.0

主張に賛同するか反対するか
だからなに?ってなるかは一旦置いておいて
ユーモアを交えて自分の主張を伝える手法、上手いプレゼンテーションとはなんたるかというのを見せつけられるという点では面白い作品
さす
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スノーマン(1982年製作の映画)

3.5

最高の劇伴音楽につけられた、良い意味でミュージックビデオのような作品

少年と、小春日和の前の日に作られた雪だるまとのファンタジックな一夜の冒険譚

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.8

白黒だからこそ、グロテスクさよりも哀しみが際立つような作品
鮮明に色づいていたら、悪意なく死体を弄ぶ悪趣味さが全面に出てしまっただろうから

その後、彼女は幸せになれたのだろうか
どう転んでもあまり未
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じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

4.0

高畑勲監督作品の中で
1番万人におすすめできるような気がします

破天荒なお父はんテツに振り回される、
というより御しながら一家を支える少女チエちゃんを軸に描かれる大阪の下町の日々を描いた物語
現代な
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.0

社会階層、おせっかいな風土、そしてアメフトなら一発逆転できるという
良くも悪くもアメリカだなあ、という
王道サクセスストーリー

実話だ、ということで感動が際立つタイプの作品でした

岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇(1997年製作の映画)

3.5

千原兄弟の板についたクソガキっぷりが愛おしい
千原ジュニアは今と変わらないし、千原せいじはこんなきゃいらしかったんだな
男はアホウだし女は強い

人情はあれど治安は崩壊した岸和田の街では
若者も早いと
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完全なる飼育 赤い殺意(2004年製作の映画)

3.0

人間なんて弱いものよ、とはよく言ったものです
超えてはいけない一線を超えた果てに
自分が不幸で愚かだということにすら気づけない哀れな人間たちを見守る物語

なりゆきで人殺しを依頼された崖っぷちのホスト
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抓娃娃(じゅあわわ) ー後継者養成計画ー(2024年製作の映画)

3.9

トゥルーマン・ショーを個人でやってまうトンデモ大金持ち一家の物語

赤貧から億万長者へと成り上がった主人公とその妻
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」という言葉があるけども
一粒種の息子を「貧しさの中で
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完全なる飼育 秘密の地下室(2003年製作の映画)

3.0

本能に振り回される愚かな女たちと過去に振り回される悍ましい男とが傷を舐め合う
愛と呼ぶには気色悪くて痛々しすぎる関係性を描いた作品

愛なんてのはなく、ただ乾きと異常性だけがあるタイプの作風だったので
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テール しっぽのある美女(2012年製作の映画)

2.6

登録者数の少ないホラーゲームだとかクトゥルフTRPG実況を見ているような感覚の北欧ホラー
北欧の妖怪伝説(的なもの)をモチーフにしているらしい

主人公二人組が特殊清掃に訪れた屋敷で、実験室のような不
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

2.9

終始何が起きてるんだ…?とよくわからないところに最後だけ畳み掛けるような作品
モキュメンタリー自体は好きだけど、モキュメンタリーを楽しむには相応の文化や社会を共有していることが暫定となるよな、というの
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更けるころ(年製作の映画)

3.0

初対面のしょうもない人間がしょうもない会話を繰り広げるだけの15分
コインランドリーだとか喫煙所だとか夜の公園のベンチだとかの
街中にあるこういったしょうもない会話のタネが生まれそうな場所が好き

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とあるふたり(2024年製作の映画)

3.1

好きな子と将棋を指して勝ちたいから、という理由で親戚のおじさんに将棋を教わる少年の話

夢なのかうつつなのかはっきりしないような世界観の中で
親戚のおじさんと僕、だったり
好きな女の子と僕、だったりと
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