しょーげんさんの映画レビュー・感想・評価

しょーげん

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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

2.9

鑑賞記録です。

一瞬だけはアポロ・クリードを見た。
大目にはみるが大分無理がある。「ロッキーなんだから良いでしょ。」は嫌だ。
テッサ・トンプソンに救われる。ぶれない役どころが板につき助けられる。
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞記録です。

“奇譚”極まる。
映画らしい邪さ、雰囲気が秀逸。
【富豪村】の完成度以来、その昇華の度合いに驚嘆する。
失礼ながら、いつもの木村 文乃の“影”の無い自然体な感じが逆に良く、世界観、転
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.8

鑑賞記録です。

属性定まらず。
SF、サバイバル、ヒューマン、そしてE.L.E。どれにしようかな?といったところ。
アダム・ドライバーは悪くはない。ただ、少女との関係性に父性がともなわず、そこが残念
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.2

鑑賞記録です。

圧倒的超次元。
“速い”のにうたた寝してしまうもの凄さ。
安心しきってしまうのか、いらない所にだれてしまうのか、恥ずかしくも申し訳ない。

慣れ過ぎないようにします。

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.6

鑑賞記録です。

そこはかとない。
韓国映画は好きなので、比較は否めない。
その狡猾さ、暴力性には国民性が現れると思う。故にどうしても“綺麗”に見えてしまうのが正直な感想。

さて、本作は我が街でロケ
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D坂の殺人事件(2015年製作の映画)

2.0

鑑賞記録です。

解釈の一つとして捉える。

緊縛に特化し過ぎていて興ざめである。
途中まではそれなりの加減のエロスと不穏感であったのに、後半で失速し残念。
ただし、あの恍惚の表情だけは評価しよう。頑
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彼女について知ることのすべて(2012年製作の映画)

2.2

鑑賞記録です。

拠り所の無い作品。
恐らく敢えて淡々と仕上げたのであろう。
悪女でもなく、クズでもなく、溺れるでもない。心が振られないのはそのせいか。あくまで淡々と。
三浦 誠己。失礼ながら、脇にい
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I am GHOST(2009年製作の映画)

2.7

鑑賞記録です。

日韓友好作品。
リスペクトは窺えるも、浅くて物足りない。
回収されない関係性にも残念な感覚が残る。
もう一歩といったところ。

確かにソ・ジソブはいい男。
同感です。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞記録です。

サイバー、ハードボイルド健在。至高の良作。
単体にあらず、大河。

ウェディングドレス(2010年製作の映画)

3.7

鑑賞記録です。

韓国作品の面白さとは何か?
それは完成度の高さ。
多くの作品において何らかの“伏線”が張られ、それが綺麗に“回収”される。そう表現するのは少々大袈裟かもしれないが、確かな魅力の要素で
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グランプリ(2010年製作の映画)

3.2

鑑賞記録です。

女性騎手再生の物語。
思い付かない題材に、これまた恐れ入る。悔しいけれど引き込まれる。
正直、重点が見当たらないのに中々面白い。

キム・テヒとは懐かしい。
ヤン・ドングンというのか
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フェスティバル(2010年製作の映画)

3.1

鑑賞記録です。

“アブノーマル”、“倒錯”。
すっかり死語。今だからこそか。
それにしても中々の怪作。
恐るべき韓国作品と認定いたす。

シン・ハギュンはやはり上手い。
リュ・スンボム、オ・ダルスの
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約束(2006年製作の映画)

2.9

鑑賞記録です。

南北関連作品は数多あり。
必ず何らかの“哀しさ”が付きまとう。
大なり小なり、深くもあり浅くもある。そう感じるのは私が日本人だからである。
“黎明期”、“過渡期”、“成長期”、“成熟
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宿命(2008年製作の映画)

2.2

鑑賞記録です。

取って付けるにも程がある。
荒削り。削りが荒すぎて芯まで失くなりそう。
いや、これぞ“成長期”の韓国作品である。恐るべき凄さ。

仰せの通りの色男集団。
ぶつかり合いには相応の評価。
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四月の雪(2005年製作の映画)

2.7

鑑賞記録です。

総じて足りない。
しかし、韓国作品の“過渡期”らしいと思えば納得できる。
いよいよ監督達の個性が現れだす。文化の融合、融和を経て、その“調べ”が奏でられていく。

韓流四天王。
我が
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あなたの初恋探します(2010年製作の映画)

2.8

鑑賞記録です。

「んなこたぁないわ。」
むず痒くなるラブストーリー。

韓国作品の“過渡期”から“成長期”を感じさせる。
いちいち真理で、直球の台詞。
その通りであると思わせる手法に恐れ入る。

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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

5.0

遥か昔の鑑賞記録です。

鑑賞時は十歳。
近所にあった宝塚劇場という映画館。
確か夕刻。
母と共に。

青い猫と赤い猫。
車窓を覗き込む姿とジョバンニ、カムパネルラの名前がとても印象的。
アニメーショ
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グスコーブドリの伝記(2012年製作の映画)

