ぬーたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

ぬーたん

ぬーたん

映画(1439)
ドラマ(111)
アニメ(0)

ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

この作品ほどあらゆるシーンが記憶に鮮明に残ってるものはないのではないか。
それほど当時は衝撃的だった。
キャメロンの手腕。

サラが前回とはまるで違い戦士に成長してるのと敵役のクールさ非情さが実に良い
>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

4.0

チョイ悪・エロいテッドが好き。とにかくテッドが可愛いし夢がある。マークとミラも良かった。ストーリーは後半、ハチャメチャになるけど、テッドの可愛いらしさでもう十分です!

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.5

松田優作が命を削って演技した。
健さんも実直な警部を見事に演じた。
2人共鬼籍に入ってしまい淋しい。。
良心のかけらもない非情な佐藤をセリフでなく体と表情で演じきった優作はすごい。
アンディ、マイケル
>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

予告で流れる曲は美しいメロディーの『She』で『ノッティングヒルの恋人』のテーマ曲。
内容は対照的な映画なのに、粋なことするなぁ。

先ずはロザムンド・バイクが美しい悪女を好演。
ベンも役にピッタリ。
>>続きを読む

薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.0

映像に古さは感じるけど、元々かなり古い時代設定なので気にならない。
僧院の不気味で重々しい雰囲気が殺人事件にぴったり。
ショーン・コネリー演じる修道士が聡明で勇敢、クリスチャン・スレーターは師を慕う怖
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

5.0

ここ数年で衝撃度No. 1の映画!謳い文句に誘われて映画館へ。謳い文句に偽りはなかった、むしろもっと謳えと言いたいくらい。観てあまりの衝撃に口がアングリ開いて終わってもなかなか席を立てなかった。エンド>>続きを読む

リスボンに誘われて(2012年製作の映画)

5.0

一冊の本との出会いが、何故か彼を旅へと駆り立てた。
出だしからミステリアス。
本の持ち主を尋ねる旅はアマデウという一人の男の人生を辿る旅へ。リスボン。素朴で素敵な街だ。やがて明かされるアマデウの人生は
>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.5

これは是非、予備知識なしで観て欲しい作品。
亡き息子の心を探るように、遺した音楽を蘇らせる父。
父役のビリー・クラダップの演技と歌が素晴らしい。
親の苦悩が突き刺さる。

敢えて難題を突き付けた、名脇
>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソンの独特な世界。監督、とにかく個性の塊。かなり前のこの作品から既にこれ以降の作品の軸が確立されていたことを実感。色彩(特に赤)や小道具、細かな所までのこだわり!映画としての出来以前に>>続きを読む

扉をたたく人(2007年製作の映画)

4.0

俳優も内容も地味だけど心打つものがあった。
リチャード・ジェンキンスが重厚な演技。
妻を亡くして以来、情熱を失い無気力に生きて来た彼が、断った後に追い駆け、演奏を聴きに行き、そこから少しずつ変わってい
>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

3.9

美しく芸術的な作品。
コリン・ファースが切なく苦しい心情を見事な演技で圧倒した。
ジムとケニーを演じた2人の俳優が純粋な青年を綺麗な目で優しく穏やかに演じ好感が持てた。
デザイナーであるトム・フォード
>>続きを読む

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

4.0

幸せ探しの旅というベタな設定だけど、計画のない旅は夢があって良い。ただ中国では金持ちに奢って貰い浮気心も、次のアフリカからは昔の友達に会いに行く、目的ある旅になってるし。途中でメモする幸せとは・・・の>>続きを読む

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.5

単調なストーリーだけど、飽きることはない。
コリン・ファースは演技が上手でダンディーだし、エマ・ストーンは大きな瞳で綺麗。
百年近く前のヨーロッパが舞台で、当時の衣装が素敵で釘付けになる。
コリンはス
>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.0

ラグビーで国民の愛国心を高め国を1つにしていこうとする大統領。その過程が丁寧に描かれている。モーガン・フリーマンは温和ながら強い意志を持ったマンデラを熱演、マット・デイモンも出過ぎない自然な演技で良か>>続きを読む

誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.5

ローレンス・ブロックのマット・スカダーのシリーズは『八百万の死にざま』『暗闇にひと突き』などが印象に強い。マットはアル中だが愛すべきキャラ。リーアムはイメージにピッタリで渋かったが、最近はこの手の作品>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.5

クスリと笑えて普通に面白いし最後まで飽きないけど、2時間ドラマで十分?という程度のドタバタストーリー。往年の二枚目スター、藤竜也と近藤正臣が味のある熱いジジイを好演していて、嬉しくもあり、年月を感じて>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

5.0

最高に面白く良く出来ている。これは劇場の大きな画面で観たかったと後悔。開始数分で期待でワクワクさせられる。マジックというだけで楽しいのに、豪華な演出と仕掛け、スピード感があり、釘付け。主役のラファロ、>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

4.4

28年前の作品なのでファッションや電話など古さは否めない。ダスティン・ホフマンは言うまでもなく素晴らしいが、トムも感情の変化などの演技が負けていなかった。トムが若くて美しく見とれる。レインマンでメイン>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

