4nobuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.0

これは言ってみれば田舎に来た都会の若者が理解不能な風習に巻き込まれて生贄にされるという日本が得意とするジャンルじゃないですか。
ただこちらはジメジメした感じはなく明るい日の下で美しく見せてるのが今まで
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メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

1.5

序盤の異変が起きるところまでは凄く良かったがその後はオーソドックスな展開ながらももっと奇をてらっても良かったと思う。
なんだか腑に落ちない展開で観ていて違和感を感じる、父親がなぜそこまで弟を信頼出来た
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

1.5

流石にこれは意味判らんかった。
理解出来ないからつまらないとは思わない。
理解出来なくても面白い映画は何度も観てきたから合わなかったんだろうな。
映像美を褒める方が多い様に見られるが物語があってこその
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

ストーリーの速度というか時間の進み方がとても合っていて落ち着く。
エロイーズは最初なんだか受け付け難かったが本格的に絵のモデルになって改めて見てみるととても気高い女性だと感じた。絵にしてみると何処かの
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

2.5

幼いホドロフスキーが主人公かと思いきや両親に焦点を当てどの様な教育、影響を与えられたかを描いてます。
シュール過ぎて戸惑いますね、一時期の松本人志くらいシュールなので好意的に理解しようとしますがまぁ判
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

-

なんだかとんでもないテンションで始まり終わっていった印象。
戦争と紛争を繰り返したこの国の文化、歴史をもっと知らないとこの作品に散りばめられたメッセージは理解出来ないんだろうと感じた。
なので安易には
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ひまわり(1970年製作の映画)

2.5

とてもストレートな感情とストーリーなので分かり易いが今観ると流石に古臭ささを感じてしまう程シンプル。
とても凄惨な出来事で記憶を無くしたと言うがアントニオはどことなく信用ならない。
それでもお互い生き
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ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)

1.5

ジョン・カーペンターは当たり外れがあるねマウス・オブ・マッドネスは大好きなんだけれど。
主人公の過去に何かしら謎があるのが匂わせ過ぎなので一連の出来事に大きく関わっているのが想像つくのでラストにたいし
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8 1/2(1963年製作の映画)

2.0

冒頭の夢みたいな映像に惹き込まれかけたがこの内容では長過ぎると感じた。
監督の苦悩を脳内再生し第三者が覗いてるような作品なのかな?
最後の大団円は良かったし、行き着く先に答えを出した名言みたいなものも
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

1.5

エドガー・ライト真面目に映画撮ると面白みが全く無いな。
ホラーの演出が終始幻覚によるものでこの女性もいい加減慣れろよと思わずにいられない。そもそも普段から日常で幻覚見るような体質だったにも関わらずいつ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

1.5

1作目でも感じたが演出にダサさを感じる。キャラに恐怖や強さを表すのに猛獣みたいな咆哮あげさせるのはいい加減止めて欲しい。
今回の続編制作の目的が明らかにスパイダーマンとの繋がりを匂わせる事が主なのでキ
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野蛮なやつら SAVAGES(2012年製作の映画)

2.5

基本飽きずに見れてしまうがこれはもう戦争映画で倫理観を無視しいつ命が簡単に失われてもおかしくない状況を作り出しているからであると思う。
オリバーストーン監督のわりには娯楽作品になっていしまっているが社
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

スタッフロールでやっと気付いたがこれジム・ジャームッシュなのか、この程度で何で作品撮り続けられるのか不思議なんだが?
パターソンはアダム・ドライバーの朴訥な役柄が好印象だったが、作品としての評価は意見
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

2.0

LGBTを特別視しないのであればこの作品は極々普通になってしまう、印象に残るカットや普段の会話には見つけられなかった。
心は女性を求めていても生物学的には女性の肉体を持っているのだから男性でしか性欲を
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ありふれた悪事(2017年製作の映画)

3.5

多くの韓国映画でありがちなモラルを無視した血みどろエログロかと思いきや終盤は体制に抗う国民の話になっていて、意外と社会性のある感じ。
チェ室長の非情で残酷な行動に怒りの感情が湧きますが彼自身も韓国の社
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

2.5

シャマランのヴィジットにブレア・ウィッチ・プロジェクトを足したような映画。
不可解な事が起こるが最終的にはアルツハイマー病の老人が自制が効かなくなった為に起こした事件だと片付けられた様子でその方がリア
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.5

前作からの直後の話でおばあちゃんの折角の罠が台無しに、まぁ不死身だからなんだかんだで助かるんだろうけどもただでさえ命懸けの消防隊員と死闘を繰り広げなくてもと思う。
これまで散々恐怖に怯えていた市民たち
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.0

なんの感情も見せず淡々と殺人を犯していく様子は良かった。
あの家マイケル・マイヤーズから自分を守るシェルターかと思いきや閉じ込めるための檻だったのは良かった。
柵を閉めた時の彼の表情は少し淋しげだった
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ガール・オン・ザ・サード・フロア(2019年製作の映画)

3.5

主演のCMパンクという方プロレスラーらしいですがとても雰囲気良く格好良かったですし、後々酷い目にあってもまぁ仕方ないだろう位の駄目夫感が良かったですね。
ホラーなんですがあまり怖くなく、かと言ってつま
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アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

