さみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

さみ

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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.5

実在の水球チームがベースの作品。全編明るく陽気に愉快にを通しながら、みんないろいろ悩みを抱えてることをチラ見させ、ちょっと泣かせちょっとドキリとさせるような感じだった。
ロードムービーやドキュメントの
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.5

想像していたのとまったく違った!こんなに狂気な映画とは!これがA24のクセ強ジャンルなのですか?!最初は作品の世界になかなか入っていけなかったけれど、途中から頭の中がフル回転。現実の境目が不確かすぎて>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.0

冒頭のこの作品への印象づけがとても良き。愛するふたりの物語なんだと伝わってきた。
ロードームービーの形が、最初はタスカーの思惑でありながら、最後にはふたりの生きてきたそして生きてゆく旅路なんだなと感じ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.3

鑑賞後、戸惑うというかとても複雑な気持ちと悲哀が押し寄せてきた。葉がなくなっていくなんて…なんともやるせない。認知症となったアンソニーの記憶の繋がり方をこういうアプローチで映像化するとは思ってもみなか>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.5

きちんと観たことがなかったし、劇場で観るチャンス!だったので。
戦争映画という目線から外れた感想になるかもですが、大島監督の映画・映像に対する美意識や美学が結集された映画ですね。もう驚きと圧倒です。軍
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.8

実在の人物のお話なんですね、レビューを読んで知りました。
ケイト・ウィンスレットもこういう役をするようになったんだぁと感慨深かったです。シアーシャ・ローナン、無邪気でかわいらしくて、役に合ってました。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

ひたすら淡々としたノマドのロードムービー。途中から、ファーンは夫を亡くしてきちんと泣けてないのでは?と気づいた。心の中で思い出の中で生きる夫を受け入れるまでの旅だったのかなと感じた。だからファーンが最>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

原作は未読。テンポよく進むストーリーで観やすく面白かった。騙し合いというより戦略と駆け引きって感じかな。きっと最後は高野(松岡茉優)がしてやったりの何かをするんだろうなと思ったら…やってくれた(笑)>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

4.3

アメリカで新たなスタートを切る家族の物語。不器用なお父さんと風変わりなおばあちゃんが良かった。心臓の病気を持った弟くんが強くなってゆく姿が、家族が悩みながらも支え合い逞しくなっていく姿に重なっているか>>続きを読む

劇場版ポルノグラファー プレイバック(2021年製作の映画)

3.8

原作は既読。後半、木島先生が久住くんに整理のついた気持ちを伝えるシーンにほろっとしました。漫画では泣かなかったのに。傷つけあいながら愛する想いにもがくふたりの演技がとても良かったです。猪塚くんのガツガ>>続きを読む

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.0

息子・リッキーの遺したお店を立て直すお話が軸ではあるけれど、メイベリンママのちょっとした青春物語でもあるように感じた。リッキーの恋人やクイーンたち、サンフランシスコで知り合った人たちと心を通わせていく>>続きを読む

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.0

大人の絵本のような人魚ラブファンタジー、人魚もののこういう切なさがとても好きです。
OPとEDを劇中のポップアップ絵本を連想させるアニメーションで繋げる編集がとてもかわいいし、色彩豊かな映像と音楽もす
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

とてもとても良い映画!さすがは西川監督!役所さん演じる三上がとにかくリアル、だからこそ作品自体の輪郭が超極細になり現実的でした。
三上が育った施設で泣くシーンに、やっときちんと泣けて辛い事実を受け入れ
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天空の結婚式(2018年製作の映画)

3.7

想像していたのとはちょっと違ったけど、個人的には好みの作品でした。天空の村の映像(ドローン撮影かな?)は美しく壮観。
好きがあふれたプライベートビデオ風のオープニングがとても良かったです。少し弱腰な甘
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

綾野剛は大好きでして、間違いなく剛ちゃんの代表作のひとつとなる映画です!ヤクザの世界に身を置きながらも、どこかナイーブで優しさがにじむ素晴らしく良い役でした。ラストのモノローグが涙を誘います。
舘さん
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

4.0

ちょっとしたユーモアとさりげなくも心の奥を揺らすセリフがすてきな映画で面白かったです。気難しいけど意外と素直なアンヌ、不器用にもギヨームに心を少しずつ開いてく展開が良かったです。友情というか人間性と匂>>続きを読む

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.5

原作は数巻のみ既読。何て言うか…映画としてのさんかく窓の世界観を一生懸命表現しようとしているのがすごく伝わってきました。CGや映像はもちろん、黒い衣装でまとめて白や赤系の差し色を効果的にしたりとか。全>>続きを読む

詩人の恋(2017年製作の映画)

3.8

想像していた内容と違っていましたが、これはこれで興味深く観ることができました。
詩人は出会ってしまったんですね、放っておけない心揺さぶられる人に。彼が壊れないための一人に自分がなりたかったのかなと思い
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.5

