さみさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

さみ

さみ

映画(218)
ドラマ(0)
アニメ(0)

新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

(日本アカデミー賞受賞によるアンコール上映)本公開・再上映、二度観そびれていて三度目の正直でやっと。
すごく面白かったし恐ろしかった。自分もその国民の一人なのかもしれないと思うと、何を信じていいのかわ
>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.5

3.11東日本大震災 福島第一原発の当時の現場、事実にもとづく作品、原作は未読。
最初から息が苦しくなってしまう。観られない人もいるかもしれない。ただこうして日本で生きていられるのも、この時現場で命を
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

友人と鑑賞。予告でワンカットと聞いて、本当か??と。レビューにもありますが細かく言えばワンカット風でした。が!!素晴らしく面白い!臨場感緊迫感一体感、戦争映画をこんな風に撮ることができるんだ、観客をこ>>続きを読む

ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.5

ちょっと流れを掴むのに苦戦してしまった💦ユダヤコミュニティの中で過去に恋に落ちた女性同士の再会。くすぶって忘れられないままだったから、燃えきらないとダメなんだなぁと、二人のキスシーンの熱烈さにそう感じ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

友人と鑑賞。久々の韓国映画、話題通りとても面白かった!一人また一人と裕福家庭に入り込んでいくキム一家のチームワークがなんかすごかった。ストーリーの速度がいいんだと思う(観てて置いていかれない)。ジャー>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

友人と鑑賞。あぁ終わっちゃったなぁというのが素直な感想。レイの素性も判明して、なるほどそういう光と闇、ジェダイとダークサイドなのねと。ルーク三部作世代だから感慨深い結末、最後らしく色々総出演だったし。>>続きを読む

his(2020年製作の映画)

4.0

作品のベースはLGBTだけど、結局は人間関係なのだなぁと。人の優しさや人を思いやることを考えさせられるとても良い映画だった。予想外にボロ泣き💦シンプルな気持ちをだからこそ難しい気持ちを、登場人物の台詞>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.5

旦那氏と鑑賞。思ったより面白かった。レビューにもあるけど確かに1・2作とは感じが違ったかも。カイジが底辺のカリスマみたいになってた気がした(笑)そもそもカイジは頭いいしね。福士くんの感情的饒舌多弁演技>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

5.0

大大大ファンの岩井俊二監督、今作も素晴らしく感動…当然の星5。色々書き語っておく。

岩井作品に福山くんどうかな?と思ってたけど侮ってた…こんな雰囲気も持ってたのかぁー!ってなって、森七菜ちゃんが納得
>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

友人と鑑賞。実話の映画。車の知識が薄いので当然モータースポーツも詳しくなく…ですがレースシーンは迫力あるしエンジン音が身体の中に響きわたりました!(ドキドキした💦)
実話だから人間ドラマも奥深かったで
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

「午前10時の映画祭ファイナル」より
久しぶりに観たけど心の底からの良い映画。本当に素晴らしい!初公開時とはまた違う形で胸に響きもちろん泣いたよね…💦自分が年をとったせいもあるから余計💦
必死に生きる
>>続きを読む

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

思っていたよりも淡々に、解りやすい言葉以外のもので、心と体を剥がしあいながら恋に落ちたふたりが描かれていると感じました。真理を突くような台詞がいくつもありハッとさせられました。
ラッセルの優しさとグレ
>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.2

原作は未読。思っていたのと違っていて驚きというか、んーーというか。ラストも容赦ない…のかな。むしろ原作の内容が気になった鑑賞後。
犯人は早い段階で気づくし、明智ホームズくんが…だったので、これは浜辺美
>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

4.0

周防監督作品は好きなのでよく観ます。
面白かったー!弁士役の皆さんそれぞれの活弁が素晴らしかった~。主役の成田凌くん、かなり練習したんだろうなぁ。永瀬くんはオイシイ役だし、音尾くんはピッタリだし、竹野
>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.8

友人と鑑賞。ウィレム・デフォー久々でしたが流石ですね。弟テオには甘えんぼうさんで実にかわいかった。やっぱりテオは特別なんですね。画家である自分を信じきって、一筆一筆真剣に色をのせ描く姿に静かなる迫力が>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.2

原作は未読。最後はポロポロ泣きました💦事情を抱えてない人なんていない…まさに。ただ言わないだけ言えないだけ。
鶴瓶さん・綾野剛・小松菜奈ちゃん三人ともすごく良かった!小林聡美も良かった!ちゃんと見てく
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.5

友人と感賞、原作は未読。
ふたつの物語で構成された作品なのかな。とにかく重い、村八分が恐すぎる…!役者さんそれぞれに役がぴたりと当てはまっていた。(綾野剛と片岡礼子が好きなのです)
楽園が場所そのもの
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

友人と鑑賞。バッドマンの世界観が大好きで、ジョーカー役がホアキンなら観るしかないやつ…ジョーカー誕生の物語、スゴかった…。
ラストのアーサーの言葉とthe endがこの作品のオチで、あくまでも喜劇であ
>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

