michiyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

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タランティーノ好きな人が作ってそうな雰囲気が終始ある。
自分が名画座のスタッフだったら『ベイビーわるきゅーれ』と二本立てしたくなるなあ、という拳銃ぶっぱなし系。

強くて知的な司書の女性たちがカッコい
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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きっと暗い画面が多いだろうから、映画館で観るべきだろうなと考えて鑑賞。正解。

それにしても暗い。とりあえず灯りを点けなよ、どいつもこいつも部屋が暗いわよ、と思って観続けたら、ポール・ダノだけ明るかっ
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

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最後に見たのは、これでもかというほどはしゃいだ様子の『アラジン』だった。ウィル・スミスはいつだって若々しいイメージがある。なのに、この小汚いおじちゃんが同じ人なんて!
原題が『King Richard
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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50年前とは違った緻密なセットやカメラワーク。街のカラーに人々の服が馴染んで軽快に踊ってた。通行人も手拍子してノリノリ!
時代や街の背景の説明がふんだんで設定がわかりやすいのが以前より親切。ありがたや
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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ジム・ジャームッシュのオマージュ?でこういう時間軸の使い方、おもしろい〜!再見したくなる!
横浜みなとみらい近辺に住んでそうなのもオマージュの一部かな?バイト先は遠すぎるけど。

恋の終わりがあれば別
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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『エール!』が好きなので、リメイクのこちらも。
好きなエピソードやシーンがいくつか削られていたけど、そのほうが「普通」に感じる。

透き通るような繊細な歌声は『エール!』、こぶしの効いたパンチあるウタ
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名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

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「サブカル」ということばがすっかりサブではない変容を指摘されることが増えてきたように、アングラシーンだった「田中泯」という固有名詞の捉えられかたが近年で変化したんだろうなあという軌跡。

書庫に電気は
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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"キングスマンはユーモアあふれる英国紳士なスパイアクション"というイメージだったのが、まったく別物に一新された!
前作と監督変更したんだっけ?と思うほど新しくなった気がする。「ここ伏線ですよー」の主張
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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エドガー・ライトは好き。でも怖がりなので二の足を踏んでいたところ、DOMMUNEのおかげで劇場に行きたくなった。

田舎にいるときからずっと、かわいらしい妄想の域を超えてるのにカウンセリングいかないも
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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「LIFE」発売後テレビに頻繁に出演しオリーブで連載をもつ全盛期の95年でも小沢健二ファンはめずらしかったようで、それをきっかけに二人は出会う。そのころ私は関東から北海道や九州の友人とポケベルで連絡を>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

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多様性を重んじつつキュートなラブコメであったテレビドラマをきちんと踏襲していてとてもよい映画…そう、映画。
この物語にはテレビドラマの明るい照明が合っていたから、食卓のシーンとか、映画はとても暗く見え
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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高校演劇をほんの少しだけ見たことがあって。時事性や社会性が素早く色濃く反映される脚本を高校生が演じることに驚愕する。
その驚きにすごく近い印象があるから、高校演劇が好きな人に感想を聞いてみたい。

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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

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ティーンが未来に希望を抱いたり憂いたりするためによい教訓の訓示。
なのに、最近だいぶ疲れていたせいか、いい歳してるわたしが、最後のメッセージでぽろぽろ泣けてしまった。

主人公がやってること、現代に置
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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いっちばん最後の花畑のみ、そこだけがしあわせ。
その直前までは冒頭からずーっと、怒りなのか諦めなのかわからない妙な痛みがじりじり積み重なって肥大してく地獄。

「お前のことを考えているふうにオレのこと
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

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男子が書きました!!というかんじの脚本。原作なしのオリジナルでこれくらいの作品もっと増やせないんだろうか。増やしてほしい。

ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

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爆音上映で見れたらたのしそう、
なのにお部屋でこじんまり見ても共感しやすそう。

「お金があれば、機材があれば、自分だって今にいい音楽が作れるはず!」というボンクラさに、女だから、美人なんだから、とい
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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外国のいろんな映画祭で賞をとったって評判の映画なのに。
セクハラを言い訳して謝罪しないどころが逆ギレしたことでおなじみの監督を起用&擁護したことで話題のプロデューサーのお名前が、数十分経ったところでど
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

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脚本の三浦さんのロロぽさがしっかりある。ロロの舞台を映画化するならこの監督にメガホンとってほしいかも。
凛太郎は、大悟かな。

まりっかが良い。とても良い。

たまたま『桐島、部活やめるってよ』を見返
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ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

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ガブリエル・シャネルさんて、50年代とか60年代はどういう評価だったんだろう。「女性」を武器にするしかなくて、そうしたことで後々苦しい思いをして、女性を解放するお洋服を作って、でも名誉男性のようにふる>>続きを読む