sawaddyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

1.3

リメイクの悪い見本。
脚本も演出もひどい。
主人公の女性のほうの日本語がこなれていな過ぎ。役者がかわいそうだ。アイドルを出しておけばいいってもんでもないと思う。
こういう映画をつくるから、日本映画がバ
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軍中楽園(2014年製作の映画)

4.4

2回目。もう一回観たいと思っていたら、配信されていた。
観終わってからも、ずっとせつない。

最近の台湾映画はどこか軽やかさがあるというか、キャッチーさがあるのだけど(歴史的背景をうまくエンターテイン
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.1

映画の中で人を描くのは難しいのかもしれない。でも、この映画では丹念に描かれていた。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

フィクションだと分かっていても、現政権と重ねて見てしまって、胸糞悪くなる…。

凱里ブルース(2015年製作の映画)

4.2

ほとんど前情報を入れずに観に行った。もっとポップな作品だと思っていた…。

オープニングは少し怠かったのだけど、オープニングタイトルが出た後は、白昼夢を見ているようだった。長回しの映像に少し酔っていた
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パリ、ただよう花(2011年製作の映画)

3.2

2回目。
ロウ・イエの作品はどれも好きだが、この作品だけはあまり好きではない。1回目観た時は気のせいかと思ったけど、2回目でも入ってこなかった。

飢える魂(1956年製作の映画)

3.9

60年以上昔の日本だけど、ある意味異文化を覗くようでもあった。

パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

4.5

信教が違えば常識も違うのは当然だと思うけど、映画というメディアは異文化を理解するためのツールになり得ると思う。こんなに強度の強い映画を作れるのは、そのバックグラウンドゆえなのか。
終盤のサイードの独白
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オマールの壁(2013年製作の映画)

4.0

人の心理の裏の、さらに裏をかく展開に、人間不信になってしまいそうだ。
パレスチナ問題を題材にしつつも、物語の根源にある心理描写にぐっと引き込まれる。

Family Romance, LLC(英題)(2019年製作の映画)

3.7

僕のなかでヘルツォーク映画といえばアギーレで、それとはだいぶかけ離れているけれど(そもそも何本も観ていないが)、ゲリラ撮影の雰囲気がもろに出ているのが面白かった。


観終わってから、ジワジワくる。

在りし日の歌(2019年製作の映画)

4.8

とにかく役者が素晴らしかった。丁寧な感情描写が成立するのも役者の力量があってのことだろう。

細い目(2004年製作の映画)

4.8

2回目(20200629)。一度観た後だと、オープニングの意味合いが全く違って観ることができた。

ヤスミン監督の作品は、それぞれの作品間で緩やかなつながりがあるのもファンにはうれしい。



202
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.7

ものすごくシリアスなんだけど、シチュエーションコメディーのようでもあり、心理描写が丁寧。緊張感のある会話劇は、日常と非日常を行ったり来たり。演劇を観ているようでもある。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.8

たぶん10年以上ぶりに観た。最長版。こんな話だったっけなと思いつつ、覚えているシーンが意外に多いのも不思議。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

20分間なのに密度が濃い。
緊急配信されていたけど、今まさに観るべき映画。ちょっと怖いけど。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

快活さと繊細さを持ち合わせているアデルが魅力的だった。

父の初七日(2009年製作の映画)

4.0

特別な物語など起こらないのが良かった。ちょっとしたことに記憶が呼び起こされて、感情が溢れる瞬間があるのも共感できた。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.2

タクシードライバーの心情の変化は、観る側の心情にも重なる。
報道を受け取る側の態度について、改めて考えるきっかけになる。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

5.0

映画館で上映されるたび、可能な限り観に行っているので、もう何度も観ているのに、揺さぶられるものがある。

複雑な背景がありながら、登場人物の一人一人の描写や細部の描かれ方が丁寧。
それでいて、ものすご
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

メタファーという言葉を直接出してしまうと陳腐になる気がするけど、あとあと、それがこの映画を解釈するキーにもなって、だからこそ、セリフの一つ一つに気が抜けない。