2.0

ホラー映画としては全く怖くなかったですね。演出もなんだか安っぽく感じました。
観ているこちら側からすれば偽マリアだと言うことは解りきってしまっているので、主人公達はどうやって気付くのかが1つの盛り上が
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その怪物(2014年製作の映画)

3.5

ちょっと言い方悪いですけどバカとクズしか出てこない、ですがこの作品に関しては褒め言葉です。
韓国映画ありがちの無能警察と無慈悲な筋立ては定番化しててやっぱりこうでなくてはいけませんね。
主人公の泣きの
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ファウンド(2012年製作の映画)

4.0

思春期の頃は好奇心の塊だから家族が留守の間に色々盗み見したくなる年頃、この少年には共感する所があった。
その秘密が人間の生首だったらと思うともの凄いシチュエーションだ。
この少年が誰よりも慕い憧れの存
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ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.5

もっとシンプルで良い。
あまり必要で無いような設定が多かったと思う。
主役の設定があまり例を見ない役柄だったのでそれだけで十分だと思う。演技もキャラクターも申し分無かっただけに外野の方々の感情は入り込
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マッドストーン(1974年製作の映画)

1.5

序盤は良かったが展開が悪すぎて中だるみがとてつもない。
潜入捜査官は最後ちゃんと仕事してたので良かったが、ミイラ取りがミイラになるはずが本人が言った通り義に忠実でブレてなかったですね。
1:03分辺り
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巷説百物語 飛縁魔(2006年製作の映画)

2.5

2作目にして違和感が無くなってきた、と言うか馴染んできた感じで事触れの治平の気持ち悪さも「あぁまたか」位の気持ちで見過ごせる位です。
ただせっかく大杉漣さん出てるんだからもうちょっと活躍を、出てる尺は
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巷説百物語 狐者異(2005年製作の映画)

2.5

コメディ要素が強すぎて京極夏彦の世界観に少し合わないかと感じたが終盤で盛り返した、吹越満が良かったと思う。
大杉漣さんには申し訳ないですが事触れの治平ってあんなに気持ち悪かったんですね。
なんだかんだ
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ハンコック(2008年製作の映画)

2.0

スッキリ終わったように見せかけてやっぱり観ている側は何とも言えないわだかまりを抱えたまま終わった。
この2人あと何年寿命があるんだろう?夫や子供に先立たれるのは確実だし今まで生きていた時間からするとほ
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.0

今の若者(偏った見方だと思われたらゴメンナサイ)にこの感覚伝わるのかとても興味が湧いた。
ただ音楽を聴いて熱狂してるだけじゃないかと思うかもですが、海や国境を越えてきた未知の音楽にどれ程心を奪われたか
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ケロッグ博士(1994年製作の映画)

2.0

やっぱりブリジット・フォンダ圧倒的に可愛い。過去に人気出ただけのことはある。
アンソニー・ホプキンスは特殊メイク並みに原型が分からなかった、こんな顔だったけ?と、キャラはインパクトあったが強烈な印象を
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クラッシュ(1996年製作の映画)

4.0

これぞデヴィッド・クローネンバーグといった映画
扱う性癖にほとんどの方が理解できず、異常とも思えるがそこは悪趣味にならずちょっとセンス良く見えてしまうから不思議。
生命が自動車事故によるクラッシュで損
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理由(2004年製作の映画)

2.0

序盤の仕立てはミステリーとしてとても惹かれる出来だった。
事件に関わる人物のインタビューシーンで物語が語られて往くのも良かった。終盤である人物の取材で有ることが分かるのだが。
ただ長尺で登場人物が多す
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ナビゲイター(1986年製作の映画)

2.5

もう少し壮大な物語を期待したがこれは12歳の男の子の精一杯の夢物語を映像化した作品だと思った。
そう考えれば最高にロマンがあるし大人の都合なんか一切関係ない、自分だけの世界が広がる。
この作品を同年代
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

1.5

なんの感情も抱かせないままどんどん人がワニの餌食になっていく。
極限状態の中で親子の絆や葛藤を描きたいんだろうけどこの状況でどうでも良くない?
モンスターパニックという視点では普通のワニだからあまりハ
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スクール・デイズ(2011年製作の映画)

3.0

イジメがテーマになっていながら爽やかな感動があり期待以上の出来だった。
だったんだがビッグ・ジーの視点でこの物語を感じたかった。
あれだけの嫌がらせや差別を受けながら卑屈にならず努力を怠らない彼はこの
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

2.5

是枝作品ということで少し構えていたが以外にもコメディタッチで笑いあり涙ありだった。
ただ反面肩透かしを感じなくもないかな?良多がなりたかった大人になるために少し前進したのか、それとも幸福を手に入れるた
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.5

新海誠作品を知ったのは恐らく多くの人達と同じ様に「君の名は」からでそれ以降は新作が出る度に劇場で観ていたがどうしても好きになれないでいた。
ヒット作以前の作品を、と思い「言の葉の庭」を見るが今度は嫌悪
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