このレビューはネタバレを含みます
まず率直に思ったことを2点。
①これは許しの物語であるという事
②耳と心は満足するが目が不幸
①これは許しの物語であるという事
物語上にキリスト教的なメタファーがこれでもかというくらいに散りばめられ>>続きを読む
おいおい、またズートピアの焼き増しかよ…と思っていましたが観てみたらとてもよかったです。
移民や人種問題というでかい風呂敷を広げておきながら、フォーカスされていたのはエンバーとウェイドの静かなロマンス>>続きを読む
"映画の映画"として出来が良過ぎた。
最初から最後まで泣いてた。
ジュラシック・パークや、インディ・ジョーンズを、口下手な父親が映画館に連れて観せてくれたことを思い出した。
これは僕の映画なんじゃない>>続きを読む
DCもMCUも破滅に向かって行ってるな…ちゃんと議論され始めたらいいなと思います。
やたらスティーブン・キングっぽいなと思ったらジョー・ヒルでした。
こういうジュブナイルホラーは爽やかな気持ちで観れるのでもっとやってくれ。
シンプルに映画体験として良い。
シリーズ通して考え得る全てのアクションを潰しておきたかったんだろうな。キアヌは疲弊して殺してくれと懇願していたらしいが…笑
この時代のホラー映画かなりいいですね。清水崇のCUREとか、そういう雰囲気です。
邦画は今こんな事になっているのか…
ある程度映画というものに格式を求めていることを教えてくれたありがとう。
"なぜ実写化する必要があるのか"っていうのがあまり腑に落ちなかった。
アラジンのようにインド映画に落とし込む発想とか、何かしらの必然性みたいなものがないと、ただの金儲けとしか思えない。
予算もセンスもない。
そもそも予算がないならVFXを使わない工夫をして欲しい…最初のFPS視点とか本当にセンスがない…。まともに観れない。これを真剣に面白いと思って発表してるなら本当にやめた方がいいと>>続きを読む
これをプロパガンダの映像として作っているのが痛烈な皮肉になっていてそれだけで面白い。
限られた空間の中で無限の表現を見せてくれる素晴らしい作品でした。
最早ジェームズワンが絡んだホラー作品で一瞬たりとも怖いとは思えない身体になってしまったけれど、良いなあというホラー大喜利は何箇所かあった。
黒人シスターデブラの使い方、ラストシーンのトリガーとしか使わ>>続きを読む
最近の愚行が嘘みたいに思える程良いディズニー100周年の短編作品。
なんで配信スルーなんだ…
ジェームズワンのファミリーホラー。一作目の陰に隠れて特に印象に残らず。相変わらずシリーズ通して曲はひたすらに良い。尚更劇場で観たかった。
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小さい頃VHSで観たディズニーのドタバタ劇を観てるような気分になった。
そもそも"映画"ないしは"映画を撮ること"をデフォルメし過ぎていて気持ち悪い。センスのないブラックコメディを観ているよう。
あ>>続きを読む
キリスト教の原理主義的なカルト信者がゲイのカップルを殺しに来るという構図がどうも納得いかない。
選択をするという前提で父性対母性の対立を避けたという風にも考えられるけど、それならキスリスト教的なメッセ>>続きを読む
もう少し捻りを入れてくるかなあと思っていたら意外とシンプルな映画でしたね。
悪く言うと予告編の通りです。あそこから予想できることが全てなのかなあと。
ただ、面白いカットがかなりあったり挑戦的なスタイル>>続きを読む
かなり良かったです。映画としての完成度は文句のつけようが無いと思います。
他のMCU作品のようにどっかんばっかんファンサービス的な映画ではなく、物語があって、確かにそこにキャラクターの体温を感じること>>続きを読む
なんというか、悪役が凄く薄っぺらくて共感できなかった。良い作品て、悪役にも上手いこと共感できるようになっていて、善悪を問うような構成になってるよなあと。なんで知識を求めるんだろうとか、その辺をもう少し>>続きを読む
ちょっと良過ぎましたね。
"スパイダーマン映画"というのを逆手に取ったシナリオ展開、どんな天才が思いつくんでしょうか。
ベン叔父さんの死や、警察署長の死、スパイダーマン映画では確実に描かれてきた喪失の>>続きを読む
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正直なところ、年に平均数回しか劇場に行かない日本人がなぜこんなにこの作品を評価してるのか分からなかったです。
中々に素晴らしい作品だとは思いましたが、意図的に観客に感情移入させないように作っているのは>>続きを読む
惚れ惚れするようなテンポの良さ。
説明台詞はシナリオに関することのみで、状況説明は神業かというくらい軽やかに映像で見せてきますよね。子どもころから何度も観てますが、大人になってもあっと驚く場面ばかりで>>続きを読む
死者を埋葬するということは、時間感覚を明確に得たということですよね。「ああ、この人とはもう会えないんだ」と。そして霊的な繋がりを頼りに一つの死生観を共有する事によって、コミュニティというのは発展します>>続きを読む
ピクサーが同じようなメッセージを同じシリーズでやる筈もないので、この結末は自然な流れかなと思いました。
価値観を刷新し、それを全ての世代に届ける。新しい挑戦を通して、世界のお手本になろうとしてるのがデ>>続きを読む
スパイダーマン映画としては失敗。
トムホランドスパイダーマンの成長譚としては成功。この二言に尽きます。
スパイダーマン映画の良さっていうのは、悪の曖昧さだと思っています。ヴィランそれぞれの存在はスパ>>続きを読む
アリ・アスターの長編デビュー作。
今作以前の短編から分かる通り、彼は所謂ホラー映画が作りたい人ではないですよね。
作品を通して人間の嫌悪感や不快感を炙り出していくような手法が多く、かなり好感が持てます>>続きを読む
ヨルゴス・ランティモスどんどん好きになりますね。この作品もまた血の通っていない人間関係を権力という構造を交えて描いていました。「お気に入り」という言葉自体、明白な上下関係が前提とされますよね。
誰もが>>続きを読む
まさにホラーサスペンス。
ホラー映画のセオリーをごたごたに無視してくる感じがかなり良い。しかし後半ちゃんと売れに行ったなという感じがして自分にはすこし物足りなかった。5ではもっとめちゃくちゃやってほし>>続きを読む
ヨルゴス・ランティモス、かなり好きです。
『ロブスター』の時もそうでしたが、この監督は一貫して血の通っていない軽薄な人間性、或いは社会というものを描きたいのでしょう。登場人物に一切自己が見えないんです>>続きを読む
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1人か2人か。ホモかヘテロか。26cmか27cmか。
この映画の描く世界は"独身を許さない社会"というよりは"中庸なスタンスを許さない社会"というように受け取りました。グラデーションが存在しない社会で>>続きを読む
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主人公、研究を止めに来たのでは？
美人に付き纏ってキモい行動してるおじさん性がきつい。あとからそういうことねとはなるけども。
そもそも死後の世界をどうやって証明したんだ？という観客全員の謎がしっかり悪>>続きを読む
完全にサイコパス版オズの魔法使いでしたね。こういったふうにジャンル映画とジャンル映画を組み合わせたような手法にはとてもワクワクしました。
次回作マキシーンではポルノカルチャーとアンチキリスト教、シリア>>続きを読む
老人系ホラーが最近豊作ですね。
ヴィジットやエックスなど、おばあちゃんがやっぱり1番怖いです。
