このレビューはネタバレを含みます
昔は当たり前だった生活が贅沢と言われる。その当たり前を享受している歳だからこそ、すごく怖かった。死を受け入れたつもりで生に執着する先生。悠々自適に見せながらも、必死さが垣間見えて苦しくなった。
このレビューはネタバレを含みます
いつか終わりがあることを忘れない。それが結婚生活のヒケツなのかもしれない。恋心は乾いていくものだとか、諦めることもできるけれど、それは何だかもったいない気もした。
このレビューはネタバレを含みます
わかりやすいコメディは強い。漫画の実写化にありがちなキャラクターのやりすぎ感はなく、しっかりハマっている感じがした。心地よい面白さが最後まで続く。
このレビューはネタバレを含みます
大枠のストーリー展開は、アナ雪やリメンバーミーと同じ感じ。モアナとマウイの掛け合いが可愛らしく、海の映像が綺麗で、歌もよかった。ただ、リメンバーミーに比べて、涙腺が緩むほどの没入はできなかった。
このレビューはネタバレを含みます
チャーリー・パーカーがそうだったように、一握りのGREATになるためには全てを捨てる覚悟がいる。恋人を手放し、自分の身体をボロボロにして、予定調和を壊し続けるニーマンの姿にこれ以上のない刺激を受けた。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スポ根の作品かと思っていたから、良い意味で予想を裏切られた。児童向けの映画にポルノシーンを差し込むように、人間には危険な欲望、本能が潜んでいる。それを発散できる場所がファイトクラブであり、そこに生きる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「梯子が崩れてしまった地上600mの鉄塔」というワンシチュエーションのホラー作品。取り残された2人が知恵を絞って奮闘するも、悉く上手くいかないことの絶望感がたまらなかった。ハゲワシは弱い自分のメタファ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最高のアクションの後に楽しめる2人のほのぼのシーンが好き。前作に出てきた兄弟が好きだったから、その2人についてまひろが言及していたのもグッときた。これまで以上にまひろとちさとの友情や人間味を感じられた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
転売ヤーが恨まれるという設定が新しかったから面白いかな〜と思ったけれど、イマイチハマらなかった。自分の人生が面白くないからゲーム感覚で殺す第三者はまだ理解できる。転売ヤーの先輩や会社の先輩、彼女が主人>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
会社の為とかお客様の為とか、綺麗な言葉に感情を殺されている人に刺さる作品だと思った。自分自身や周りに当てはまるストーリーだったから、観終わった後に胸が締め付けられる感じがした。闘って無理なら逃げたって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久々のディズニー映画。心にまっすぐ訴えかけてくるストーリーだった。肉体の死(あるいは脳の死)だけでなく、人に忘れ去られた時に死ぬという考え方が軸になっていて、とにかく切なかった。今の記憶を忘れずに生き>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
家族のために結婚するのか、愛のために生きるのか。作品を観た時の年齢によっても見え方が変わりそうだと思った。登場人物が悉くクズなので、共感できる部分は少ない。
このレビューはネタバレを含みます
メガロドンを倒した後によりデカいメガロドンが出てくる絶望感。自由な動きをとれない海だからこその恐怖があり、シンプルに楽しめた。
このレビューはネタバレを含みます
事前情報なしで視聴。借りたエアビーに先約の男(キース)がいたことで、「きっとコイツが殺人鬼だ」と予想。と思いきや、キースがうなされたり、ドアが勝手に開いたりしたことで「心霊系か!」と思い、またまた予想>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作に引き続きゆるいコメディと激しいアクションシーンが最高だった。『花束みたいな恋をした』や『リコリス・リコイル』に触れる感じもブラックコメディ感があって好き。前回ほどストーリー展開に起伏があるわけで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分に知識がもっとあれば、各シーンの深さを理解できたのかなぁと消化不良な感じ。ずっと不穏な雰囲気と聴き心地の悪い音に飲まれていた。隣で叫び声が聞こえる中、シャワーの水漏れに気づくシーンは不気味だった。
このレビューはネタバレを含みます
監禁された少年フィニーが、死者からの電話を頼りに、地下室から脱出を試みる。子どもたちからバトンを受け継いでいき、最後は親友ロビンの根性論で解決。穴掘りや電線、冷凍庫の件もただダメだった例ではなく、グラ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
