しゅんすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

しゅんすけ

しゅんすけ

映画(618)
ドラマ(7)
アニメ(0)

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

4.3

どこかカナダっぽい感じが好きだなぁ〜
青春期の不安定な気持ちをすごく上手に表していて、でも落ち着いている雰囲気。優しいタッチの映像が身近に感じさせてくれる映画だった。

レオニーのファッションは男子か
>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最後の殺害シーン、まさか片眼鏡の光で殺害への誘導をしているとは、、モノクロだからこそ映えるシーンで感動すらした。

徹底的な作り込みで伏線回収が面白い。最初片眼鏡の光から逃れなかった男と光から逃げた夫
>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

赤という象徴は理想であり夢であり、それがバラであり。妻が取り憑かれているそれだ。
ラストシーン赤は血として表現される。
現実こそが美なんだと気づいたレスター。
現実こそ理想なんだ。

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.5

マリリンモンローマリリンモンローマリリンモンロー
アイワナビーラブバィユー

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.3

最初はただのコメディかと思ったら最後はハートフルな仕上げに。

何気なく自分の事を最優先に考えて生活するある男が、その日から今日を繰り返すようになって徐々に変わっていく話。

毎日をのらりくらりと過ご
>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

4.1

サイコホラーの金字塔。
前半はマリオン視点で、後半はノーマン視点で描いていて、シャワーのシーンで一気に物語が変わる。

位相幾何学でいうメビウスの環という表現がぴったりな印象。
欲望(常に満たされるこ
>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

4.0

レオンのモチーフになった作品で、POPEYEにも確か紹介されてた。

家族を失った男の子と雇われ殺し屋グロリアが組織から逃げる話。決して男の子の演技が上手いとは言えないが、なんか雰囲気が好きだったなぁ
>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.8

その一瞬はただの一瞬じゃ無くて、一瞬一瞬の積み重ねの上で生じる一瞬。一つ一つの積み重ねで今がある、そんな事を改めて考える機会になった。

/一瞬を逃しちゃいけない、じゃなくて一瞬が私達を逃さない/
/
>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.9

難解すぎて考察無しでは無理な映画。

サイコホラーとしての臨場感や異常な脳内を見事に映像化している。

定期的に出てくるアイツはどんなメタファーなのか、そんなところを是非。あとポルノ要素が少し強いかな
>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

3.6

なんでもない高校生達が不思議な力を手に入れるSF映画。

お金や名誉など人間には幾つも欲があって、それに固執し過ぎると、大切なものを見失ってしまうそんな気がした。

アメリカの高校生が主役の映画はすご
>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.1

/起きることが、起きただけ/
/水滴が素晴らしいのは、最も抵抗の少ない経路をたどること。人間は全くもってその逆だ。/

アメリのような世界観で見ていて楽しかった。
子どもって大人以上に繊細で、でも親は
>>続きを読む

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

4.0

思考すること、これを怠れば誰もが怪物になり得る。この事をナチスに落とし込み自ら犠牲になりながらも伝えた。

テロリスト、宗教、通り魔等例を挙げればキリがないが、本質は思考しているかどうか。人間にしかこ
>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.2

過去と現在の行き来がすごく滑らかで分かりやすかった。
あとはまぁ最後の食事のシーンが印象的。
噛めば噛むほど味がある映画。

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.8

臨場感があってすごく良かった。
もう少し面白い仕掛けをしているともっとたよしめたかも。設定としてはあるある感満載だが

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

3.8

インド映画らしくないけど、そこもまたええやん。ストーリー構成がしっかりしてて少し長かったけど楽しめた

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

4.3

いやー圧倒的社会派。

そもそもアウシュビッツであるとかナチス、ヒトラーっていうあまりにも抽象的にしか考えてられてなかったなぁ。どんなモノもそうだけど、やっぱり偏見を持ったままとか固定概念だけでモノを
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

"あなたはこの結末を誤訳する"
って洒落た言い方しとるなぁ、でもすごく言いたいことは分かった。

ただ期待しすぎたためか、最後まであまり盛り上がらなかった。1人の人物に特化しすぎて9人もいる?キャラ薄
>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.6

やっぱりアニメはハマらないかな、、、
感情移入しにくいんよなぁ

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.6

ゴリゴリ系過ぎてアニメ観てない側からするとむず過ぎ。まぁファッションとかbgmとか独特な世界観あって良いなーという感じ。
エヴァみよエヴァ

ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.2

あるトラウマや事件は時を止めてしまって、中々次に進めない。でもそれを乗り越えなければいけないし、乗り越えた先にはまたゼロからのスタートが待っているといったメッセージ性。

終始迫力に欠けてしまうし、単
>>続きを読む

君がくれたグッドライフ(2014年製作の映画)

4.3

好き嫌い云々では無く、絶対に見ておいた方が良い。
死を目前にした時、安楽死を選ぶのは残酷なことなのか。その人自身の葛藤と周囲の人々。死についてよく考える機会になった。

安楽死って欧州の方だと認められ
>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.4

マイケルは「フルートベール駅で」でも観てたから本作は尚更見たかった。

どのシーンを切り取っても黒人差別があったし、黒人差別は無くならないんだなあと。BLMでかなりホットな話題ではあるけど、実際この事
>>続きを読む

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

4.3

エンターテイメントの力ってやっぱすごいなぁ
その人の日常を豊かにするだけじゃなくて、人生そのものに影響を与えることができるから。

「自閉症は人と関わりたくない訳では無い、関わり方を知らないだけ」って
>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.3

デニーロをあそこまて脇役で使う本作の豪華さ。サミュエルは毎回出てくるたびに服装変えてる

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.1

まだ観るの早過ぎたかな、、
幾つものメタファーがあって仕掛けがすごい。最後の終わり方も色々考えさせるし、しかしまぁ難しいからもう一回みよ

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.2

/この日々も色あせていく。でも、
今は思い出じゃない、現在進行形だ。
僕はここにいて彼女を見ている、美しい彼女を。/

愚行録(2017年製作の映画)

4.3

一般的な幸せって、例えば大手に勤めて美人妻を持ち可愛い子供に囲まれる生活。年収1000万の生活。でもその幸せって独立したモノじゃなくて。幸せって絶対的なものじゃなくて、他者比較の中での相対的なものに過>>続きを読む

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アダムサンドラーで1番好き
今を生きよう、後悔してもこの作品のようには取り戻せないのだから。

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.9

その人にしか見えない世界、その人だけが持つ価値観。個性を大切にしたいよね

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.2

そっちか、普通の映画とは逆の展開だったなぁ…
共に過ごす時間が長ければ長いほど別れが辛くなる。

この病気に限ったことでは無いが、その子にとって好きな事を永遠にやらせるべきか、自立させて一人前にさせる
>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.7

人としてある一線は絶対に越してはいけない、そんなメッセージ性

/これは実話を元した映画ではない、真実の映画だ/
この言い回しめちゃくちゃかっこよかった。ノンフィクションだからこその感じでリアル感あっ
>>続きを読む

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.7

少年が冒険をする系はすごくロマンがあって、成長があって観ていて飽きない。今回は期待しすぎたかなぁ、、、グッバイサマーとかプールサイドデイズが自分の中でかなりヒットしてて、それには少し劣ってしまうかも。>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.4

優しさにあふれる映画

互いに助け合う、赤の他人にも寄り添って優しくする、心の余裕を作ることが優しさを連鎖させていくんだと思う

ダコタ演技うまいなぁ

こういう映画を見ると思い出す言葉
/この世界は
>>続きを読む