甘酸っぱい恋、青春！初々しい夏帆と岡田将生が最高に可愛い！田舎の夏の匂い、気になる子への恋心、女友達との距離感。気にしいで鈍感で素直で。そんな女の子がおとなの階段を昇りはじめる前の、ひと夏。恋とは縁が>>続きを読む
文化祭前日、即席で組んだガールズバンド、小さな恋。駆け抜けていった青春ほど、心に残るものはない。そうだ、一枚絵にはならない時間を生きてるから、青春はキラキラしているのかもしれない。
素直な気持ちは言>>続きを読む
生まれてすぐ離れ離れになった母を追いかけてゆく、ひと夏の旅路。やさしい人たちとの出会いと受け入れがたい現実を、涼しげであたたかな久石譲の音楽が包み込む。
日本の夏は、こんなにも美しかっただろうか。金>>続きを読む
大型船の転覆事故で海に放り投げられた、一匹の虎と少年。生還までの227日、その道のりには、想像を絶する物語があった。
美しい映像を浴びる一作なのか、宗教的な観念のメタファーから考える一作なのか。すべ>>続きを読む
コロナの予言だー！と噂の本作ですが、現況や進行がそっくりで驚きました。こういう映画作る時ってあり得ないことをあり得るように見せるために、事実を総括的に洗い出しているんだろうなと思い、鑑賞。ひとつのスト>>続きを読む
「ぶっ壊れなきゃ、生きてけない。」訴えるように大きく羽を広げて舞い踊る姿は、不気味にも見える一方で、彼女の危うげな美しさを映している。さまざまな事情を抱えた人たちが過ごす、職業訓練校。そこに通う仲間た>>続きを読む
安保闘争が終結を迎えた頃、活動家たちの思想に影響されて己も何かを成し遂げたいと強く願った若者たちがいた。一人はジャーナリスト、もう一人は革命家を目指す学生だった。他人の信者になる人、革命の姿勢を貫く人>>続きを読む
14歳の頃、非行の道に走った友人がいる。ただ頭が金色になっただけで、中身は全然変わらなかった。だからずっと変わらず、仲良くしていた。卒業式の朝。見慣れぬ男の人に囲まれて原付きを走らせている彼女は、まだ>>続きを読む
器用なイタズラ好き、ボイパ炸裂男、銃狂い、か細い声しか出せない小柄な女、壁をなぎ倒す大男、スタイル抜群の鬼女教官…個性あふれる見習い警察官たちが街で大暴れ？！
80年代アメリカンコメディの王道らしい>>続きを読む
最後の独身を満喫する、ラスベガス。酒を煽り、女を口説き、盗みをはたらく。翌朝、目が覚めたら、花婿の親友が消えていた？！絶体絶命の大ピンチ！果たして結婚式には間に合うのか！？
お酒を飲んで記憶をなくす>>続きを読む
大金持ちと貧乏の立場が入れ替わったら、ひとはどうなるか？世の中を自分の眼でちゃんと見てきた人間は、どこに行っても生きられるのね。
美女が空港に置き忘れた鞄を届けに、何千kmもの旅路へ出たらとんでもないことに？！ロイド扮するジム・キャリーがドタバタ大騒ぎ！たっぷりの変顔とコントをご覧あれ！
品はないですが、わたしはテッドより好き>>続きを読む
結婚だけが女のしあわせじゃない、けれど。友情にはない何か、恋をした者同士にしか見えないものはある。はじめから終わりまで幸福、なんてあり得ないけれど、その感情を知ってるのと知らないのとではきっと、人生の>>続きを読む
人格面で多くの問題を抱え、仕事に一途。スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグのような天才は、凡人には理解できない言動が多い。常識を逸脱しているからこそ、天才なんだろう。彼らの作り出すものは、常に>>続きを読む
断言しよう。初恋の「つづき」が楽しいのは、フィクションの中だけだ。ぼんやりしてて、憶測ですれちがって、うまくいかなくて。それが初恋の甘くて、苦くて、やさしいところ。だから、いい思い出は追わずに、大事に>>続きを読む
モデルなら誰しもが撮ってもらいたいと願う写真家が女にもてはやされている今の生活に飽き、旅にでも出ようかと考えていた時、公園でとある女を目撃。思わずシャッターを切ってしまう。
(なにこれ！何言っとるの>>続きを読む
生きる気力を失った精神病患者たちが、ひとりの男の登場で、生きる希望を取り戻していく。ヒューマンドラマの傑作。
小さな楽しみを見つけること。欲望と向き合うこと。抑圧と解放の狭間で苦悩すること。周りに期>>続きを読む
50億の人類を滅ぼしたヤツは誰だ？！正体を探るタイムトラベル！未来と過去を行ったり、来たり。狂ってるのは自分なのか？それとも、周りなのか？
まるで時勢を映したようなウイルス感染モノ。気の狂ったテリー>>続きを読む