別れた後から付き合うまでを遡っていくことで、一つ前の時系列の回収をされていくところは面白かった。ただ、自分とは共感できないタイプの恋愛像で、イマイチ物語の世界観に入り込めなかったのが残念。もちろん人に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
物語の大半は、布施野が小夜をレイプした話を中心に展開される。だから、あすみの存在だけ浮いているように感じる人も多いのではないだろうか。
見どころは、ラスト15分から。それまでの全てが、あすみの「相手>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これまで証拠不十分で起訴されなかった犯人。ジュンホは唯一真相に辿りつけたけれど、あまりにも救いのない結末だった。助かった、上手くいったと思う度に裏切られるのが面白い。犬を殺すシーンや水槽に死体を飾るシ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画だと思っていたので、まさかの展開に驚いた。前半に陽キャラ大学生の嫌な部分を見せつけておいたことで、中盤〜後半にかけての爽快感が大きい。自主制作の良さが出ているように感じた。
このレビューはネタバレを含みます
繰り返しの生活も決して変化がないわけではなく、ちょっとした発見につい心躍る。そんな楽しさを教えてくれる作品。セリフが少なく、物語に大きな起伏もない。それでも見続けたいと思える役所広司の演技って本当にす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ヤクザのおっちゃんが勝ち逃げする終わりはそんな好きじゃなかったけれど、ハラハラさせるシーンや伏線回収が楽しかった。主人公が絶妙にポンコツなのも面白い。
このレビューはネタバレを含みます
劇場版だから特別に面白いというわけではなかったけれど、いつもらしく良かった。家族愛すばらしい。
このレビューはネタバレを含みます
途中で主人公が恋に落ちるのと、最後にチューターになるところは疑問が残る。ただ、メッセージ性は強いと思った。自分がもし借金まみれなら、施設生活の方がラクだしいいんじゃないかと思う。自分と同じように思考や>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
松岡茉優の演技が凄い。自分は女子でもないし、そこまで孤独でもないけれど、共感させられた。原作と映画で「勝手にふるえてろ」の使い方が違ったらしく、(原作を知らないけれど)個人的には映画の方が良いなと思っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分の人生が良いか悪いかなんて相対的で、それに虚無感や絶望感を抱くこともある。自分を含め、他人の人生に魅力を感じる人は多いはずで、そういった人たちに強いメッセージを刺してくる作品だった。「本当に意味の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この先に希望を見出せないと、繰り返しの毎日になってしまう。上手くいくかどうかは別として、今の自分の気持ちに正直に生きることが時間を前に進めてくれる。そう感じさせてくれた作品。短いのに魅力がギュッと詰ま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
世の中に疑問を抱きながら、自分なりに答えを探そうとしている2人の姿が良かった。最近の自分と重なるところがあった。と言うより、何かしらの不満を抱えている人全てに重なる部分が少なからずあると思う。捻くれた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
食料問題や格差社会についてメッセージ性の強い映画。「実は子どもは幻」「パンナコッタは地上に届いたが、食べなかったのは髪の毛が付いていたからだと思われた」という解説を見てやるせない気持ちになった。当事者>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
幸福と不幸が入れ替わる様に心をやられてしまった。未来は変えられても過去は変えられない。ビニールハウスの爆発現場に誘い込むなど頭の良い戦い方をしていたけれど、あまりに一方的な力でやるせなかった。ハッピー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
チンパンジーのシーンがよく分からなかったけれど、解説を読むことで理解できた。悪魔とか幽霊とかサイコパスと違って、新しいタイプのホラー。良い感じにゾクゾクした。
このレビューはネタバレを含みます
内容は難しかったので、解説を読んで理解した。何にせよ、ハッピーエンドで終わって良かった。ハリーとヴォルデモートの闘いがカッコいいのはもちろん、ネビルも裏主人公って感じで素敵だった。ネビルがハリーと同じ>>続きを読む