海さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

映画の内容だけではなく、映画の構成そのものに手を加えていることが新鮮だし、これは手法の説明と言っても過言ではない

インセプションは派手でコメディ要素も少しあるけど、この映画は渋めなスパイ映画

自分
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インセプション(2010年製作の映画)

3.9

どこが自分のいるべき場所なのかではなく、なにが自分のしたいことかを問い続ける?

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.7

エターナルサンシャインのダーク版だな、と思ってたら監督が一緒らしい

不自然な視点、奇妙な視点が上手で、話だったり小道具や設定が変じゃなくても、その撮り方だけで十分怖い

ホラーって意味の怖さと、無意
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

もし裏にこんなに大きなことがあるのなら、わたしたちにはとうてい想像なんてつかないだろう

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

新時代の映画感があるけど、手法の面白さと映画の面白さのバランス的にはカメラを止めるな、と近いものを感じた

SNSってこんなにも個人のことを調べられるのか、と感じた
特別な方法をとってるのではなく、普
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東京物語(1953年製作の映画)

4.1

なんで小津ってこんなに素敵な雰囲気を映画に閉じ込められるのだろう
黒沢がアメリカ風味なら、小津はフランス風味
映画全体に漂う古き良き日本、登場人物と背景が多めのカットは奥行きがとってもある
優しい日本
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美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

4.0

こういう生活こういう人間に憧れる、またはそばにいたいと思う、彼を支えてたいと.

ジェイン・ジェイコブズ ニューヨーク都市計画革命(2016年製作の映画)

3.6

"常識の天才"ジェインジェイコブスと"マスタービルダー"ロバート・モーゼスの話。モダニズムの崩壊の日、1972年3月16日。

物事の両方には良い面と悪い面が必ずあるはずなので、ジェイコブスのやり方が
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

期待し過ぎた?
あまりわからなかったけど、建物がきれいなのとライアンがかっこよかった

大義のために死ねるのは"人間らしい"
妊娠を奇跡とよんでいること

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.7

あきこがとってもかわいかった
先生もとってもかっこよかった
宇多田ヒカルも最高によかった

田中泯とか安藤サクラとか豪華な人ばっかり

ほっこりした
運命的にずっと一緒にいなきゃいけない2人っているん
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Red(2020年製作の映画)

3.8

トラックの赤旗、夕焼け、口紅、情熱
どれを取っても濃く深い赤なのに、この話の中だと胸がきゅっとなってしまう、どれも一番冷たい赤なのかもしれない
はたから見たら身を滅ぼす愛なのかもしれないけど、考えるだ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

私も好きなものについて語れと言われたら一行目に戸惑うと思う。
本当に好きであれば好きであるほど、恐れ多く感じてしまう、怖くなってしまう。一度始めれば床が埋まるくらい好きでたまらないのに。
“結婚”や、
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

アニメ映画のいいところって、すべての要素(ありえる・存在すること/もの、ありえない・存在しないこと/もの)がすべてフラットに描かれている超越しているところだなと感じる

先日観た攻殻機動隊もそうだけど
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マクマホン・ファイル(2020年製作の映画)

3.0

たしかに話が分かりにくいのはあったけど、都会的で可愛らしいアンハサウェイではなくて、特徴である女性的な部分を出さず演技しているのは新鮮だった。
話が複雑ではあるけど、最後のアンハサウェイの気持ちを思う
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夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

3.6

この子たちはどういう大人になるんだろう
子供って世界で一番素敵な存在だと心から思う

関西弁が耳に心地いい

かつてどんなに栄えてても、崩れて朽ちていくのが時間の妥当な流れなのはわかってても、どうかそ
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イノセンス(2004年製作の映画)

3.5

作画がとてもきれいだけど、やっぱり他のシリーズを見ていないとわからないのかなというところが多々あり。世界観が重厚。

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.6

ニノの演技がだんだん苦手になってきている気がする…
でもニノの無表情なむすっとしているところはやっぱり上手だなと思う。
優しい人より悩んでいる人が似合う。

何か足りない?

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.4

気づいたら悪夢に入ってるパターン(アイズワイドシャットとか)の映画。

何にも抵抗しなくなったら眠れる、レミは何に抵抗していたから眠れなかったのだろう。不眠症がひどく人間らしい生っぽいことのような気が
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

3.7

black lives matter

連れてこられたのは祖先で今の自分は普通に生まれた一アメリカ人でしかないのに、普通に生きることすらできない

『人間らしさを取り戻すのよ みんな一緒にね』
元々あ
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.2

フランチェスカの人格者ぶりがすごい。
庶民派でみんなに対して誠実でお茶目な教皇。
まったくどういう人なのか、キリスト教ってどういう宗教なのかを知らなくても、この教皇は全ての人に好かれる人なんだと思う。
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.4

小さい頃に見る夢みたいな話

ペンギンの生まれるシーンがぷりっとして可愛くて、くせになる

あんな風に調べてワクワクしてた夏休みが懐かしい

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

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見知らぬ土地の見知らぬ酒場で見知らぬ女性と、カウンターに並んで飲みながら観た

映画よりもその夜の印象がつよい

トランセンデンス(2014年製作の映画)

2.9

こんなに賢い人たちがこんなにバカなことをするはずがない。
というのは言い過ぎかもしれないけど、エブリンが自分のことしか考えていなくて、びっくりする。
インストールされたらウィルは永遠に独りきりで、それ
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ロリータ(1962年製作の映画)

3.3

見知らぬ土地の見知らぬ酒場で見知らぬ女性と、カウンターに並んで飲みながら観た