ジョニーさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ジョニー

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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.3

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私も認知の父親を抱えてるので、身に染みる思いですね。あえてコミカルに描き、悲壮感を無くした描き方でしたが、昭和の時代背景が、逆に切なく感じました。実話ベースだったんですね。最後の写真がグッと来ました。

PLAN 75(2022年製作の映画)

2.7

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結果、伝えたかったのは老人の悲哀という事なんでしょうか?重厚なテーマの割には、あまり心が揺さぶられなかったです。想定内のストーリーなのに、行間を抜きすぎて、ちょっとストレス感じる展開でした。なんか綺麗>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.8

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とにかく平和で心地の良い作品でした。改めて縁側って、日本ならではで、平凡で安息の象徴だなと思いました。登場人物皆さんの雰囲気が、ホント好きです。芦田愛菜さんは勿論、宮本信子さん、古川琴音さんといい空気>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.0

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感性の問題だと思いますが、私にはハマりませんでした。世界的にも評価の高い作品ですので、何とか理解しようと見てましたが、難解過ぎてついていけませんでした。パラレルワールドの世界観は、“マトリックス”にも>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

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スピルバーグにしては、派手さのないドラマでしたが、映画愛や、自身を投影したのかユダヤ人への偏見と言う重い史実も取り入れ、また“アメリカン・グラフィティ”のテイストも満載だった気がします。ラストが何とも>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.2

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戦争映画としては、比較的ベーシックな脚本ですが、圧倒的な映像美と、ドキュメンタリーにも見えるリアル感がすさまじいです。シンプルながら不協和音のような音楽が、恐怖と絶望を絶妙に演出しています。ラストの展>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

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今泉監督らしい日常の切り取り、何気ない会話の中にある人生観、ついつい引き込まれてしまいます。特にちひろを慕う、おかじとまことが、自然体で良かったですね。屋上でみんなでだんごを食べるシーンは幸せを感じま>>続きを読む

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.4

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真面目な作品だったんですね。さんまさん企画なんでコメディかと思ってました。ジブリオマージュも入れながら、人情味溢れる内容で、肉子さんのキャラが実に愛らしく、全体的に温かかったです。さんまさんも肝入りと>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.0

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静かな静かな作品でした。東京の下町を舞台に、究極のスローライフと言うか、とにかく時間がゆっくりゆっくり流れてる感じでした。澪に取っては、自分自身を見つけたんだから、ハッピーエンドなんでしょうね。

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.1

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ちょっとストーリーが薄いですよね。潜入捜査官と言うのがバレる流れも、チープでしたしね。坂口さんや金田さんの悪役もかなり違和感ありました。岡田さんで、こうしたバイオレンスとなると、どうしても「ザ・ファブ>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.9

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レトロなタッチの映像と70年代の音楽が素晴らしい。ストーリーが面白いとかではなく、特に共感するでも笑えるでもないのですが、何だか癖になる青春グラフィティでした。主演の彼は、フィリップ・シーモア・ホフマ>>続きを読む

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

2.9

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ブレイク直前のジョナ・ヒル、チャニング・テイタムが主演、なんとブリー・ラーソンまで出てるとは。まさにアメリカの典型的なコメディで、展開も読めますが、こういうお約束が自国ではウケるんでしょうね。ジョニー>>続きを読む

闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

3.4

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今見たら、スター級の若手俳優が多数出演されてますね。柳楽さんは一瞬誰だか分かりませんでした。この作品一見、冷血で感情のないウシジマくんを描いてるようで、実際はその周りにいる、金の亡者が繰り広げる狂気の>>続きを読む

犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

案外アメリカのコメディでもありそうな脚本でしたね。最後いい感じのハッピーエンドになるかと思いきや、ゴミ袋を追っかけるって?何だったんでしょうか?

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.5

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アメリカ特有のロードムービーでしたね。監督はどこに主眼を置いたんでしょうか?アンチ戦争を、ベトナム帰還兵通じ、訴えたかったようにも見えますが、背景はともかく、単に3人の友情にフォーカスさせてる気もしま>>続きを読む

PとJK(2017年製作の映画)

2.3

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最初の15分ぐらい、結婚するまでの流れがめちゃくちゃ過ぎて、冷めてしまいました。であれば、いっそコミカルな青春ものに仕上げればいいのに、亀梨さんが終始真面目なんで、チグハグに見えちゃいます。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

キューバ危機に関しては「13デイズ」を観るのが分かりやすく、この作品も「13デイズ」のサイドストーリーみたいに感じました。スパイ行為に視点を置いてるものの、2人は言わば世界を救った英雄ですよね。アメリ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

