まいたけさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まいたけ

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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

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2023年の一本目は、厳密には2回目の「THE FIRST SLAM DUNK」だったのですが、初見の映画はこの「デルトロのピノキオ」でした。先日小学生のときぶりにディズニーランドに行ったのですが、そ>>続きを読む

東京2020オリンピック SIDE:B(2022年製作の映画)

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オリンピックにはほとんど興味はなかったのですが、どんどん膨れ上がる予算や汚職、失言など、開催時はどちらかというと、というか完全に否定派でした。
しかしオフィシャルの記録映画ということで、いったいどんな
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ディレクターズ・カット JFK/特別編集版(1991年製作の映画)

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アメリカのナショナルアーカイブスが2022/12/16、ケネディ大統領選暗殺に関する資料13,000点を公開しました。バイデン大統領は2023年6月までに(国家安全保障上の脅威になるもの以外)全面公開>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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朴正煕のことは「タクシー運転手」を観たあとに韓国近現代史をかんたんに勉強してなんとなく知っていたのですが、暗殺した人がKCIAのトップだったとは知りませんでした。

そのKCIAのトップであるイ・ビョ
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

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今年はコロナに加えて、ウクライナ、安倍さんのこともあって、ふだん以上にいろんなことを考えた1年だったように思う。

「タクシー運転手」を観たときはたった40年前に隣国の民主主義国家でこんなことが、と驚
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

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公開当時にすごくいいと聞いていてタイトル覚えていた映画。
neco眠るのライブに行こうと思っていたのだけど、なんとなく出れなくて家にいたので観てみました。
やさしい映画。これはたまらん映画だった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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自分がスラムダンクでいちばん好きなシーンは、一年の石井君が「湘北に入ってよかった……」ていうシーンなので、やはりそこにいちばんグッときたんやけど、最初と最後の驚きも含めて、いいもの観せていただいたなあ>>続きを読む

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

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まさか今頃になってフル尺で観られるとは夢にも思わず。
そもそも庵野監督そのままのウルトラマンの写真しか見たことがなく、今年観た「庵野秀明展」で動画を観たときも、うわー動画や! と思ったけど、まさか本編
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女は女である(1961年製作の映画)

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なんかパリが出てくる映画が観たくなっていたところに、ゴダール追悼なのかな〜突然本作がAmazonプライムに入っていたのでひっさしぶりに観てみました。
昔はわかったような気で観ていたけど、年齢重ねて“わ
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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ここのところ人類の嫌なところばかり観てしまっていて、この流れしかないと思い切って鑑賞。

ユージーンスミスは、マグナムのレジェンド、ってかんじで、勉強のために以前一冊だけ写真集を買いました。とはいえそ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

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途中までは激ツラい映画。とくに倍賞千恵子の友人が亡くなるシーンくらいがもうマックスにツラくて、ああもうこれからの未来に希望はない…という気持ちになってしまって、とくに兄弟も子どももいない(配偶者もいな>>続きを読む

ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

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邦題から「帰ってきたヒトラー」のような、ブラックコメディというか、ソフトな内容を想像していたけど……(原題はDer Hauptmannで、ただの「大尉」)めちゃくちゃハードな内容できらくに観始めたのを>>続きを読む

インターンシップ(2013年製作の映画)

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ずっと気になっていた映画。やっと観ることができました。しかしここまでGoogle全面協力とはびっくり…! そしてめちゃくちゃ好きなタイプの映画でした。

お話自体はよくあるかんじの、主人公が周りのみん
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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これで予習はカンペキ。一度観たはずなのに、何も覚えてなかった……前に観たのはエンドゲーム観る前だったから重みが違うっていうか……追悼とか言ってホイットニーかけられてもたぶんピンときてなかったのだろうか>>続きを読む

エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

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トレッキングを始めたのはもう何年前かな。3年前からは冬山も始めて厳冬期の八ヶ岳やアルプスなどにも何度か足を運んでいます。
とはいえ、いわゆるバリエーションルートには行かないので、死の危険性はもちろんゼ
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東京原発(2002年製作の映画)

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90年代の邦画のノリがまだ残る作風だろうな、とジャケやキャストを見ながらどうしても思ってしまって、鑑賞まではなかなか至らなかったのだけど、最近電気自動車について考えることが多くてなんとなく観てみた。そ>>続きを読む

ききたいことば(2018年製作の映画)

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フォローした方がレビューされてるのをみて、ショートフィルムか〜とブリリアショートショートシアターオンラインに登録してみました。本作は12分。さらりと観れてコンパクトにまとまっていて構図やカメラワークも>>続きを読む

カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

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2022年一発目の映画はPSVRで観てどえらい疲れたのだけど、懲りずにリサーチと称してOcculus Quest2を購入したのでそっちでも観てみたくなり、いいのないかと探していて見つけた本作。動きが少>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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2016年、ニューヨークにPerfumeを観に行ったあと、NY熱が覚めやらず「ホームアローン2」とか「摩天楼はバラ色に」など、ニューヨークものをいろいろ観ていたのですが、その中のひとつがAmazonプ>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

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登場人物の誰にも似た境遇の人がいないので(強いていうなら主人公のビルか。境遇っていうか、こんなふうに自分の気持ちとか状況を相手にうまく伝えられずによく人を傷つけた気がします😅)、自分が感じた気持ちは全>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

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No Way Home を観るには観た方がヨシ という情報がどこからともなく入ってきて、しかたなく観はじめたのですが。

めちゃくちゃ面白くて深くて感動してしまった。あまりの面白さにそのまま続けて3も
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

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わりと長い間こういう映画ばかり観ていたので、その反動でアクション大作も観るようにしよう、となっていたここ数年。
MCUなど観るようになって映画の楽しみの幅が広がったなーと思うけど、やはり元々よく観てい
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

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新年1本目はなぜかPSVRで観ようと思ってしまって、あまり動きが多い映画だとしんどいかな〜と、そんな目線で選んだのがこの映画でした。

なぜかカナダが舞台と思い込んでてしばらくはバンクーバーかどこかか
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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自分の中で1〜2年周期であるのですが、最近また、太平洋戦争振り返りモードになっていて、保坂正康てんてーの「あの戦争は何だったのか(新潮社)」を読んでました。あとがきに

「戦略、つまり思想や理念といっ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

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こういうの弱いんよなぁ……と思いつつ、まず曲が好きだし、昭和の終わりにかけての、大きな変化の直前の時代にも興味があったので観てみましたら、めっちゃいい映画でした。

柳楽優弥ってすごいんやなぁ。あんま
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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まったく予備知識なく鑑賞。
森山未來だけにどうしてもモテキを想起してしまうねんけど、モテキよりもだいぶウェットというか……ちょっとしんどいかんじ。
モテキくらい気楽に90年代を振り返ってくれたら当時を
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

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友人が遊びに来て飲んでたら映画の話になってアベンジャーズの話になって。
僕としてはまだ観てない作品があるし観る資格なし、と思っていたのだけど友人曰く「もう充分やん今から観よ!」と捲し立てられやっとやっ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

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こういうのをいわゆる「なろう系」て言うんですかね?? ちゃうかな?

公開時にかわぐちかいじの漫画「僕はビートルズ」やん! みたいな意見を見た気がするけど、過去にタイムリープするのではなくて、時間軸は
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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どなたかが「今年ナンバーワン!」と書いてらしたのを見て、特に予備知識もなく鑑賞。
文字通り、命懸けの復讐劇。いつもならむしろわりと好きなかんじ(自己犠牲ものに弱い……)なのに、今作にいたってはあまりに
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ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

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「ミッドナイトインパリ」や「ディリリとパリのの時間旅行」みたいな雰囲気を期待して観に行きました。
古き良きパリの雰囲気や「ミッドナイトインパリ」のオープニングのあのかんじ(余談ですが、すべての映画の中
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KT(2002年製作の映画)

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ずっと観たかったけどなかなか観る機会に恵まれず。一応プライムビデオのウォッチリストに登録していたら、何年も有料だったのに急に無料になったので何年か越しで鑑賞が叶いました。

「タクシー運転手」「198
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

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なんかわからないけど急に三島由紀夫が読みたくなって、いくつか短編を読み返してました。で「憂国」を読んだときに、改めてこの人何考えてたんやろな? と気になって、本当は全共闘と討論するほうを観たかったけど>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

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はじめのうちは「これ、どうなってるん?」と思いながら観ていたけど、これがご本人が感じている世界だとしたら、よくステレオタイプな「認知症のひと」として描かれるような、突然怒り出したり泣きはじめたり、みた>>続きを読む

Reframe THEATER EXPERIENCE with you(2020年製作の映画)

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Perfume 観にニューヨークやサンフランシスコに行ってると言うと、多くの反応は「えーすご」とか「しんじられへん〜」とかそんなかんじ。
でも自分としては、何か言い訳がないと海外旅行とか思い切って行け
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激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

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毎年企画している戦争展のおかげで太平洋戦争のことは人並みに知っているつもりだったけど、沖縄の慰霊の日が毎年6月23日に行われているのを知ったのは、4年前、企画の中で知り合ったアーサービナードさんが毎年>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

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毎年春には午前休をとって朝からドラえもんを観て、一駅電車に乗り、知り合いの実家のトンカツ屋さんでカツ丼を食べます。たまに朝ドラの初回の再放送に出会したりもします。あんまり長く続いているので、そこまでが>>続きを読む