公開当時は衝撃を受けたしストーリーを覚えているにも関わらず、再鑑賞もラストまで引き込まれて観た。何も知らないトゥルーマンに感情移入しまくり心の中で応援しつつ。シリアスでもコメディーでもその都度、表情豊>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.5

早口セリフが聞き取り難く分かり辛い。特に前半は何度か巻き戻しつつ観た。字幕があったのは知らなかった。これはもう大泉洋あっての作品で、ヤクザ相手の早口セリフとはちみつ浣腸のシーンは楽しかった。欲を言えば>>続きを読む

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

4.4

①強盗編・ライアン・ゴズリング。
マッチョな体にブルーの瞳にタトゥー。全てかっこいい。バイクシーンが迫力あり、特に逃走シーンはスピード感有。
②警官編・ブラッドリー・クーパー。主演が変わる。育ちの良い
>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

スパイ映画は好きなので期待大で観た。
テーラーの隠し部屋、武器の仕掛けやお洒落な小道具等は、夢があって良い。
教官役のマーク・ストロングは渋くてコリン・ファースと2人、イギリス紳士らしくスマートでかっ
>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

ド迫力&大音響&ハイスピード。
早見かと錯覚する程のスピード感にはビックリ。
全編、ハイテンションでラストまで突っ走る。
トムとセロンがかっこいい。
女性達が美しくおばさん軍団が逞しい。
ひたすらデス
>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.6

壮大で過酷な『ゲーム』が始まる。
次々と変わる展開に、一体誰が味方なのかハラハラする。
暗証コードやサインしたりと無防備過ぎてリアリティーに欠けるが、追いつめられるとそれも有りなのかも。

マイケル・
>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

5.0

何度見ても笑える。良く出来た、凄いコメディー。
コミカルで大袈裟な動きとダジャレ。愛犬までマスクをかぶって変身してしまうのが面白い。そのくだらなさがラストまで全く緩まずブレてなくて、何も考えずひたすら
>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.5

前作2作とは別物と捉えたい。
マイケルは毒気も抜け、ドンとしての威厳も感じない。
今作ではトムが居ないのが残念。手下や他の脇役も印象が薄い。
ヴィンセントを演じるアンディ・ガルシアが美しく素敵だが、3
>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

『ゴッドファーザーPartI』に続くマイケルと、若き日のヴィトが描かれている。デ・ニーロは若く鋭く美しい!冷静で穏やかな内に秘めた情熱と野心とダークな部分を見事に演じていてPartⅡでは主役と言える。>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

言わずもがな、の名作。
何度観ても引き込まれる惚れ惚れする作品。
初見時は馬やルカやソニーのシーンに衝撃を受けた記憶があるが、今はゴッドファーザーの威厳と優しさと家族愛に感動。
マーロン・ブランドの素
>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

ラストシーンはこの映画が一番!よくあんなラストを考えたなあ。
号泣でした。気持ちいい号泣でした!
それから何度も観たが、その度に新たな感動がある、素晴らしい映画。

村中の人が映画館に集まり、映画を観
>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.0

どら焼きのあんの話と思いきや、ハンセン病の苦しみや悲しみを描いた社会派作品。
つらい主題を甘いあんに包んで上手く自然に持っていったのは見事。
樹木希林の、役に入り切ってる迫真の演技、殆ど素の様に見える
>>続きを読む

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

3.9

デンマーク映画。『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミーが主役。
よくあるサスペンス物かと軽い気持ちで観始めたら、とんでもない凄いストーリーの作品だった。
これが自分だったら・・・と考えながら、すっか
>>続きを読む

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

4.1

デ・ニーロは角が取れて演技も一番脂の乗った良い頃。『ミッドナイト・ラン』よりも更にコメディー要素強く、笑える。感動もあるし、全く飽きずにラストまで観れる。まだ若かったショーン・ペンとデミ・ムーアが初々>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

4.4

独特の世界にすっかり魅せられた。
アメリが可愛くて個性的。
妄想・いたずらで楽しく笑わせる。
舞台がパリでモンマルトルや駅、カフェに石畳の道。
それだけで十分魅力的だが、小物や部屋、グリーンとレッドを
>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.0

上質なロマンティックファンタジー。ノンフィクションとかドロドロした作品が多い昨今、こんな映画も新鮮でたまに良い。飽きずに楽しく観れた。ブレイク・ライヴリーが上品で繊細な美しさ。彼氏役も好演。ハリソン・>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.5

レオ演じる主人公の、妄想・幻覚と現実が交互に表れる。
嵐の島での激しい展開に疲労を感じつつ観て行くと…。
オチとも言えるラストの凄いセリフまで2時間、ノンストップで観入る作品だ。
レオの迫力ある演技に
>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.4

何事も起こらない地味な作品だが、心に沁みる。
広大なアメリカの大地、赤い砂漠の砂埃、生きる事に精一杯の人たち。
そこに突然現れた太ったドイツ女性(良い女優さん)と設定が上手い。
名優も出てなくて単調な
>>続きを読む