ぬーたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

ぬーたん

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アントマン(2015年製作の映画)

4.0

面白かったが、蟻の大群が苦手だった。
オープニングで、最近一気に老けたマイケル・ダグラスが昔の若さで登場して驚いた。
CGを駆使した映像が素晴らしく引き込まれた。
こういうヒーローを作る子供心のアイデ
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ロンゲスト・ライド(2015年製作の映画)

4.3

スコット・イーストウッド主演。口元と笑顔が若きクリントにそっくり。マッチョで爽やかな好青年。ブリッドは可愛い。ジャック・ヒューストンは有田にしか見えない^^;『ボードウォーク~』のハーロウ以来、魅力あ>>続きを読む

閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.0

二転三転する構成はあざとさも感じるが、やはり楽しい。素直に面白かったと思う。『ユージュアル・サスペクツ』に似ている。隊員を演じる役者に個性がなく、嵐と暗さで更に識別不能だったのが残念。腑に落ちない箇所>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

役作りで体を絞り頬がこけたジェイク・ギレンホールが、更に目が強調されてギラギラしている。良心や倫理観を失くした主人公を恐ろしく熱演。特に悔しくて鏡に吠える姿はサイコティック。ここぞの時に髪を結えたり、>>続きを読む

あの日 あの時 愛の記憶(2011年製作の映画)

4.5

マイナーな作品に思いがけず感動させられた!
ホロコースト物は観るも辛いが、成功する安心感で観た。
戦争に引き裂かれ再会するのは『ひまわり』を思い出す。
全編通して暗く淡々としているが、ぐいぐい引き込ま
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

軍事兵器製造の天才社長がアイアンマンになったいきさつが丁寧に面白く描かれている。
正義と勇気と才能と有り余る財を持つスーパーヒーロー。
かっこいいに決まってる。
ロバートが役にぴったりで完璧。ジェフ・
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

アイディアが面白い。
アン・ハサウェイの部下にロバート・デ・ニーロ。そのキャスティングだけでワクワクと期待する。

前半は仕事中心で2人のやり取りが面白かった。しかし後半はややメロドラマっぽくなり残念
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

4.5

ドイツ映画。
作品の素晴らしさ質の高さに感動した。
主演のアレクサンダーがハリウッドスターにも負けないイケメン。正義感が強い、悩みもがく検事を好演している。
記者や検事仲間など脇も地味ながら個性が良く
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.6

頬がこけてケバイ化粧のアンジェリーナ・ジョリーが時折、浅丘ルリ子に見えてしまう(^^ゞ
サスペンスなのにあまりワクワクしないのは、ジョニデが地味な役のまま終わるはずはないとの確信から。
この作品では適
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.0

アルゼンチン映画。
登場人物は、怒り恨み復讐し暴力的で自己愛の塊。
血と嘔吐と○○と品がなく時折直視出来ない映像も!
6話の短編で構成されているが、1話目からぶっ飛んでいて圧倒された。
2時間超えだが
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.2

SF的要素が高く、難解なストーリーで理解出来ない部分が蓄積され、最後まで感情移入が出来なかった。絵は綺麗だが、新海作品の最新3作を観た後では、グリーンなどの細かな所での粗さが気になる。空に雲、電車とプ>>続きを読む

ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)

3.2

『あなたは私を醗酵させる』って凄いフレーズだ。文学好きで妄想癖のあるパン屋のオジサンがなかなか個性的。俳優さんもピッタリだった。ボヴァリー夫人役の女優さんが見事なグラマラスな体で、官能的で見惚れた。好>>続きを読む

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.0

次男役の池松君が、普段は頼りないが実は心優しい次男を好演。ラッキーカラーで病院を回る姿にホロリ。長男役はどんな役もこなす妻夫木君がきっちりと。母親が陽気でやつれてないのがリアリティーに欠けた。家族其々>>続きを読む

ヒア アフター(2010年製作の映画)

4.4

霊能力者を信じないしオカルト的な作品は好まない為、観る機会を逃していた。流石イーストウッド監督。この題材でこんなにも素直で上質な作品を、丁寧に温かく作ってしまう。冒頭の津波シーンは胸が締め付けられた。>>続きを読む

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

4.0

イーストウッドが監督・主演に主題歌の作曲までやってのけた。中々良い曲で多才ぶりを見せつけた。執行迄あと数時間というタイムリミットの中、娘(実の娘!・可愛い)と動物園に行ったり、酒を飲んだりして、無罪を>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.2

実話ベースでドキュメンタリー風、全編淡々としてる。
メインの暗殺までが2時間超えで冗長に感じた。
マーク・ストロングは渋くて素敵だが、他の俳優陣にイマイチ華がない。

この作戦については、パキスタンの
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.7

実話ベース。冷戦下のドイツでの米ソのスパイ交換の話、面白くないはずはない。スピルバーグとコーエン兄弟のタッグにトム・ハンクスだし。確かに見応えはあったが、やや期待外れだった。実話を忠実になぞった地味な>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.1

何とも魅力的な作品だ。
クリストファー・ノーランの作品は好き。
2回観たが完全には理解しきれず、おそらくまた観る事になるだろう。

夢の中の夢、その中の夢、更に・・・多層構造で、これはもう夢のミルフィ
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.5