史実に新解釈を盛り込んで、現代語で崩した歴史コメディ。単純に笑ってばかばかしくて楽しく観ました。設定が変わってるからか、衣装はきちんとしてたなぁと。役者さんたちのアドリブ合戦、ムロさんの前では大泉さん>>続きを読む

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

4.3

友人と鑑賞。とてもおもしろく考えさせられました。(道民です)ドキュメントタッチなので、リアルさが強いです。カントくんの成長してゆく内面の揺れ方がとても良かったです。本人のインタビューを見たけど、演じな>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.5

実話ベースの物語、おもしろかったです。二宮くんにはぴったりの役ですね。弟が奔放だとどうしたって家族のなかで一番大変なのが兄、妻夫木くんのお兄ちゃんがとっても良かったです。吹雪ジュンのお母さんもすてきで>>続きを読む

ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.2

原作は未読。ちょっと想像してた感じと違ったかな。事件の深みが物足りない気がしました。映画の時間枠じゃ無理だったのかな…勿体ない。OPからシリーズ化狙い?と思えたりも。
綾野剛が好きなので、刑事&父親役
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.8

原作は既読&鑑賞前再読。原作の構成を踏まえてなのか、主軸の話を現在と過去のエピソードでサンドした流れ。BGMをふんだんに使ってて、タンゴ調やワルツ調の音楽はノスタルジックさを醸し出して作品に合ってたと>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

優ちゃんの演技が観たくて鑑賞。戦時下のお話なので全体的に重めで、舞台みたいな台詞回しを感じました。衣装も上品で、可愛い洋装も勝負服の着物も素敵でした。一生くんのスーツ姿もカッコよく良き!優ちゃんの一途>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.2

原作は未読、友人と鑑賞。
ベースの事件を知っている世代なので、観賞後は友人と、あれは…と確認しあいました。とてもおもしろかったです。エンタメではあるけれど、しっかりとした社会派映画で見応えがありました
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

原作は未読、アニメは大体視聴、夫氏と鑑賞。
おもしろかったです!戦いの盛り上げ方が凄くて、観てて手に力が入ってしまった!あまり泣かなかったけど、煉獄さんのところではさすがに少し泣けましたね…。主題歌「
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.5

原作は未読。ぼろ泣きしながら考えさせられ、私も子どもがいないから響くものが強くありました。
そしてさすがは河瀬監督!海と光の映像の美しさはもちろん、ドキュメントタッチな部分もあり、観ていて一旦冷静にな
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

友人と鑑賞。すごくおもしろかったんだけど、難しくて早々にわからなくなりました(笑)なのでアクション映画として楽しむことに。展開が早くて逆行の足跡(伏線)を、たぶん拾えきれてないけど、愛と正義なアメリカ>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

テーマ曲の切ないピアノの調べがここぞという時に流れて、まんまと泣いた泣いた💦💦久しぶりに草なぎくんの演技を観たけどやっぱり上手いし、本人も演じることに飢えていたんじゃないかなと思えたくらいの凪沙役、す>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.0

ドラン監督映画を観るのは2作品目です。キスから変化したさまざまな二人の感情を、独特の美しい映像で表現されてて驚くばかり。好きなシーンたくさんありました!センスというか美意識の高さというか…ほんとにもう>>続きを読む

チィファの手紙(2018年製作の映画)

4.0

「ラストレター」は鑑賞済。舞台を中国に季節を冬に変えた作品。日本版と比べると少し設定も違い、テンポが早く感じたかな。音楽は岩井監督が手掛けたからか、岩井ワールドをより強く感じました。
チィファ役の女優
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.5

原作は既読。オープニングで、あぁこれ切なくてダメなやつだ…と思ったら案の定でした。
成田くんの小犬っぷりがほんとによかったし、大倉くんのずるくてひどくてなに考えてるかわからない感じも、それぞれの女優さ
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.5

エミリオ・エステベスがあまりにも懐かしくて観ることに。コメディ色が強いのかと思いきや、しっかり社会派でした!
別の図書館ドキュメンタリー映画を観ていたので、図書館のありようが日本とは違うのは知っていま
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.8

友人と鑑賞、原作未読、ドラマ未視聴。
ヤンキーやツッパリ、あの時代が分かる世代なので、ツボる部分が多かった。短ランとか長ランとか懐かしかったな。あと歌も(笑)
アクションシーンも意外ときちんとしてたし
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.8

観る予定ではなかったのに、急に興味が湧いて。犬がきっかけとは言え料理家の奥さんと動物カメラマンのご主人だからこそ始められたと思うし、あそこまで大きくてオープンでオーガニックは凄いと思う。究極の農場と言>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

チラシやレビューを見て気になったので。ドラン監督作品は初めて。
ジョンと子供ルパートと大人ルパートの話がくるくる入れ代わる作りだけど、繋ぎがなめらかでいつの間にか引き込まれて飽きることがなかった。内面
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