原作は未読。この映画は原作とセットで楽しむ作品かなと感じました。映画単体では物足りなくてもったいない。
ピアノ演奏は本当に素晴らしい!!体が動きそうになるほど。登場人物それぞれの演技も!ピアニスト4人
>>続きを読む

英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

3.5

思っていたよりもおもしろかったです!嘘と言う名のエリザベットの妄想レター、とても楽しかったしちゃんと考えてるなぁと。お姉さん、妹のために頑張った(笑)あとエリザベットと大尉の衣装がとってもかわいいしオ>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

<午前十時の映画祭>にて。
リバイバルされる度に観そびれていた名作をやっと!
タジオの絵になる美しさ、容姿もそうだけどあのポージング!振り向く笑顔は罪な天使…私にはもうリアルジルベールにしか見えなかっ
>>続きを読む

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーはあまり観ないのですが、予告を観て面白そうだったので。長丁場、休憩の入る映画なんて何年ぶり?!(笑)
ナレーションはなく、図書館付近の四季の風景や図書館の様子を差し挟みながら、著者の講
>>続きを読む

よこがお(2019年製作の映画)

4.0

じわじわと、人の心のよこがおが炙り出されてゆくような感じ。嫉妬とか嘘とか復讐とか衝動とかが突飛ではない範囲の中での展開だからリアリティがある…怖いと言うのとは少し違うかな。なぜこうなって今ここにいるの>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

友人と感賞。これは、すべてラストのための壮大な伏線?!と途中で思いました😃タランティーノ監督の好きなもの&ブラピとレオ様のための映画、いいですねこういうの、楽しくて!最後にタイトル出してきかたが、ああ>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.0

笑ってまさかの泣きもあって、とっても楽しめた!良かった!サウナも面白かったけど、お祭りと花火のシーンが私は好きだな~😊お祭りの甘々三種アイテムでラブ💕だったのに、花火が終わる淋しさをあんな風に重ねてく>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この映画の中だけで言うならば、堕天使の罪と片思いの話かなって感じた。悪だからこそどんどん美しくなる、なのに純粋さも失わないからタチが悪い。罪を犯すときだけ回路が変わるような…。
そしてカルリートス役の
>>続きを読む

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.0

面白かったーー!矢口節ミュージカル・ロードムービー・コメディ、流石です!ちょっとした伏線を回収しながら周りを巻き込みながらの展開が楽しかった!細かいことを気にしちゃダメな作品。一緒にノッて観るのがいい>>続きを読む

命みじかし、恋せよ乙女(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

樹木希林さんの遺作とのことだったので観てきました。(…って言う人多いはず、現にそんな客層だった)
最後まで感覚の映画、観る人を選ぶ作品ですね。展開も途中からなんとな~く解ってしまいました。
希林さんの
>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.5

パリの風景やアパルトマン、まろやかなフランス語…フランス映画ど真ん中の作品、とても良かった✨
突然の残酷な出来事、不意に悲しみに襲われ泣いてしまうダヴィッドやアマンダの姿にうるっとした。自転車のシーン
>>続きを読む

Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

時として人の優しさは苦しみに似たものにさえなる…観ていて、痛々しいから胸が苦しくなってしまった💦思春期の焦燥感も拍車をかけ、ララの気持ちのギリギリが強く伝わってきた。
ララの意思の強さ、我慢強さ、大丈
>>続きを読む

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.5

想像してたのと違って兄弟愛のお話だった!ホアキン・フェニックスも久々。
わりと淡々とした流れ、でも撃ち合いのシーンは容赦なく、そしてラストはまさかのハートフル。(カメラワークの演出が良かった!)
無く
>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.8

誰もが何かを背負ってる、ただ言わないだけ。働き生活する日常を淡々と描いた作品。自分の居場所がある、見ていてくれる人がいる、ささやかな救いがあることこそ希望の灯りなのかなと感じた。
時折挟まれる、無口な
>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.8

アカデミー外国語映画賞を受賞したので。70年代メキシコ、家政婦とその雇用主一家の物語。ひたすら淡々とモノクロで描かれる作品。そのモノクロも温かみがあるように感じた。
ラストの海のシーンの撮り方が素晴ら
>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【スガイディノス札幌閉館リバイバル上映】

本上映の時見逃したので。実話を元にした作品、凄く良かった~💦笑わせて驚かせて、最後に泣かせる。ラストは予測できるんだけど、演出が素晴らしい。ドリスの満足そう
>>続きを読む

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.5

この原作は未読。最後の方まで犯人、わからなかった~。最後の最後で畳み掛けてきたよね。退屈は罪深い。

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.5

とにかく不思議なストーリーだった。聖書に何かしら関係しているような…設定の素地になってるのかな??
ラザロの瞳ときゅっと結んだ口もとが印象強かった。欲しがらず望む者に与えるラザロ、純粋すぎて怖くなるほ
>>続きを読む