こういう近未来SFを金かけてビジュアル化するのは嬉しいんだが如何せん中身が古臭いのがなあ
ニューアジアの都市部と農村部の接続部が見えなかったり、あの世界での人とAIの暮らし等が鳥瞰的な視点で描かれることが少なく結果、劇中世界の広がりは余り感じず
主人公と子供AIの親密度も結局は親子故の絆に帰結するのは単純にしょうもないと思うぞw
劇中のAIについても①顔がロボの奴②人の顔付いてる奴③自立爆弾的な奴の少なくとも3種があって、どれがどういう役割で造られているのかもはっきりと明示されず全体的に世界がぼやけてる印象が強い
話の筋的に脱アメリカ的思考的なものを含ませた方向性だとは思うんだけど、何だかんだアメリカは傷つかないままでAIの信仰対象にもちゃっかり関与しちゃう辺りが思考が抜けきれずで余計やらしいなと思ってしまった