この家族の場合、(金銭的に)生きていく上で、万引きは必要ないけれど、
家族になるという点で、万引きは必須になっているから難しい。
是枝監督の描く「家族の定義」は、今回も答えがないなー。
何があっても子供の味方であり続けるお母さんと、どんな子でもフラットに接してくれる努力家の先生が素敵。
意味不明なコーヒーの演出と、中途半端な名古屋弁が本当に惜しいけど、全体としてすごく良い物語。>>続きを読む
ラストシーンは原作より好み。映像に向いていた作品だったのかも。
寒い(イタい)人は、その人達なりに、そうしていなくちゃいけない理由があったりするから難しい。
桐島にしても今作にしても、重要人物が出>>続きを読む
衝撃の事実は、脚本と演出が難しい。
改めてそう感じさせられる作品だった。
細かなシーンの切り取り方と演出は良かったが、
この青年が、勇気ある決断をすることができた、その背景を描いて欲しかった。
このレビューはネタバレを含みます
30分のドキュメンタリー番組を、無理矢理90分の映画にした感じ。
予告編の「無差別テロに直面した3人の幼なじみ。彼らはなぜテロに立ち向かうことができたのか?」という言葉が気になって観たが、
その答え>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
バッドエンド、悲しい結末。
見方によっては、ポジティブにも捉えられなくもないが、個人的には終わり方が切なくて、好みではない映画でした。