リメイクの悪い見本。
脚本も演出もひどい。
主人公の女性のほうの日本語がこなれていな過ぎ。役者がかわいそうだ。アイドルを出しておけばいいってもんでもないと思う。
こういう映画をつくるから、日本映画がバ>>続きを読む
2回目。もう一回観たいと思っていたら、配信されていた。
観終わってからも、ずっとせつない。
最近の台湾映画はどこか軽やかさがあるというか、キャッチーさがあるのだけど(歴史的背景をうまくエンターテイン>>続きを読む
映画の中で人を描くのは難しいのかもしれない。でも、この映画では丹念に描かれていた。
ほとんど前情報を入れずに観に行った。もっとポップな作品だと思っていた…。
オープニングは少し怠かったのだけど、オープニングタイトルが出た後は、白昼夢を見ているようだった。長回しの映像に少し酔っていた>>続きを読む
2回目。
ロウ・イエの作品はどれも好きだが、この作品だけはあまり好きではない。1回目観た時は気のせいかと思ったけど、2回目でも入ってこなかった。
信教が違えば常識も違うのは当然だと思うけど、映画というメディアは異文化を理解するためのツールになり得ると思う。こんなに強度の強い映画を作れるのは、そのバックグラウンドゆえなのか。
終盤のサイードの独白>>続きを読む
人の心理の裏の、さらに裏をかく展開に、人間不信になってしまいそうだ。
パレスチナ問題を題材にしつつも、物語の根源にある心理描写にぐっと引き込まれる。
僕のなかでヘルツォーク映画といえばアギーレで、それとはだいぶかけ離れているけれど(そもそも何本も観ていないが)、ゲリラ撮影の雰囲気がもろに出ているのが面白かった。
観終わってから、ジワジワくる。
とにかく役者が素晴らしかった。丁寧な感情描写が成立するのも役者の力量があってのことだろう。
2回目(20200629)。一度観た後だと、オープニングの意味合いが全く違って観ることができた。
ヤスミン監督の作品は、それぞれの作品間で緩やかなつながりがあるのもファンにはうれしい。
202>>続きを読む
ものすごくシリアスなんだけど、シチュエーションコメディーのようでもあり、心理描写が丁寧。緊張感のある会話劇は、日常と非日常を行ったり来たり。演劇を観ているようでもある。
たぶん10年以上ぶりに観た。最長版。こんな話だったっけなと思いつつ、覚えているシーンが意外に多いのも不思議。
20分間なのに密度が濃い。
緊急配信されていたけど、今まさに観るべき映画。ちょっと怖いけど。
特別な物語など起こらないのが良かった。ちょっとしたことに記憶が呼び起こされて、感情が溢れる瞬間があるのも共感できた。
タクシードライバーの心情の変化は、観る側の心情にも重なる。
報道を受け取る側の態度について、改めて考えるきっかけになる。
映画館で上映されるたび、可能な限り観に行っているので、もう何度も観ているのに、揺さぶられるものがある。
複雑な背景がありながら、登場人物の一人一人の描写や細部の描かれ方が丁寧。
それでいて、ものすご>>続きを読む
メタファーという言葉を直接出してしまうと陳腐になる気がするけど、あとあと、それがこの映画を解釈するキーにもなって、だからこそ、セリフの一つ一つに気が抜けない。