シロさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

2.8

ラブストーリーだと思ったら父息子の親子愛にやられた。何気ない日常が幸せに満ちた日々だったと知ることが出来る。愛してる人に愛してると言う、行きたいときに行く、後悔しないように生きたいと思った。あと、メア>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

2.6

最近1番の衝撃。妙に生々しいなと思ったらやっぱり実話だったのか。自分の常識がぶん殴られる。子どもがヤクを吸い、銃を扱い、強盗をして、人を殺して、最後は自分も殺される。「愛と平和」には程遠い。ヤクや銃が>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.5

身分違いの恋ってどうしてこんなに萌えるんだろう!上手く言葉にできないのでおもしろかった所と印象的だった所を箇条書きで。
・同居人のTシャツ
・馬と猟犬
・共感できない理由
・ブラウニーの取り合い
・マ
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

1.3

しんどすぎて見てて辛かった…。お互いに傷を舐めあって生きていくんだなと思ってたけど、あまりにも傷が深すぎて、もう堕ちていくしかないと思わざるを得なかった。それでも明るい将来を期待していいのかな?もう二>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

2.5

「フランケンシュタイン」は不気味の怪物とだけ知ってたけど、18歳の女の子が書いてたとは知らなかった。波乱万丈の人生だなぁ…。金持ちになったり貧乏になったり、自由恋愛を掲げていても因果応報に陥ったり、さ>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

1.6

サクセスストーリーかと思ったら、マーク・ザッカーバーグがどれだけクソかという話だった。本人がこれをOKしたのがすごい。冒頭の彼女との話といい、女を格付けするやり方だったり、友達を裏切り、さらに親友をも>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.1

久しぶりに観たけどこんなに長かったっけ…。
人は自分をよく見せようと演技をする。会見に出る彼らのように。所詮、夫婦だって他人。自分以上を繕うとしてしまう。でもそれは他人が期待してしまうから。我が子は良
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.3

やば…!初登場シーンからケイト・ブランシェット様に心奪われたんですけど!出てくるたびに衣装が違ってかっこよすぎる!いいんですか、こんなにサービスショットがあって…。うわ、アン・ハサウェイ様も美しすぎる>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.1

全部把握できたわけじゃないけど脚本すごっ…。こんなに先の展開が気になる映画はないかも。誰だって生きる目的を探してる。彼の場合は妻の復讐であり犯人探しなのだった。10分前の記憶がないってこんな感じなのね>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

2.8

おぉ…そういう結末か。予備知識なしのレア・セドゥ様嬉しい♥パリは両親が新婚旅行に行った土地だから自分も行きたいなと思ってた。オープニングからパリの景色が堪能できました。自分の教養の無さが残念すぎるけど>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.4

うわ、まじか…。最後は衝撃的な決断だった。章タイトルの「家族」「正義」「海」が本来のきれいさを失ってるところが皮肉。特に「海」は全然綺麗に見えなかった。死者の還るところなんだと最認識させられた。
最近
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ダークナイト(2008年製作の映画)

2.3

映画館公開当時以来2回目の鑑賞。迫力ある映像と、ヒース・レジャーの鬼気迫る演技は見応えが充分にあった。けどやっぱり内容を理解できなかった。「善と悪の概念が覆される」と紹介されてたけど、バットマンは正義>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.4

めちゃくちゃ良い映画だった。不思議と涙は出なかった。学校ではいじめられて、母は病気、父は離婚してるし、祖母とは一緒に暮らしたくない…と悩みを持つ主人公のコナー。怪物が聞かせてくれる物語はいずれも主人公>>続きを読む

建築学概論(2012年製作の映画)

1.8

典型的な韓国恋愛ドラマだった。可愛くて快活な女の子がなんの取り柄もない主人公に恋してずっと思い続けるなんてない。って思うのは私だけ?ヒロインの女優さんが可愛すぎて大学生役でもいけそうだと思った。タイト>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.3

90年代後半から2000年代初頭の刑事物の雰囲気好きかも!主演の2人がかっこよくてどちらも応援してしまった。ダブルスパイという設定楽しいね。リメイクされるのも分かる!日本にも欧米にもない屋上の景色最高>>続きを読む

マーニー(1964年製作の映画)

1.3

赤色に異常なほどの恐怖を見せる窃盗癖のある女と、その女を好きになった社長の物語。カメオ出演したヒッチコックを見つけられたのは2回目!種明かしはやや衝撃的であるものの(今となっては使い古されたネタだが)>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間〈スペシャル・エクステンデッド・エディション〉(2001年製作の映画)

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この機会にせっかくだから観てみようと思ったら、スペシャル·エクステンデッド·エディションなる208分もするやつで、案の定集中力が持ちませんでした(懺悔)。9人の仲間でさぁ行こう!ぐらいまでは見た記憶が>>続きを読む

ミザリー(1990年製作の映画)

1.6

「人間の正義を超越した正義」とは…。物語全体は退屈だったけど、厄介な自称ナンバーワンのファンの怖さを表した映画だった。今でも超有名作品から同人誌に至るまで自分の思い通りにいかないとイチャモン付けるやつ>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

