シロさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

2.8

恥ずかしながらインドが宇宙ロケットの開発をしてるなんて初めて知った。そういえばインド人は数学に強く、エンジニアが多いんだっけ。メンバーは主人公はじめ女性が多くて良い。主婦だったり妊婦さんまでいる。でも>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

2.9

心底ゾッとした。何が怖いって姿が見えない幽霊とかではなく、自分の思い通りにいかないと気が済まない人間だよ。妊娠、出産は女が決めるもので他人が決めるものじゃないからね。女は男の所有物じゃないから。本当に>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

2.7

夏休みの間、父と一緒に過ごすことに。鳥たちを世話していくことで少年は成長していく。てな話かと思ったらまさか少年が単独で渡り鳥と空に飛び立っていくとはびっくりした。しかも実話。親の気持ちになったらそりゃ>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

2.1

最初アバターかと思った(見たことないけど)。こてっこてのSF。宇宙人がたくさん出てきて楽しい。ヴァレリアンは男の子の名前だけど、リュック・ベッソン監督らしく女の子も強い。リアーナ様の変幻自在のダンスは>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

2.3

エルトン・ジョンのことを何も知らずに鑑賞。ピアノでロックするのかっこいいなぁ。彼の人生をなぞっていくストーリー。両親の愛に恵まれず鬱屈したまま大人になる。周りに人はいてもずっと孤独のまま。ついには依存>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

2.7

こういうシチュエーション好き。集められた6人が脱出する過程で人となりや建物の構造がだんだん解っていく。有能そうな人が最低なヤツだったり、無能そうな人が実はとても役に立ったり、勝手に優生思想への反論かと>>続きを読む

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

2.2

最後は胸を熱くさせるとても素晴らしい人生賛歌の映画だったが、そこに至るまでがなかなか辛いお話でしたね。誰も彼もPTSD(トラウマ)を患っていて歩き出せずにいた。それは仕方のないこと、心の防衛反応だから>>続きを読む

野球少女(2019年製作の映画)

2.6

男女平等に!と言いながら体力的に男子に敵わないのは認める。女子プロ野球があればいいのにね。主人公が野球しかやってこなくて、それでプロに行きたいっていう気持ちは分かる。でも男子と一緒にやるのは無理でしょ>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

2.4

2人のリボウスキが出会うとき奇跡が起こる。嘘がウソを呼び、変人が変人を呼ぶ。んー、あまりおもしろいと思わなかった。「ファーゴ」も最初意味不明だったからじわじわ来るんだろうか。ブシェミが最高にブシェミし>>続きを読む

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.0

再鑑賞。最後ゲンジさんにやられた泣。めちゃくちゃ良い話だった。最初は親目線で「まいちゃんにとってすごく良い経験だなぁ」って他人事だと思ってたのにいつの間にか自分事に。人を疑うこと、死んだらどうなるのか>>続きを読む

小公女(2017年製作の映画)

2.9

タバコ、ウイスキー、彼氏、それらが有ればいい。物価が上がった昨今、彼女は家を捨てた。なんか他人事には思えなかった。私も一歩間違えてたらその日暮らしの生活をしてただろう。彼女みたいに友達もいないし、家事>>続きを読む

未来は今(1994年製作の映画)

2.1

よく分からなかった…。社長が飛び降り自殺したのもティム・ロビンスが社長になった経緯もフラフープを思いついたのも記者兼秘書をやれることも頭の中に「?」がいっぱいになった。でもまぁまぁおもしろかった。ダジ>>続きを読む

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

2.2

設定がおもしろいなって思って見てみたけどけっこうシリアスな話だった。一方は鬱になるし最後どちらかが消えてしまうって…。もし自分がこの人格なら耐えられないだろうなぁ。仕事もフルで働けない、彼女も作れない>>続きを読む

ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

1.9

ケイシー・アフレックって美少年だったんだねー。死んだ目がきれい。ブラピの何考えるか分かんない感じも良い。しかしこの俳優陣じゃなければ見ていられなかった。内容は退屈だし長い。遺体が見世物になったりその後>>続きを読む

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

2.8

有能か有能じゃないかよく分からないコリン・ファースがテキサスのカウガール、キャメロン・ディアスと手を組んで裸族のスネイプ先生を騙すお話。パンツ一丁で右往左往するコリン・ファースが笑える。他の人のレビュ>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

2.7

おじいちゃん版「アルマゲドン」と謳われてたけどこっちのほうが断然好き。「△△は元気か?」「〇年前に死んだよ」とかお年寄りあるある(?)なジョークを挟みつつ、宇宙へ旅立つ彼らがかっこいい。年老いてるから>>続きを読む

テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)

2.6

後に「ハンガー·ゲーム」に出る少年が「チャーリーとチョコレート工場」のガム少女と出会う。童心に帰れるような純粋な作品。あの頃は今では見えない何かが見えたし、架空の役割を共有してたし、大人には作れない友>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.2

映画制作の裏側を知れる作品。答えのない作業の繰り返し、本当に創作者には頭が下がります。芸術とビジネスは切っても切り離せない関係だし、監督が自由に作れる作品なんてほんの少数派だろうね。もっと日本映画業界>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

