sawaddyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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29歳問題(2017年製作の映画)

3.8

再鑑賞。
映画的にどうこうとかではなく、なんか励まされた気がする。

湾生回家(2015年製作の映画)

3.9

劇場公開時以来の再鑑賞。
カメラを前にするテンションは、おそらく素の時よりも高いと思うが、生まれ育った土地に想いを馳せる方々の表情や言葉には胸が打たれるものがある。

サスペンデッド(2021年製作の映画)

4.2

VRというのを抜きにして、短編映画として優れていたと思う。家の中を移動しながら映像を観るという体験も良かった。
ただ、VR作品でなくても、一編の映画として追体験は可能なのではないか。良かった作品だから
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.8

正義についてだったり、将来についてだったり、いろいろ考えてしまう。
偽善的なものと、そうではないところが、きちっと描かれているリアルさがあった。
本編とは関係ない日常のシーンに、涙してしまいそうになる
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.0

なんとなく観たのだけど、変にきれいにまとめようとしないのが、リアルな人生のようだった。不条理さを残す描き方には好感を持てた。

ただ、主人公がリアルに自分のことのようでもあり、心苦しさがあった。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

説明的なセリフが少なくてもよいのも、映画ならではなんだなと思う。
物悲しかった。

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

4.6

ロングショットを多用できるのは映画ならではだと思うけれど、こんなに効果的だと思える映画はなかなかないと思う。いくらでも飽きずに観ていることができそうな気がした。
4兄弟が監督の身内というのも驚き(ビー
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蘭若寺の住人(2017年製作の映画)

4.2

鑑賞というよりも体験の感想なのだけど、自分の足下を見ようとするだけでも面白かった。

嵐電(2019年製作の映画)

3.9

抑揚があまりないからこそ、登場人物の心が揺れ動く時、観客も共感を覚えたりするのかもしれない。
じわじわと押し寄せてくるものがあった。

祝福~オラとニコデムの家~(2016年製作の映画)

3.8

劇映画の手法をとったドキュメンタリーなのかと思った。
しっかり者のオラを見ていて、雲南の三姉妹の長女を思い出した。

収容病棟(2013年製作の映画)

4.1

いろんな症状の人が収容されている病棟で、コミュニケーションがほとんど成立せず、一方通行的であるのだけど、よくよく考えれば、こういったコミュニケーションはこの病棟に限ったことではない気がした。

オレンジと太陽(2010年製作の映画)

4.2

全く知らなかった歴史的事実だった。
ソーシャルワーカーの女性の視点から描かれているので、全体像を把握できるわけではないが、分かりやすかったと思う。

三姉妹 〜雲南の子(2012年製作の映画)

3.8

長女のインインだけが最初から最後まで一貫してカメラを意識しているように思えた。カメラの前では弱音を見せない意志の強さを感じる。空咳が気になったが。
1時間が過ぎた辺りから引き込まれた。

白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

4.0

石岡瑛子の衣装が目的だったけど、白雪姫が美しかった。
ボリウッドばりのダンスも楽しい。

弱くて強い女たち(2020年製作の映画)

4.2

もっとキャッチーな映画なのかと思ったら、見事に未亡人となった主人公の心理描写を描ききっていた。途中までは少し怠いかなと思って観ていたけど、最後の30分くらいはぐっと引き込まれた。ラストも良かった。
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

まさかのオチは、せっかくのストーリーをぶち壊しにするウイルスのようなものだったけど、まあ気分転換に気楽に見る分にはいいのかな。
初めて映画を1.5倍速で観たかも。

わたしは、幸福(フェリシテ)(2017年製作の映画)

3.5

タブーという登場人物が、ちょっと間抜けに描かれているのが、フェリシテのツンデレ感と対位的に映る。これがラストへの伏線にもなっているのかもしれないけど。
文化や価値観の違いにも触れることができる。

茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

4.0

給水シーンなど、何気ないシーンに思わずほろりとしてしまう。

わたしは分断を許さない(2020年製作の映画)

3.6

擦過する他者として、自分の目で見ることの大切さが伝わり、共感を持てた。
一つの土地を掘り下げるのではなく、断片的に見せるのも、ある意味成功しているように思えた。
それだけに、ナレーションが少々押し付け
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

笑える映画だと思って観たのに、泣けるし、いろんな教訓にも溢れていた。
元気になれる映画っていうのは、こういうのを言うのかな。

TUNE(2018年製作の映画)

3.5

断片的な映像に、意味を求める必要はないのかな、という説得力を感じた。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.4

マルコの表情がとても良かった。
こんなふうに自分自身がマイノリティーに寄り添えるのか、自問自答した。
マルコがハッピーエンドの物語を求める理由が、観終わった後に身に染みるようだった。

終盤に出てきた
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キン肉マン 正義超人VS古代超人(1985年製作の映画)

3.4

気分転換に。
オープニングが主題歌から始まるのは、なんかいいなあ。

追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

3.5

いたるところに伏線となるものがあり、見直したら、また感想も違ってきそう。

トオイと正人(2021年製作の映画)

3.9

正当なドキュメンタリーというわけではないけど、被写体の人物像や背景が浮かび上がってくるようだった。

ナビィの恋(1999年製作の映画)

4.9

もう10回以上は観ているけど、無性に観たくなって、何年ぶりかに鑑賞。


エンターテインメントとしては、本当に優れた作品だと思う。何度観ても、笑うし泣ける。細かい粗も気にしない。
これからも観続けます
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ガールズ・リベンジ(2020年製作の映画)

3.8

あまり評価が高くないけど、そんなに悪くないと思う。ちょっときれいにまとまりすぎな気もするけど。
パーティーシーンがアメリカの青春映画みたいだった。台湾もそうなのか。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

ダニエルの生き様が気高さに心を打たれる。孤独感との向き合い方は、自分のこれからの参考にもなった。

君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

4.1

途中まで、二人の登場人物、アハンとバーディの見分けがつかなかった…。

蛇足的なシーンには強いメッセージを感じたけど、おじさん二人もなんだか良かった。
ものすごい純愛が描かれているけれど、その社会的背
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.8

なかなか理解できない部分もあるのだけど、ジェニーがテリーを探している時の、心理描写が切々としていた。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

自分が歩んだ90年代とは明らかに違うのだけど、自分が知らない文化に触れることができた気がした。
それぞれの登場人物の描き方が、多面的に描かれているのも良かった。

無言歌(2010年製作の映画)

3.8

観ている間、ずっと「壮絶」という言葉が頭から離れなかった。

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

あまりにも自分の高校生活とはかけ離れているのだけど、青臭い感じは見に覚えもあり、少しむず痒くもある。ブックスマートもそうだけど、観ていて楽しい。

もうひとりの息子(2012年製作の映画)

4.0

二人のお父さんの所在のなさがたまらなかった。

これまで観たことのあるパレスチナ、イスラエル問題がベースにある映画から、最後に悲しいことが起こるかと思っていて、実際にそんな予感が漂いながら話は進んでい
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草原の河(2015年製作の映画)

4.1

子役のヤンチェンラモが素晴らしい。あと、懐いている羊がかわいい。どこまでが自然な演技なのかが分からなかった。うっすらと政治的なことにも触れていて、なかなか奥深い。