見終わってから頭の中に「?」がいっぱい!アンニャはどこにいたの?パパは死んだの?テルマはどういう超能力?鳥はなんか関係あるの?私の読解力では到底分からなかった!が、「ぼくのエリ~」と同様に、北欧独特の>>続きを読む

ハリーの災難(1955年製作の映画)

2.1

ハリーって誰なんだろうと思ったらもう死んでた。自分が殺したと言う人が3人も出てくる。計4人で死体を埋めたり掘り返したりするドタバタ劇。タイトルに違わず、ハリーがかわいそうでおもしろかった。(語弊。)こ>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

2.7

数学なんてチンプンカンプンだよって思ったら、途中でちょっとした違和感が解けてサイコスリラーかと思った。それがなんと実話とは。統合失調症ってなかなか治るものではないんだな。他の病でもそうだけど、一生付き>>続きを読む

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

2.2

インタビュー中はかなり強気な性格をしてるかと思ったけど、内実はとても弱く、付き人のナンシーや神父さんに不安を吐露する場面が印象的。誰だってそう、どんなに悲しいことがあっても子どもたちの前では強い母でな>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.0

三部作完結編!大好きなドクがメインに据えられていて嬉しかった!青野武さんの声も好き!何度も腰抜け者(chicken)と呼ばれるのもBUMPファンにはたまらない。「未来は自分で切り開くものだ」、過去を幾>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

1.4

変な邦題だけど、中身は法廷劇サスペンス。序盤は登場人物がみんなイライラしてて自分もイライラが移ってしまった。が、後半は二転三転するどんでん返し。二転くらいは気付いたけど、三転は唖然としてしまった。ここ>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭に「世の中は暗いことばかりだから物語の中では明るいことを書く(うろ覚え)」的な言葉が紹介されて、つまり今は暗いってことやな…と。
眼福!眼福!最高!
美しき出演者たち、ドレス、インテリア、映像も音
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8 1/2(1963年製作の映画)

1.1

読解力がないため最初から最後までよく分からなくて、ひたすら苦痛だった…。ただ、映画監督の巨匠(自分自身)が主役って珍しいし、ハーレムでうらやましい限りだった。「完全を得られぬなら無を選べ」、最後のほう>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.2

Ⅰに続いて金ローにて初鑑賞。まさか二部作とは思わなかったけどⅢも楽しみ。
過去の人が考える未来(現在)って楽しい。サイズぴったりになる服、自動的に縛る靴紐、空飛ぶ車やスケボーはまだ実現に至らないけど、
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めまい(1958年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

え、何で最後落ちたんだ…。
「サイコ」同様、先の見えない展開の連続。ヒロインが死んでから本当に狂っていたのは妻じゃなくて主人公だったことが分かる。
うわさのめまいショットや屍姦と呼ばれる男の異常行動、
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.6

タイ映画って初めて観たけど、音楽も映像もスタイリッシュで、臨場感もあって、中弛みもなく、最後まですごくおもしろかった!
カンニングは絶対悪いことなのに、主人公に感情移入して応援してしまった。自分も大学
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NEXT -ネクスト-(2007年製作の映画)

1.8

フィリップ・K・ディック原作。
途中から2分先見える概念が分からなくなってしまった。未来を予測して何度でも過去(現在)に戻れるってこと?
私はニコラス・ケイジが苦手なのかあんな可愛い子とイチャイチャし
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.2

戦争の悲惨さをまざまざと見せつけられた。ワーグナー流しながらの侵攻は胸焼けしそうだった。サーフィンしたり、ヤク吸ったり、プレイボーイのショー見たり、とても現実逃避しなければやっていけない。4人を暗殺し>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

久しぶりに良い映画観たなぁとすごく胸がいっぱいになりました。自分も教え子になった気持ちで先生に教わりました。礼拝堂の天井の美しさや戦争の体験など、分かってる気がしても理解できないこと。主人公がハーバー>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.1

思ったよりコメディ調で楽しめました!出来ればリアルタイムで観たかったなぁ。あの有名な曲がバッチリ合っててかっこよかった。スケボーが乗りたくなる。タイムパラドックスが上手く使われてて、そういう概念が理解>>続きを読む

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

1.2

アニメも見てたけどけっこう話暗いよね…。主人公がだんだん強くなっていくっていうストーリーじゃなくて最初から天才で、天才だからこその孤独や苦悩があって川本家が唯一の救いなのだけど…零ちゃんが幸せになるこ>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

3つの看板は裏から見れば何も書かれてないし、同時に読みたければ少し遠くから離れてみなければ見えない。人間も多角的に見なければその人のことは分からない。主人公も署長も元警察官も。善人悪人の概念がゆらゆら>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

潔癖症で女性恐怖症の主人公と、広場恐怖症の女性の恋愛を応援してたのに、何このムナクソ展開!なんとなく分かっていたけど…。最後の示唆はどういう意味なんだろう。惚れたもん負けってことなのかな。贋作の中にも>>続きを読む