シロさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.6

現代版人魚姫。絵本のように美しいだけではない、尻尾は生々しいし生臭いし時には凶暴性も見せつける人魚。彼女らは陸に憧れたが住むべき土地ではなかった。最後シルバーが彼を選んだ時泣きそうになってしまった。終>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

2.5

掃き溜めのようなこの街をなんとかきれいにしたいと思ってるタクシードライバーの主人公は、援交少女に出会い、箍が外れたように体を鍛え、銃を手に入れ、彼女を救おうとする。前半めちゃくちゃつまんないじゃんと思>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

2.4

シャーリーズ・セロン姐さんがただただ強く美しい。普段アクション系あんまり見ないんだけど、格闘も銃撃戦もカーチェイスもどれも見蕩れてしまった。私も姐さんに守られたいわ。闇に光るネオンが輝く映像と音楽もか>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

まさかの多重人格?からの実はそうじゃなかったし、みんな仲間だろって喧嘩もしてなかったし、マリも共犯なのはびっくりした。ただ、どんでん返しで有名な作品なのでもうちょっと何かあるかなって期待しすぎてしまっ>>続きを読む

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

1.6

悪くはないんだけど私にはおもしろさが全然分からなかった…。そもそも犯罪者だし人殺しだし、虐待男を痛めつけようがそこは最低の最低ラインだから。今更父親ぶっても罪は消えることはないし、悪い人がちょっと良い>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.6

荒唐無稽であろうがこういうディストピアな設定大好き!七つ子ちゃん、髪型やメイクだけでこんなにも印象変わるのね。個性豊かでかわいかったし意外にも強い!アクション満載で楽しかった。それにしても1人で演じき>>続きを読む

カポーティ(2005年製作の映画)

3.6

キャッチコピーに惹かれてずっと観たかった作品。なるほど。人間は相反する感情を持つことができるけど、それは大きな葛藤を生むことになる。カポーティが「同じ家で育って、ペリーは裏玄関から出て、自分は表玄関か>>続きを読む

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

2.2

あらすじだけ読んだら見ようとは思わなかったけど、アウトローのイメージだった豊田監督作品だと知ってちょっと驚いた。監督も奨励会に属していたんだね。チョイ役で主役級の俳優がバンバン出てくる。音楽もめちゃく>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

まんまとミスリードに引っ張られた…。究極の愛っていうか、庇護的な愛に感じられた。15歳年上っていうのも絶妙な年齢差。タイトルがいまいち咀嚼できないんだけど、女から見て男ってよく分からないものなんだなっ>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.5

初々しい彼らの恋にキュンキュンしてたのに、幸せだったのは最初だけ。あとはひたすら暗い…。でもアメリカの映画にはないような陰鬱さ、嫌いじゃない。てか実話なのか…。報われないね。もし夢で逢えたら、何て言お>>続きを読む

ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.1

ゲーム好き、映画好きな夫婦って素敵だなぁ。リアル脱出ゲーム好きだからそれと同じような気分が味わえて楽しかった。銃弾を取り出すところは普通に考えてめちゃくちゃ痛い場面なのにすごくおもしろかった。最後まで>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

2.3

これは絶対ネタバレ見ないで観たほうが良い!(先に見てしまった人…。 )最後の、刑事が気づくところからの展開ゾワッゾワッとする。しかしながらちょっと事件の内容が分かりづらかったかな。コバヤシさん、日本人>>続きを読む

プライドと偏見(2005年製作の映画)

2.4

タイトルが好き。それらは人間が必ず持ってるものだけど、取っ払って他人と接したいね。この時代、女は結婚するしかなく、親は金持ちと結婚させたがる…。その中で本当に大事なものは何なのか。最後に彼を本当に愛し>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

2.8

最初でも最後でもいいけど主役級の人が死ぬ映画好きだなー。モラトリアム期間の若者たち。男女グループに属したことないけど友情とか恋愛とか面倒くさそう~。でもラストはそれでも人間と関わることは素敵だなって思>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

2.7

これぞ王道ミステリー。全員が怪しく見えてくるがまさかの結末で終着する。これはもう1回見たくなるわ。雪に閉ざされた列車内の雰囲気や、豪華な俳優陣の演技合戦も見どころ。良くも悪くも真新しさはなかったけど、>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

1.5

サバイバルものは自分には向いてないんだな…。バレーボールのウィルソンと喧嘩して、仲直りして、最後に別れがあって…はなんだかおもしろかったけど、恋愛模様も中途半端な気がした(リアルではあるが)。トム・ハ>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

2.4

テレビ討論会の所まではめちゃくちゃおもしろくてワクワクしたのに、犯人が解ってからはなんか冷めた。あの人の演技が苦手というか、あまり感情がこもってないように感じてしまうんだな…。顔は好きだけど。

罪の声(2020年製作の映画)

