全体的に暗い画面だけど人々がみなさん凛々しくて美しい。セットの「作りもの感」が『スパイの妻』と似てる。
脚本の構成が坂本裕二みたい。
スタッフロールで、肩書きと名前の大きさのバランスおもろい。
『異人たちの夏』が、しっかり2020年代を描いたお話になっててすてきだった。
一昔前と、現在と、少し下の世代の感覚の違いが描かれてておもしろい。
過去の人が現在の感覚を受け入れようとしても受け入れきれ>>続きを読む
途中でブッッと音がして1フレ2フレぶんくらい音声が途切れて左側に緑色の光が走ったので、腕時計みて時刻を確認して、終了後に劇場の方にお伝えした。
すべての回が終了しないと確認ができないとのこと。データに>>続きを読む
プロレスわかんないけどおもしろかった。
聞くと、アメリカのトップみたいなとこまでのぼりつめたこともある団体らしいが、地方の小さな団体に見えてしまう描きかたでなんかもったいない。
史実ではさらにひとり>>続きを読む
なんという抜けのいい画。佐内さんすごい。
なんか大部分がノイズの走ったような映像で、ついついノイズに目が行っちゃって、あんまり役者さんに集中できなかった。悲しい。スクリーンのせいなのか、もともとそう>>続きを読む
沖縄を舞台にしてるのに、みなさんずっと標準語で会話してるのはどういう意図なんだろう。
たまたま前日に見ていた『パスト ライブス／再会』と、同じようなセリフが多くてびっくり。ローティーンの恋はアジア共>>続きを読む
『her』の相手が本物の人間でも切ないもんだなあと思いつつ観てたら、えっ約束したのに？1年とは？みたいな流れを経て、結局は『500日のサマー』的な関係性の物語と納得したところ、最後の最後の一言でぜんぶ>>続きを読む
不気味の谷なCGというか VFXというのか、無理矢理な加工の多さがとにかく不気味。スピルバーグのタンタンに近づけようとしてそう。
主役おふたりのアクションは体幹がブレブレで無理があって、どんくさくい>>続きを読む
リリーさん見たさに舞台挨拶つきで。
リリーさんは家に長時間居そうな職業ぽいけど、昔ながらのサラリーマン的に家を空けてる設定に見える。会話の内容量では、どうしてあの関係性になったのかわかりにくいような>>続きを読む
キャスト良すぎ。コロナ禍に起こったことをもう商業映画にして日本まで届いてるスピードすご。
結局求心力があるのは猫。
最初は見た目で気に入って側室にして、そのあと永く側に置いていた理由はなんなんだろ。読書で得たことはエロス以外に知性やモラルもあるだろうけど、国王との関係性では知的な雰囲気はあまり描かれてなかったような>>続きを読む
頭が良すぎてバカな母とバカすぎるバカな息子がお互い見当違いのマウンティングして前に進み続けたら一周して背中がぶつかったかんじ。
最後の作品にならないといいなと願いながら見るしかない。
山下敦弘監督バイアス→天コケみたいに、ソプラノ男子ふたりの、ティーンのわずかな時間のさらに一瞬のキラキラしたところを切り取ってるようで眩しかった。
野木亜紀子バイアス→副部長は言い方悪いと都合よく動>>続きを読む
「サーチライトでエマ・ストーンで、あのメイクと衣装でコメディなのかー、おもしろそう！」ってだけで予告も見ないで行ったらかなりびっくりした。でもちょうおもしろい。
成長と快楽と支配。
国際ロマンス詐>>続きを読む
コロナ禍になったばかりのときに、ウィルスによる猛威の映画がよく観られていたように、過去10年くらいの間にもっと観ておくべきだった作品な感じ。たまに観たくなりそう。
チャップリンの『街の灯』がベースになってそう。
スラムの白人と黒人の階級社会。
音楽めっちゃいい。
役所広司はボロアパートに住んで質素な暮らしで清掃員してるわりに品がある。
当初、植物は食費を抑えるためのハーブに見えるのに、じつは丁寧に植え替えた草で、そのために電灯つけっぱなし。
なんか似てるのに品>>続きを読む
日本はイギリス以上に鎖国島国だから、指摘されてた差別というか階級みたいなものの根深さとゆるさの両極に心当たりがある。
結末が想像どおりすぎて拍子抜けだけども、宗教や人種のことなど勉強になるポイントは多>>続きを読む
思ってたより恋の話だった。みんな心変わりの機微がわかりにくい。
機微がわかりにくいせいで、ナポレオンが静かに独裁的なのがじわじわと怖い。
勧善懲悪。
キッズに喜んでほしいきゃわわ映画だけどキッズには長いだろうなあ。
稲垣吾郎はもともと動きや発声の個性が強くて異物感あるから映画のテーマに合ってるというか、「普通」にこだわる人なのに群を抜いて異様。
宇野祥平あんまりしゃべらないけどめちゃイイ。ハンチョウさんも出てき>>続きを読む
