YLxxさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.2

北野ブルー祭り
たけしらしい乾いた笑いと暴力そして愛

永遠の孤独と苦しみの共有

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.8

切り口が斬新で普通の作品なら主人公弁護士が有利になるのが善のはずなのに、ここでは悪として描かれる
その悪もオチで罰が正義よりくだるので完成度が高い作品

ただのワルな弁護士では終わらない

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.7

間違いなく観ておくべき作品
残酷で憎い現実を美しく

グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

3.2

ハードル上げずに観たつもりだった

この100分という尺でアニメーションでやるには少し難しかったのか、よりもいに比べるとメッセージが直接的すぎて現実味が無く感情移入しずらかった
よりもいスタッフが作る
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

オリジナルよりもアクションシーン迫力あるし何よりラストは断然スピルバーグ版の方が登場人物の感情が出てて良い

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

自身を表現すること、してしまうことの難しさ
死は生き残った人々を苦しめ答えを与えてはくれない


オーガズムが産む物語
本当のオーガズムを感じた時に物語が産まれるとすれば…

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

人の存在意義や行動原理に焦点が当てられているドラマ部分は良いと感じたし、最初1時間の空気感は物凄く好き
しかし脚本がスーパー後出しジャンケンやし、ラストセシルの能力で解決するのにも関わらずセシルの能力
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ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン(2005年製作の映画)

3.9

ギャング映画として素晴らしいです
どこまでがリアルでどこまでが脚色なのかは分かりませんが分かるのは50centが最高にタフガイである事

打撃王(1942年製作の映画)

3.5

ルー・ゲーリックの伝記という名のラブロマンス
野球好き映画好きとして観ておきたい作品

ベーブルース似てるなーおもてたら本人という衝撃すごい時代

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.4

キングスマンらしいと言えばらしいのだけど3作目という事もあり展開がキャラやストーリーから予測できてしまう、なので裏切られないのでキングスマンらしく無いのかもしれない
ラストの殺陣のカメラクソいけてる
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愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

4.3

さすがアーロンソーキンという感じのセリフ回しとスピード感
過去のロマンス、現在のシリアス、舞台(ドラマ)のコメディを伝記的に客観的な視点コメントを入れ、全てが調和し最悪最高のラストへ
ホームとは皆で築
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

3.3

映像面では間違いなく3作目にふさわしい
序盤に2の活躍でヒーロー化したガメラの攻撃により被災した遺族に焦点を当てているのがかなり面白い点にも関わらずこのラストはないだろと

相変わらず下(人の目線)か
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.3

予習
隠れた人種差別、日本における在日韓国人や華僑に近いものを感じた

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

4.0

現代怪獣映画の元祖とも言われるだけはある、科学に基づいて怪獣を攻略する、ラストの謎パワーには苦笑いですが
いやでもななんと言ってもガメラええやつすぎ
レギオンの造形カッコよすぎ惚れた

聖書の引用だっ
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.7

信頼と善の裏切り

エドワードノートンとローラリニーの演技は見もの

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.7

他者の介入により幸せが崩れることを恐れる
会話劇なのだが会話が本当につまらない
顔アップばかりで画に味気もなくダレる

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.7

この映画という一本一冊が大好きだ
個性的なキャラクター、架空の町アンニュイ、ポップな音楽に衣装や小物。映画の楽しさを体現した映画、全ストーリーもっと観たい!となってしまう。
取り上げられる題材も自転車
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

無駄なく洗練された1:1を意識した画角
可愛いセットや小道具、衣装はFENDIが鞄はPRADAが手掛けてる
無くなっても尚愛されるグランドブタペストホテルの秘密にぐいぐい引っ張られる


ウィレムデフ
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.6

特撮入門

ガメラが噴出して飛ぶことに衝撃
子供とリンクする設定にエヴァ
女優陣の演技くさすぎるしかしめちゃ可愛い

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.6

メタ構造になってるのも面白いし過去作から好きな人ならすごく楽しめるんじゃないでしょうか

メカのデザインイケてる

さがす(2022年製作の映画)

3.9

ここで終わるか?ここで終わるか?の連続にラスト驚かされた、予告からは想像出来ない展開
意外にも笑いどころも作っているのでそこまで重々しくもなく、見やすく構成されている印象
さがし求めた先に在るものそれ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.7

足が悪いんじゃないだ、頭が悪いんだよ!
障害者、貧困それだけではない封鎖された町社会で起こる兄妹の生への必死の抵抗

ラストの着信の考察
ハジメ→ヨシオもマコを探す時
客→ヨシオはマコを買う時
子供を
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.6

さすがのアルパチーノ
ばちいけレディーガガ
そしてアダムドライバーの演技の幅には毎度驚かされる

アルパチーノの日本語かわよ

空白(2021年製作の映画)

3.9

当たり前の日々は素晴らしく、一つの事件が人の本質を浮き彫りにさせる
自分を許せない父、未来が見えない店長、過ちに気づいてしまった担任、正しさに依存する女性

自分自身と他者への理解、その背景は簡単なも
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.6

手の振り方、声の大きさ、ドアの閉め方
仕草で表す育ちバックグラウンドや意思表示
日本における東京・女性・階級の区別



努力して夢を掴み取ろうとできる自分は幸せなのだと感じれた、本当に素晴らしい作品
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

OP最高すぎ
ちょっとヒーローすぎて合わなかった


冒頭のイタチが子供大量に殺したって情報のせいでプラスには見れなかった、しかもイタチ生き残っとるし

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.2

救いは何処に正義とは何か
男の権利、払う代償、各々のエゴ

登場実物全員クズ

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

ふとした時にこんな会話聞いたなって思い返すであろうそんなゆるさ

羅生門(1950年製作の映画)

3.6

冷静に考えると他人に出来事を話す際100%そのままで話すこと等殆どない気がする、言葉や順序が変わること等ざらである。
男として女として悪名高い盗賊として巫女として下人として皆エゴを持つ


映像として
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.1

トムホスパイディの原点であり行動原理が此処にある、これこそが親愛なる隣人スパイダーマン

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.1

某社のおおきなかぶをオマージュしたオープニングにシロバコムサニミュージカル


崩壊したムサニを復活させる物語なのだが、120分あるのだからもう少しあおいの精神的な成長を描けていればと思う…

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

男の妄想を全て体現した作品、ありがとうソニー


演出や台詞の全てにスタッフ陣の愛を感じた
ホームシリーズ3部作通して成長したトムホスパイディ、子供が憧れるヒーローから一人の街のヒーローへ。

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.2

ついに今週末ということで大好きなアメスパ2を見直しました。


ヒーローとはどうあるべきか
絶望を味わったヒーローは強い
今となってはここでシリーズが終わったのも好きな理由になってる