michiyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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正欲(2023年製作の映画)

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稲垣吾郎はもともと動きや発声の個性が強くて異物感あるから映画のテーマに合ってるというか、「普通」にこだわる人なのに群を抜いて異様。

宇野祥平あんまりしゃべらないけどめちゃイイ。ハンチョウさんも出てき
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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

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昭和ジャズマンの現代ならアウトな話かとワクワクして出かけたら、まったく違って青春群像劇。青春が推されすぎてジャズマンである必要が薄味。

森田剛はあの靴であの服装なのにまったくチンピラに見えなくて不思
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ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇(2018年製作の映画)

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観ていてだんだん、ファッション・フリーク・ショーは日本でいうならミュージカル『ジャニーズ・ワールド』なのでは……と考えてた。
自伝であり夢や妄想も詰め込んでるこだわりのダイナミックなショー。本当にすて
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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ケイト先生の役柄は『TAR』と似た設定なのに、タイトルもポスターもかなり違うから着地点も違う……。

20年ぶりに会ったバナーデットの状態をすぐに見抜いて提案した元同僚が優秀すぎる。

どんなに手がつ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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ウェス・アンダーソン的な雰囲気とはかけ離れてそうな「砂漠」に、ウェス・アンダーソン的なものがポツリポツリとある画。ふしぎ。

バービー(2023年製作の映画)

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『ミッドサマー』好きな女性は好きそうなのに、前評判というか公開後すぐの雰囲気のせいで好きそうな層がごっそり観てなさそう。
言いたいことめっちゃわかるけど、これまで殴られてたから殴り返そうぜ!ってはしゃ
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ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

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なまいきシャルロットが撮るジェーン・バーキンかなーと思ってたら違った。

基本的には母娘二組の物語。
一般人なみに普通にしててもスターらしさ漏れ出てる。

いないのに気配がカッコ良すぎるセルジュがヤバ
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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しんじゃダメ、絶対。それに尽きる。
クィアな感情が絡まなくとも、環境が変化したときに、新しい世界を覗きたい理由で親しい人と疎遠になることはありそうじゃん……。ダメ、絶対。

セラピーのシーンが興味深い
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

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役者さんは演技してこその役者さんかもしれないけれど、たくさんたくさん演技をしているのを見て、「ただ居るだけで物語が生まれてしまうのもわたしは好きだなー」と天コケを振り返るのであった。
この映画も天コケ
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アシスタント(2019年製作の映画)

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トーキングできない境遇のウーマンはそこに居続ける……。

日本の感覚だと、告発するにはあれでは証拠が弱そう。欧米ならあれくらいでも基本は取り合ってくれるのかしら。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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想像よりも人間の動きしてた。
ミーガンちゃんは対話してくれるけど、二次元とか推しにハマってる人って対話してないのにケイディちゃんみたいになってる。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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前作の作画や音楽がたいへんカッコよくて、今回も期待でワクワク。
音楽が前作よりもマーベルみが強いような。
作画が前作よりもディズニーぽさがあるような。

いろんなタッチのいろんなスパイダーマンがいてお
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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あらすじは「女たちが今後について話す」だけ。なのに。

信仰があるとはいえ、これはおかしいと気がつけるのがまず大切よね。あたりまえふうになってるけどぜんぜんあたりまえじゃないっていう。
日本でも、「満
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怪物(2023年製作の映画)

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怪物とは、梨園だった。

大人が子どもに触れる瞬間は最初の方からずっと圧迫感がすごい。「子どものため」という名目で親の理想を押し付けてる人が苦手なので、いちいち敏感に緊張した。

「あれ。あれ」といわ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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シン・仮面ライダーが公開されたり、畑正憲がなくなって動物研究家が注目されてるこのタイミングで公開とは!
ムツゴロウさんが子猫物語を経て仮面ライダーを作ったら逃げ出した、みたいなイメージ。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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マリオみたいなキャラクターはセス・ローゲンがいいな〜と想像しながら観てたら、いつのまにかセス・ローゲンの声が聴こえてきたよ。

知ってる音楽が良い具合に壮大なアレンジされて良いタイミングで入ってくるの
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

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なまいきじゃなくなったシャルロットが、なまいき気味な子どもたちを育てながら、なまいきでもない若い子に手を差し伸べるお話。

差し出されたしあわせに身を任せられないのつらい。

あのおうち売っちゃうのも
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

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「『マッシブ・タレント』見に行った、ニコラス・ケイジの」って言ったら、「え〜!そんなの行ったの〜www」ってバカにしたあのオッサン許さない。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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ラスト最高!真似していきたい!平成はショーシャンクなら、令和はホエール!フワッ

娘さん。やってきた途端にオチを匂わせるのに、想像を超えるバカッターな行動をとる破天荒さにビビる。

たまたま『生きる
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

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元の映画が好きすぎるので、顔芸が物足りない。

AIR/エア(2023年製作の映画)

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古いテープと遜色ない色味で物語がスタート。色!イイ!!

ジョーダンの未来を語るシーンが素晴らしい残酷さ。今もたくさんのスターがあんなふうに語られて、残酷な現実も紡がれてるんだろうなあ。

この題材、
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