3.3

鑑賞記録です。

学ぶこと。働くこと。とても大切である。
思いやること。
決して利己的にならず、そうありたい。
とても難しい。

「できねぇのっす。」
故に“人”である。

少し恥ずかしながら本日は宮
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞記録です。

日本人で良かった。
そんな想いが鑑賞直後に去来。
はて、この心情は何だろう?
自分を見つめ直す。
やはり感性だと思う。

文士、宮沢 賢治。
少年時代の記憶が甦ると共に、
その思い入
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エイリアン・ビキニの侵略(2011年製作の映画)

3.0

鑑賞記録です。

もう何も申すまい。
だからこそ現在の韓国作品があるのだ。

本日これにて終宴。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.8

鑑賞記録です。

心の機微に揺蕩う。名作として記録いたす。

稚拙な表現しか浮かばないのは、それだけ心、感性に響き、染み込んだから。
「心ない」を自分に当てはめて反省をしよう。「心ある」ことの大切さを
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権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.8

鑑賞記録です。

社会派の佳作。
“静”と“動”が交錯する。駆引きの妙に集中する。いやはやこれまた面白い。

チョ・ジヌンを侮るなかれ。正義漢を好演。カメレオン俳優の真骨頂といったところ。
いつ観ても
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

3.6

鑑賞記録です。

四の五の言わず単純明快。
面白い。
何でも凶器にするサイコキラー、無双の肉弾戦、鉄槌。これぞ韓国作品の醍醐味。

マ・ドンソクだ。
そうか、その“フック”が格好良いんだ。嬉しいなぁ。
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スティール・レイン(2020年製作の映画)

3.4

鑑賞記録です。

荒唐無稽で一触即発。
大味感は否めない。
それでも韓国作品の底力。少なからずの満悦感は得た。

チョン・ウソンと潜水艦。【ユリョン】から幾年か。演技力は申し分無し。
クァク・ドウォン
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.7

鑑賞記録です。

そもそもが“多様性”。昨今ゆえに拍車がかかる。
それでも楽しめる。
散りばめられたオマージュに顔が綻ぶ。思わずにんまり。

“Awesome Mix”
観続けて参ります。

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.2

鑑賞記録です。

視聴記録です。
4月30日 :CS録画
第43回 青龍映画賞

狂気、疑念、不信、葛藤、安堵、そして決して分かち合えない歓喜。
改めて、韓国作品の恐るべき力。圧倒される。

第42回
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.2

鑑賞記録です。

往年。
「君は“小宇宙”を感じたことがあるか?」
少し感じた。
“鳳翼天翔”だと思う。

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.6

鑑賞記録です。

まずまず。
ご都合的なのは昨今の世相と認識するもの。
どうしても【救命病棟】世代(あえてそう申し上げるが)にはそう感じざるを得ないのかな。

さて、仲 里依紗が良い。【海猿】以来かな
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.8

鑑賞記録です。

なるほど、良いまとめ方である。
尺が短いので心配であったが、何のそのと言った感じか。
それにしても、よくぞここまで集まった。経験が確実に力となっている。共演、競演、協演。
これだけで
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.7

鑑賞記録です。

侮れない作品。
不覚にも陥れられた。しかしそこが我が韓国作品への嗜好であると再認識いたす。
“単なる”では済まされないところがやはり良いのだ。

ベテラン、中堅、新鋭の、この当時の揃
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俳優は俳優だ(2013年製作の映画)

2.8

鑑賞記録です。

気分が一喜一憂。あらゆる方向へ持っていかれる。
良くも悪くもキム・ギドクである。
稀なる才能はもう味わうことはできない。
残念至極である。
どうしてそんなに自然体に親分で、兄貴なのだ
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おもちゃ 虐げられる女たち(2013年製作の映画)

3.3

鑑賞記録です。

総じて“浅い”印象。
浅くせざるを得ないのか?
骨を抜かねばならぬのか?
悔しい···。あぁ、骨太であって欲しい。

気は優しくて力持ち。
マ・ドンソクの片鱗を垣間見ることができたこ
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.2

鑑賞記録です。

爽快で痛快。
勧善懲悪の面白さに引き込まれる。
2008年の設定が良く、思えば私的に韓国作品を鑑賞しまくっていた頃。
その頃の様な、包丁、ナイフ、鉈の泥臭い肉弾戦に胸がすく。
マ・ド
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞記録です。

アメリカの“粋”を感じさせてくれる作品。
怒涛の前半に自ずと意識を集中。速すぎるほどのテンポに克己心が湧く。
さて、後半。
来た…。それまでの我が意識が回収されるがごとく、畳み掛けら
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞記録です。

得をすることはないけれど、損はしない面白さ。
歯切れの良いテンポでサクサク進むのが良い。

ミシェル・ロドリゲスに惚れ惚れ。マッチョな肉弾戦は言うこと無し。これまで何となく分かってい
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ハッピー・ウエディング(2015年製作の映画)

4.1

鑑賞記録です。

皆様のレビューが参考になりました。
所謂、プロモーション、紹介映画として出来の良い作品。
奮闘記であるから演出は多少大袈裟。けれどそれが良い。
吉岡 里帆の道程。
まずは言われるがま
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