2.5

昔観たときは誰が1番悪人なんだろう?と哲学的なことを考えたけど、今見ると恋愛映画に感じた。深津絵里の気持ちが分かってしまった。心の隙間を埋めるために誰かに会いたくて、誰かに尽くすことで同時に自分が救わ>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

2.7

臆病なゴリラ、冷え性のシロクマ、賢いオウム、魅力的な動物たちがかわいかった。リスやアリが意外にも凶暴でそのギャップがおもしろかった。そしてドリトル先生がまた良いキャラしてるね!吹替してる藤原啓治さんは>>続きを読む

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

1.9

ちょっと遅めのクリスマス映画。昔見たときは不気味の谷症候群で断念したけど今は大丈夫でした。列車で行く旅ってワクワクするね。ドラえもんの銀河超特急っていう映画が好きなのでそれを思い出した。着いてからは私>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

2.2

メキシコ治安が悪すぎる。60分に1回誘拐事件が起きるなんて…。無愛想な男と少女の交流、好きに決まってる。てっきり助け出す話かと思ったら中盤にまさかの展開で意気消沈した。そこから地道に悪を追い詰めていく>>続きを読む

ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.8

すっごいものを見た。ラスト鳥肌じゃないけどゾゾゾって体が痺れた。笑えるんだけど泣ける。泣けるけど笑える。
こういう映画があってさぁ~って人に話したくなるあらすじ。私も当然気になってやっと観れた!命懸け
>>続きを読む

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

2.3

章立てでキトゥンは自分の人生を振り返っていく。これがまた波乱万丈でマイノリティとして生まれてアイルランドの抗争に巻き込まれて母を探してロンドンに行ってテロリストと間違えられたり。でも見てるとあまり悲壮>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

2.6

最後の文章が重たいが1つずつレンガを積み上げるように着実にストーリーが進んでいき、次はどんな展開になるのか魅入られる話だった。ケヴィン・ベーコンは本当に憎かったし、ロバート・デ・ニーロは味のある良い役>>続きを読む

ヒトラーの贋札(2007年製作の映画)

2.4

芸は身を助ける、たとえユダヤ人収容所でも。贋札を作ることは自分が生き残る代わりに敵であるドイツ軍の懐を増やすことだ。仲間内でも当然揉める。自分自身の葛藤ももちろんある。協力してもドイツ兵に見下される毎>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

2.6

どこを切り取っても絵になるような画面の美しさ。今見ても画面に古さを感じさせない。現在こんな美意識が高い芸術監督はウェス・アンダーソンくらいしか思い出せない。
ストーリーは有名なので今更なのですが悪人だ
>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

2.1

邦画三連チャンNTRでうんざり。そんなに女性って不倫してる?いやしてるか笑。濱口監督とは相性悪いかも。映像が変わらないから何だか小説を読んでる気分。映画の意味がないのでは。タイトルがスパイス効いてて良>>続きを読む

ニールジャー(2016年製作の映画)

2.9

我慢してたけど頭が痛くなるくらい泣いてしまった…。私が1番怖いのは超常現象でもなく自然災害でもなく人間が人間の命を奪う愚かさだ。彼らテロリストは神のために或いは同胞のために、時に神よりも恐ろしいことを>>続きを読む

生きちゃった(2020年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

ごめんだけど共感できなかった。1番かわいそうなのは借金肩代わりして体を売った挙句殺された大島優子だろ、って思ってしまった。何でお前が泣いてるんだ?親友いて良かったなぁっていう感情しか湧きませんでした。>>続きを読む

秘密への招待状(2019年製作の映画)

2.8

最後がちょっとモヤモヤするけどたしかに良い映画でした。イザベルからすると勝手にニューヨークに住めとか言われてイライラする気持ちも分かるし、テレサからすると自分がすべきことは何かと考えた時に強引にでも実>>続きを読む

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

1.7

冴えない男が実は…系。クリステン・スチュワートがかっこいい。こんな彼女いたら最高。だけどちゃんと裏があった。最初に男2人殺したところがピークだった。

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

1.8

1作目から主人公を革命のシンボルとして祭り上げたりスピーチさせたりして大人が子どもを良いように使ってる感がある。そうしてメディアを利用してるのが今の戦争っぽくて辟易する。戦争が終わっても何も残らない。>>続きを読む

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

1.8

2作目はフィリップ・シーモア・ホフマン、この3作目はジュリアン・ムーアにマハーシャラ・アリまで出てきて俳優はどんどん豪華になるのに内容はイマイチ。ゲーム内で戦ってたほうがまだ孤独感や不条理感があった。>>続きを読む

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

2.3

記念大会とな、そうきたか~。胡散臭い司会のスタンリー·トゥッチがだんだんクセになってくる。意外にもゲーム始まってからが退屈になった。ライアーゲームとかトモダチゲームとか人を騙す話が好きだからみんな疑っ>>続きを読む

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

2.5

年越しはハンガー·ゲームシリーズに決めました。この先の展開が読めないなぁ~。設定はおもしろい。みんな大好きデスゲーム。「バトロワ」の二番煎じ感あるけど、リアリティショーにして敢えて男女1人ずつ選出しな>>続きを読む