2.0

私が馬鹿だからだけど登場人物が多くて関係性がよく理解できなかった…。どんでん返しがあるかと勘繰ってたのに何もなかったし。最後まで救われずけっこう重いままだった。それにずっと未解決だったのに新聞記者が調>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

2.9

2人の恋っていうよりも人生について考えさせられたな。遠回りに見えるけど2人はその時その時の最善の選択をしたように見える。だから最後に結ばれたのは必然だったのかなと思えた。人生って浮き沈みあるしタイミン>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

1.6

ゲイリー·オールドマン目当てで鑑賞。見事な特殊メイクで面影なかったけど。
政治で上に立つ人間は演説での人心掌握術を持っていないといけないなと思った。表では自信に溢れていたけど、実際には何度も推敲を重ね
>>続きを読む

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

2.6

後半からガラッと雰囲気変わるなぁ。結局よく分かんなかったけど、よく分かんないのが楽しかった。「トータル・リコール」や「インセプション」みたいな、近未来、過酷な現実よりも楽しい夢が買えるとしたら自分なら>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

2.1

今度はフランス側のエイズと戦った人たちの話。全体的にはつまらなかったけど、エイズに対しての知識や理解は深まった気がする。エイズはゲイに多いってことも知らなかった。学校でもコンドームは付けるなど性教育は>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

2.6

もし自分が病気して、まだ未承認の薬だとしてもそれを使いたいっていう気持ちは分かるなぁ。主人公は今の薬はおかしいって裁判までやって、海外に行って新しい薬を手にして、例え商売だとしても他人に分け与えたのは>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

2.8

こんなに感動させられるとは思わなかった…。ハーバード大の法科に入学するだけでもエラいことなのに、子どももいて、更には旦那がガンになってしまい、旦那の分まで授業を受けるとかどんだけ努力家なんだ。
肝とな
>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

2.5

シリアスな部分とコメディ要素の塩梅が絶妙。ウーピー・ゴールドバーグ好きだなー。最後の成仏シーンは泣けちゃう。デミ・ムーアの涙が美しすぎるよ。90年代って歌詞付きの主題歌が流行ったし名曲も多いよね。どう>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

2.7

めちゃくちゃ美味しそう…。夜中に観たらただの飯テロじゃん。どこに行けばキューバ料理が食べられるの。
息子のパーシーがかわいい。決して良い父親ではないけど、料理に対しての真摯な気持ちは受け継がれていくと
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

1.7

2回連続ノーラン監督。いつも以上に登場人物の行動の目的がよく分からなかった…。ただ、音楽で緊迫してる雰囲気は伝わってきた。普段はのめり込んでてBGMなんて聞こえないんだけど、状況や心境を説明するのに音>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

いつも同じ感想だけど、訳分かんなかったけどおもしろかった!時間が通常の人と、逆行してる人の戦いが凄い!ノーラン監督はこんなシーンが撮りたくてストーリーを考えてるのか、ストーリーの先にそういうアクション>>続きを読む

シュレック(2001年製作の映画)

2.0

声優に浜田雅功を起用した人天才だと思う。なぜか関西弁がめっちゃ合う。

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

2.2

大変なことが起こってるのに淡々と日常をこなすのが不思議だった。伯母さんの葬式には出ないのにレストランは開くし、お母さんに会えたことを隠すのも疑問だった。途中で眠たくなってしまったけど衝撃的な事実に目が>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

2.8

野球にファンタジーが合わさると思わなかった。良い話だった…。リグリーフィールド、フェンウェイ・パーク、タイ・カップ…自分でも知ってる小ネタもあったけど八百長事件については詳しく知らなかった。勉強になっ>>続きを読む

氷の微笑(1992年製作の映画)

2.5

シャロン・ストーンの色気やば…。セックスシーンがこんなに「かっこいい」と思ったの初めて。途中でキス我慢選手権が始まったのかと思った。そりゃ男も女すらも我慢できないよね。サスペンスとしても終始心理戦のド>>続きを読む

コンタクト(1997年製作の映画)

2.2

すごく現実味のある宇宙の話だった。これを観ると、宇宙人はもしかしているのかも?と思わされたのに、神を信じる信じないで装置に乗れるかどうかを決めるのは理解できなかった。科学と宗教って相反するものなのね。>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

2.1

設定だけ見て、もっとコメディ調なのかと思ったらけっこうシリアスだった。西と東では食品や服装が違うこと、統一された後東側の国民は西側の生活にすばやく順応していったことが知れて良かった。社会主義はあまり良>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

2.3

オープニングかっけえ!真っ青の制服がめちゃめちゃ似合う。同じ場面を違う視点から繰り返し見せるのは「桐島、部活やめるってよ」を思い出したけど、その中にこんなシーンがある。
「タランティーノでどの作品が好
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.3

バンド結成して、MV作って、恋をして…青春時代に自分もやりたかった…。コナーは家庭環境最悪だし、校長やクラスメイトにも虐められていたけど、音楽によって勇気づけられたり、慰められたり、想いも伝えたりして>>続きを読む