見終えて、今だったら大半の人は、心の中で“ブラボー”と叫んだのでは?(笑)うちの映画館では、自然に拍手が起きてました。

あまり前評判に釣られないようにと思ったものの、そんな小さな事など吹っ飛ぶぐらい
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フロッキングと言われる行為は、実際アメリカでは起きてるんですよね?てっきりそんな話かと思ったら、よく練られたサスペンスになってました。監督と役者次第では、もっとメジャーな作品に出来たかもしれないですね>>続きを読む

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

胸を打つドキュメンタリーです。お父さんの優しい人柄が滲み出てて、見てるこちらも心が優しくなる思いです。お母さんの一時帰宅シーンは、もう涙涙です。

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

話題の都市伝説、着眼点は興味惹かれましたが、作品としては、残念なB級ホラーでした。「世にも奇妙な物語」の一話で十分かと思います。

格闘技オリンピック 四角いジャングル(1980年製作の映画)

3.0

前2作品から随分煽ってました、猪木対ウィリー戦をついに迎えました。しかしながら、アナザーストーリーがあまりにも雑でした。アマチュアの大会は、さすがに作品の格を下げましたね。

ただ猪木対ウィリーは一級
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サウンド・オブ・007(2022年製作の映画)

3.3

名作と呼ばれる作品は確実に音楽も素晴らしい。大好きな007シリーズが、こんなに音楽にこだわってたとは、非常に興味深かったです。たくさんのアーティストが、主題歌を歌う事に憧れてたんですね。Bonoもその>>続きを読む

激突!格闘技 四角いジャングル(1979年製作の映画)

3.4

今回は、ほぼキック中心ですね。プロレス熱がすごかった時代、キックボクシングは、それほど認知が低かったと思いますが、ベニーユキーデや藤原敏男の名前ぐらいは、当時から知ってましたので、この2人は別格なんで>>続きを読む

子どもが教えてくれたこと(2016年製作の映画)

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“子どもはやりたい事をするのが一番いい。もっと命を信じなきゃ”、この最後の言葉が、ズシッと来ましたね。自身の病気を受け止めながら、前を向いて生きる姿は感動です。

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

このRAILWAYSシリーズ好きだったんですが、この最後の作品だけ、少しリアリティが欠けてた気がします。幼な顔の有村さんが、運転士と言うだけで違和感を感じ過ぎてしまって。テーマは家族(親子)ですが、鹿>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ジブリらしいファンタジーな作品でした。静かでのどかな町の風景が、心癒されますね。マーニーとの関係性が、もう少しドラマティックに明かされて欲しかったですね。

リスペクト(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

アレサ・フランクリンの自伝ですが、知らない事ばかりで、興味深かったです。ただ作品としては、あまり抑揚なく、ドラマティックでもないので、少しあっさりしてますね。最大の見どころは、ジェニファー・ハドソンの>>続きを読む

ザナドゥ(1980年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オリビア・ニュートン・ジョンの追悼で、遅ればせながらようやく観ました。ストーリーがどうのではなく、輝いてた頃のオリビアを見る事で満足しちゃいました。言わずもがな、ジェフ・リンの音楽が素晴らしく、“Xa>>続きを読む

心が叫びたがってるんだ。(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

いいですね、青春ですね。ベタベタの青春ものでしたが、良かったです。主演の芳根さんが醸し出す空気感がいいのと、劇中音楽が素晴らしい。音楽担当は横山克さんで「ちはやふる」担当の方ですね。本当に私の好みでし>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

衝撃のカルトムービーですね。映画通に語り継がれる事間違いないでしょう。静かなトーンで進むところがまたいい。随分画角にもこだわってますよね。アイスランドの美しい景色も相まって、非常に芸術的な作品でした。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作は漫画ですかね?原作の意図を汲んで、忠実に実写化出来てるのでしょうか?あまり作品のテーマが見えなかったです。結局“生きろ”と言う事なんでしょうか?ブラック企業で勤めながら、感情を失ったトモヨの奇行>>続きを読む

ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ビー・ジーズは昔から大好きで、彼らの知らない裏側を見れ、実に見応えあるドキュメンタリーでした。語り手も豪華ですよね。ノエル・ギャラガーに兄弟でバンドの大変さを語らせたのが、最大の見せ場なんじゃないです>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テーマからして、ややもすれば、非常にしんみりした作風になりそうですが、沖田監督らしい演出で、どこか希望を残すと言うか、心地よい作品に仕上がってると思います。ハナレグミの曲が、しっくりきますもんね。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

前作「アバター」は、言わずもがな3Dムービーと言う、当時では異次元の体験をする事で話題でした。そもそも“アバター”と言う言葉など聞いた事もなく、この映画の事でしかなかったのですが、今となっては、“アバ>>続きを読む

Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

4.3

“音楽は偉大なり”それに尽きますね。ミスチルのライブドキュメンタリーと思って見ましたが、大きな勘違いでした。桜井さんが歌に込めたメッセージを、こんなに深く考えさせられるとは、思ってもみませんでした。>>続きを読む