実話ベースというが、9.11は陰謀説も流れている。本も読んでいるが、一体何が真実なのか皆目分からない。陰謀説を信じているわけではないが、ユナイテッド93便は米軍に撃墜された可能性も否定出来ない。ノンフ>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

いかにもアメリカが好みそうなストーリー。SF娯楽大作としては十分楽しめた。ジャガイモの栽培に成功した時やNASAと交信出来た時はホロリとした。マットが体を絞り表情もやつれて、迫真の演技。歳と共に重厚な>>続きを読む

抱きしめたい 真実の物語(2014年製作の映画)

3.0

この話、観たことがあるなと思ったら、以前ドキュメンタリーを観ていた。こちらはラストがあっさりと描かれていたので救われた。メリーゴーランドのシーンが素敵だった。世代的に親の気持ちで観るため、苦しい気持ち>>続きを読む

カラスの親指(2012年製作の映画)

3.0

前半途中、居候辺りからくじけそうになったが『衝撃のラスト』というコピーに期待して何とか観る。村上ショージは芸人としては好きだが、セリフの多い重要な役は無理があったかな。あまちゃんたち3人も極端なキャラ>>続きを読む

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.0

実話ベース。ドキュメンタリーに近い作品。最近、ナチスに関する映画がやたらに多いし、絵画等の芸術品の強奪に纏わる作品も多い気がする。ヘレン・ミレルが辛い過去を内に秘め力強く生きている気丈な主人公を熱演。>>続きを読む

俺物語!!(2015年製作の映画)

3.8

漫画は面白いが実写は難しい気がしたが結構良かった。猛男が鈴木亮平と聞いて体格も年齢も無理があると思ったが、増量したり役作りに努力し見事好演。坂口君が砂のイメ-ジは保ったが演技はちょっと下手。次々出て来>>続きを読む

ちょんまげぷりん(2010年製作の映画)

4.0

侍が江戸から現代にタイムスリップする話。有りがちな予想通りの展開だが、とにかく面白かった。タイムスリップした本人も周囲もあまり驚かず、すんなり受け入れていくのはリアリティーがないけど。侍が西洋のケーキ>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

4.0

可愛い話なのかと思いきや、大人も楽しめる作品。『ダウントン・アビー』のボネヴィルがJ.レモン張りのごっつい女装をしたり、ニコールが元夫の『M:I』をパロディーにしたり、小技が効いていて笑えて楽しめる。>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.6

チェス界天才の実話。
『ボビー・フィッシャーを探して』という映画があり名前は浸透してる。
白熱するチェスの試合、勝負の駆け引き、ラストの緊張感等を期待してたが、勝負はあっさりとした描き方。
最近の伝記
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

原作はパトリシア・ハイスミス。
同性愛の作品は多いが女性同士は珍しく、新鮮な作品だった。
60数年前という時代のレトロで重苦しい雰囲気が、オープニングの雑踏から上手に描かれていて惹きつける。
ケイトと
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その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

3.5

名優3人の役にどっぷりとハマった演技が凄い。各人の視点で時系列を行きつ戻りつ描いてるのは良くある手法だが忙しくあまり効果はなかったかな。簡単な盗みのつもりが、深みに嵌っていく展開が上手で、引き込まれた>>続きを読む

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.0

こんな映画あった?と思ったら日本劇場未公開作品だった。有名俳優が揃ってるのに、日本向けでないという判断かな?主役はデブのおばさん、マリッサ。派手なアクションを見せてくれる。大声で笑ってしまうシーンが沢>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.0

デンゼル・ワシントンが珍しく悪役だが、いつも優等生的な役なのでどうしても悪に見えない。何だか心が痛む思いで観てしまう。恐らく身内から騙す的な策で最後は実は違ったオチの展開になると思いきや・・・。イーサ>>続きを読む

コールド マウンテン(2003年製作の映画)

3.5

南北戦争が舞台のラブストーリーで『風と共に去りぬ』を思い出す作品。
豪華な顔ぶれである。
主演のジュードは良いがニコールは強すぎて徐々に変わっていく様が馴染まない。
レニーが好演してる、ナタリー、ホフ
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パパが遺した物語(2015年製作の映画)

3.5

ラッセル・クロウ迫真の演技。手が震え発作を起こすシーンはリアリティーあった。ケイティー役の子役が可愛い。ピンクの自転車・ポテトチップ、可愛らしい。大人役はアマンダ。綺麗でスタイル良く演技も自然。心の問>>続きを読む

潔く柔く(2013年製作の映画)

3.5

原作は未読なので是非読んでみたい。少女漫画らしくベタでリアリティーに欠けるストーリー。でも悔しいが作り手の思わく通りに泣けてしまった。最初から最後まで高良健吾演じる春田の影を感じながら観た。真っすぐで>>続きを読む

武士の献立(2013年製作の映画)

3.5

史実に基づく加賀藩包丁侍のお話。
料理の出て来る作品はそれだけで楽しみだが、時代的に素朴な料理のため、美味しそうとは言えないし映像も地味。
でもラストの七の膳迄と大皿が並ぶシーンは迫力があった。
料理
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

5.0

初めて映画館の大きなスクリーンで観た映画。これが最初だったのがラッキーだった、映画の素晴らしさを実感し、それからずっと映画に魅了され続けて来たのだから。何度も観る度にこの映画の魅力は増し、遂に天井に達>>続きを読む