すべてを見透かすような大きな瞳、翻弄する唇、なぞりたくなる輪郭。そのすべてに、揺れ動く女心を映し出す。美しすぎるペネロペが、ここに。
ある時は、一糸纒わぬ姿でベッドに横たわって。ある時は、ヘップバー>>続きを読む
終わらない復讐。凄まじい戦慄。15年間じぶんが監禁された理由を解き明かしていく、韓国ミステリー。ショーシャンクの脱獄を思い出すはじまりから、エンディングにかけて幾度も襲いかかる、狂気の連続。グロ描写に>>続きを読む
ジェームズ・ボンドか、キングスマンか。そう聞かれたら私は、「ボンド」と答える。スーツをビシッと決めた英国紳士が、裏では世界を救うスパイをやってる。この企画自体は面白い。
ただ、派手なアクションと引き>>続きを読む
実はわたし、元銀行員です。チーフ、いい人過ぎて泣ける。書損処理、伝票記入、札勘すべてが懐かしい。大島優子が言っていたように、一挙手一投足見られてるのはホント。ブランド品は極力身に着けない、なんて常識。>>続きを読む
自国を誇る国民が多いのは、ウィンストン・チャーチルがいたから？「成功も失敗も終わりではない。肝心なのは、続ける勇気だ。」言葉の魔術師とも言われたウィンストン・チャーチルが、ヒトラーからの侵攻を受ける崖>>続きを読む
元映画スターによるブロードウェイ初演出・初主演、その幕が開ける。舞台初日が迫るにつれて現実と役柄が入り混じり、狂気に染まっていく姿は、まるでブラックスワンのようだ。終始鳴り止まぬドラムは、愛と真実の合>>続きを読む
淡く愚かで美しい、初恋。生きる歓び。儚い願い。襲ってくる絶望。その耽美さを文学・哲学とアートを混じえて描いていく。
同性愛でも異性愛でも、初恋ってみんな一緒なんだな。
吸い込まれそうになる瞳、わた>>続きを読む
スペインの女は激しい。捨てられたと悟れば、ある者は電話線をちぎって窓ガラスに電話機を投げつける。ある者は、バイクに跨がり、追い詰めたあげく銃を突きつける。浮気する方もアレだが、どうもスペインの女を裏切>>続きを読む
アカデミー賞7冠！あなたもきっと騙される！詐欺で稼いできた男が親友を殺されたことをきっかけに仲間と挑む、大逆転復讐劇。登場人物が多いのに、話が複雑にならないのは、秀逸な脚本の組み立て方にある。繊細な仕>>続きを読む
ホントにあった連続殺人を題材にした、サスペンス。なんと結局、犯人がわからないまま、終わりを迎えるんですね。その理由は、未解決事件だったことにある？（ちなみに事件から30年以上経った昨年、ついに犯人が見>>続きを読む
古代ギリシャを舞台にした、ショーシャンク的胸熱ヒューマンドラマ。現実に打ちひしがれ悲嘆にくれても立ち上がる、スパルタカス。一片の希望を胸に、自由を手に入れるべく幾多の戦いに挑む眼差しがカッコいい。>>続きを読む
殺人キラーが人形の中に魂を宿して、人を襲う話。チャッキー、懲りなくて可愛い。無表情な日本人形は怖いけど、チャッキーは表情豊かで割とどんくさくていいね。
世の中にはいろんな母親がいる。男でも女でもない母親、女手一つで育てる母親、麻薬中毒の娘を持つ母親、未婚の母親、秘密を持つ母親、母親と仲違いした母親。未婚の母となったとき、「女にしかわからないことよ」な>>続きを読む
昏睡状態のバレエダンサーと、女闘牛士。その二人を見守る看護士と新聞記者。一方的な愛に思わず辟易してしまう。率直にきもちわるい。なのに、なぜでしょう。美しすぎるピナ・バウシュのバレエに女たちの生き様、流>>続きを読む
「ゲットアウト（出ていけ）！」の意味がわかった瞬間、よくできた映画だ、、と感心してしまった。黒人差別映画と思いきや、黒人礼賛映画、故のホラーという見たことない設定。支配と従属。自分の内側に潜む魔物の存>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
インセプションの恋愛ドラマみたいな映画。夢から抜け出せないように、濃厚な思い出から人はカンタンに抜け出せない。無意識と意識のあいだで胸を締めつけるような葛藤。一度愛した人を、二度愛する歓び。恋愛の記憶>>続きを読む
■忘れられない恋。時計の針が動き出す時。
呆れるほど優柔不断で、精神が脆弱。そんな相手をいつも強い自分になって支えようと思う。ホントは愛されたいと願う気持ちを、胸に秘め続けながら。
感受性のやわらか>>続きを読む
■世にも奇妙なおふくろの味
ワインと野菜と人肉が並ぶ食卓、地球のどこかにはありそうだ。好きな女の子と母親の顔が似てるんだけど、似てたのそこだけじゃなかった…。日常が狂いはじめると、狂気なことでも鈍感に>>続きを読む
