michiyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

  • List view
  • Grid view

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

-

登場人物が少ない。そのせいなのか、主人公がモノローグぽい言い回しでなんでも口に出して説明してくれる。独り言が多い設定には見えない演技で。
もう少し人がいれば、もっと対面したときの間とか表情で違う演出も
>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

-

『ヘレディタリー 継承』のような怖さを覚悟してたらそんなことなかった。ビビらずにちゃんと観てられる。

出てくる動物がいちいち意味ありげな表情しててすごい。

最後に登場するアイツ、ずっとどこかから見
>>続きを読む

IF I STAY OUT OF LIFE...?(2022年製作の映画)

-

清竜人25は終わらない。一生一夫多妻制!

ふたつめのエピソードの冒頭、荷物を車に載せるところでひとつめとつながってることを示唆してるのに、服装も話し方も違うイメージで不安になる。

身近な人に別の顔
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

-

もし今年ハロウィンパーティーにお呼ばれしたら、緑色のスズランテープでNOPEコスプレしたい!ノップちゃん。かわいい。

世界征服をたくらむショッカーが練馬あたりにピンポイントであらわれる感覚に近い。
>>続きを読む

人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

-

マフィン食べながら観ようとしたら、
かなり序盤から誘拐されるし痛めつけられるしで、怖くてぜんぜん食べる状況じゃなかった。
ビビりだから直視できないとこたくさん。

日本でリメイクするならキングカズがい
>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

-

いやあ、観てよかった!『わたしは最悪。』のいろいろ真逆に位置してるかも。
女性よりも男性に観てほしい。男性と感想会したい。

中絶をこんなふうに描く作品は初めて。倫理的に妊娠に比べて話しにくいとはいえ
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

-

舞台を日本にする意味がなさすぎて日本ぽい。バブル期に海外が思い描いていた日本で止まってる。
もうひとりくらい日本人いてほしかったなー。殺し屋に米倉涼子とかさー、武田梨奈とかさー。真田広之ももっとアクシ
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

-

やさしい。やさしいポエミーな映画だった。
こんなにやさしいのになぜ、と同時に、このポエミーさは納得のいく脚本家。

さかなクンさん役をのんさんてなんかイメージわかるーと思って見に行くと、最初に「男でも
>>続きを読む

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

-

2016年に銀座のGUCCIでも観てる。

生きてるだけでいろんな生活力が身につく人が多いだろうけど、考えて行動することを意識的に学ばないと、できない人もいるよね。そりゃあ。
犯罪者にも、犯罪者になる
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

-

当時の映像も混ざっててアガる!
ずっと華やかでキラキラしてるのにずっと不穏でヒリヒリ。

オースティン・バトラーはたいへん美しいが、だんだん石原裕次郎化して安岡力也化していくから、今の人気俳優のスタイ
>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

-

予告を見て、ポップな恋愛物語なのかと予想してたらそんなことない。
高学歴で野心的なところは『逃げ恥』の設定に近いような気もしたが、そのあとは違った、たぶん。

誰の隣りに居たいのか。それは添え物でしか
>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

-

『パンチドランク・ラブ』みたいな。
ぶっ飛んでるのにキュンキュンしてしまう妙なきもち。

あんなに積極的で自信満々な15歳ではなかった人ほど、共感をおぼえそうなお話。「わかる! 自分にもそんなことあっ
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

-

「日本にはソン・ガンホの佇まいをしている俳優さんがいない、ジョニー大倉が近かったように思う」と最近よく笑っていたのだけど、この映画のサンちゃんとドンスの関係性に『チ・ン・ピ・ラ』や『ハワイアン・ドリー>>続きを読む

東京2020オリンピック SIDE:B(2022年製作の映画)

-

SIDE:Aの終わりで脈絡なくでてきた16mmぽい画。SIDE:Bではそれをめちゃくちゃ細かく入れ込んできてた。主にはしゃぐ子ども。なんだか、大人の利権やエゴの正当化のために子どもたちを人質にとられた>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

-

伊坂幸太郎原作だと思い込んで座ってたらそっちの予告が流れて、この『ザ・ロストシティ』はそれとは別物だとそのとき知って焦った…。そちらも楽しみにしてます。

サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ブ
>>続きを読む

エリザベス 女王陛下の微笑み(2021年製作の映画)

-

70年以上のことをまとめるんだからしようがないのかもしれないけれども、走った筆跡で箇条書きしたような編集に感じてしまった。
ネガティブはくしゃっと握りつぶしたようなまとめかたも、もうちょっと広げるか、
>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

-

行動のそれぞれをハッキリわかりやすい描き方していない、ちょうどいい表現だなあと思いながら観てたら、終了後にそれこそ75歳くらいのご夫婦が「よくわかんなかった〜」と大きな声でおっしゃっていた笑
そのお歳
>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

-

琵琶法師がフツーに語るのは聴きやすいが、変わり琵琶になったとたん、エンタメではあるけど難解になってしまい、わたしは眠たくなった。

画はきれいだった気がする。

どろろのオマージュなのか?

東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

-

SIDE:AとSIDE:Bいっぺんに観たいところだけど……河瀬直美監督作には苦手意識があるので、とりあえず先にSIDE:Aを。

説明がないから開催反対してる人たちが謎な人に見えそう。反対するだけの理
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

-

古いほうの『トップガン』を再見したらぜんぜん覚えていなくて、織田裕二で上書きされている可能性さえあって自分にビビる。

しかし再見しておいて正解!オープニングから前作の世界観をリスペクトしててアガる!
>>続きを読む

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

-

いまいち関係のないぼんやりイメージしたようなシーンが度々挿みこまれるため「オードリーや関係者に時間を使ってくれ……」と飢えを感じる。NHKで史実を解説する番組ってこういう演出する印象あるよなーと思いな>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

-

原題どおりにマイ・サリンジャー・イヤーのほうがしっくりくるかも。

『エミリー パリへ行く』が好きな人にとてもおすすめ。若い人が上から目線で他人に施しをして自己満足に浸ってたらこっぴどい目にあうけど結
>>続きを読む

マリー・ミー(2022年製作の映画)

-

オーウェン・ウィルソンかわゆすを感じに行ったら、作品自体がチャーミングでかわゆす。

数学教師なのに人前に出る度胸すごい。まあ、世界中に肝の座った人が多いから、SNSにはセルフィーが溢れてるのよね。
>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

-

ほぼ落語!
伏線云々というより新作落語にできそうなストーリーラインとオチ。