俊吾さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

俊吾

俊吾

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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


ジョン・ワッツの手腕にひれ伏した。スパイダーマンの本質に迫ったシリーズ最高傑作。他のヒーローより成熟してない主人公がなぜ人々に愛され続けるかを証明してくれる。
愛に溢れた結末でトム・ホランドのスパイ
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ティックス(1993年製作の映画)

4.4

クソ面白かったので珍しく旧作レビュー

山小屋に行った学生たちがステロイドを浴びて巨大化したマダニの大群に襲われる超ゴキゲンな映画。
生々しく描かれる巨大マダニの造形が素晴らしい。サイズで言うと1匹2
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.9

ファン・ジョンミンvsイ・ジョンジェの果てしない殺し合い。
冷静に敵を処理していくファン・ジョンミンに対して所構わず撃ちまくり刺しまくりのイ・ジョンジェのサイコっぷりが素晴らしい。ナイフとマチェーテの
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

これまでの過去作以上にエドガー・ライトの映像センスに驚かされた。完璧にコントロールされた撮影、照明、編集のスキルに終始圧倒されてました。トーマシン・マッケンジーのホラー映えする怯えた表情も素晴らしい。>>続きを読む

ヘルウィン(2019年製作の映画)

3.7

これは面白かった!
『ハロウィン』の便乗邦題やけど中身はちゃんとした傑作スラッシャーです。『ブラッディ・バレンタイン』のパトリック・ルシエ監督最新作。
殺人鬼のナイフ捌きが凄すぎて殺害シーンの見応えが
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.7

親の介護のために実家に帰省したらとんでもない地獄が待ち受けていた..。
静かなトーンで話が展開していくうちに突発的なゴアとジャンプスケアが炸裂するので最後まで油断させてくれない作りでした。終盤の救いの
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

5.0

尋常じゃないぐらい面白かった...
『インシディアス』『死霊館』で見せた正統派の恐怖演出、『ワイスピ』『アクアマン』で培った超絶カメラワーク、その全てが暴力的なバランスで混ざったジェームズ・ワン監督究
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

南北戦争下で奴隷として虐げられるエデンと現代のベストセラー作家ヴェロニカの2人の視点から話が展開する。途中までこの映画は一体どこに向かっているのかが全く予想できないまま話が進むので不安の煽られ方が凄ま>>続きを読む

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭の先行上映にて鑑賞

ベニー・チャン監督とドニーさんの過去作の中でもトップクラスの傑作。
正義の解釈が異なる男二人が暴力の渦に飲み込まれていく。合間に挟まれる銃撃戦も近接格闘もいちいちク
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ザ・トリップ(2021年製作の映画)

4.0

『処刑山』シリーズとか『ヘンゼル&グレーテル』のトミー・ウィルコラ監督新作なのでそこそこ期待はしてたけど予想を超えてクソ面白かった。「先の展開が読めない」っていう表現はこういう作品のためにあると思う。>>続きを読む

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

4.5

ありえないレベルで人の命が軽い理想のスラッシャー映画。
序盤からマイケルはエンジン全開の殺戮モードでした。こんな序盤から殺す?って思うぐらい飛ばしてた。マジで大殺戮祭りを見せられてた(最上級の褒め言葉
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.5

大好きなリドリー・スコット監督最新作

編集のキレが良すぎる。長尺を全く感じさせなかった。
"男の権力"に固執するジャンとル・グリ、唯一真実を語るジャンの妻マルグリットの3人の視点から物語が展開する。
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キャンディマン(2021年製作の映画)

4.2

主人公のアンソニーは取り憑かれたようにキャンディマンの謎に魅せられていく。

リブートという位置づけながらオリジナルのかなり直接的な続編になってた。ブラック・ライヴズ・マター以降の今ジョーダン・ピール
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クライモリ(2021年製作の映画)

3.8

オンライン試写で鑑賞

オリジナルからの大胆なアレンジに驚いた。
ツイストの効いた脚本は最後の最後まで展開を予想させない。後半でジャンルが豪快に変わるので事前の印象とは全く違う作品になってました。
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.7

殺し屋に密着したフェイクドキュメンタリー作品。
阪元監督は非現実的な設定を日常に落とし込み、キャラクターを等身大の人間として描きこむ能力に長けてる。
銃撃戦はもちろんのこと濃厚なラスボス戦もしっかり堪
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

オンライン試写にて鑑賞

ガイ・リッチーとステイサム久々のタッグ作品。
今作のステイサムはとにかく容赦がない。圧倒的な殺意の高さに震える。
無表情で淡々と殺戮していく姿は完全にスラッシャーホラーの殺人
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黄龍の村(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

阪元監督に対する信頼度がマックスに達しました。
『ベイビーわるきゅーれ』につい最近やられたばっかりでまたどえらい傑作ですよ

前半は最近流行りの村ホラー的展開で進んでいくのかと思いきや中盤『フロム・ダ
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整形水(2020年製作の映画)

3.5

どんな容姿にも自分の好きなように変身できる整形水を使った主人公の美への欲求がエスカレートしていく...

他者からの愛を欲するあまり暴走して身を滅ぼしていく過程が克明に描き出される。容姿が変わる前から
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エクスクロス 魔境伝説(2007年製作の映画)

3.9

さっき観終わってあまりにも面白かったから久しぶりの旧作レビュー

友達との旅行で来た村が実は...的な民俗ホラーかと思って観てたら途中でいきなり巨大ハサミ持ったゴスロリ殺人鬼の小沢真珠とチェーンソーを
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ナイトブック(2021年製作の映画)

3.5

魔女に捕まったホラーオタク少年が殺されないために毎晩怖い話を聞かせないといけないという独特な世界観で展開するジュブナイルホラー
クリステン・リッター演じる魔女の魅力で映画全体の面白さが底上げされてる。
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.5

新しい方向性で物語を見せてくれる『SAW』シリーズ最新作
痛そうなスリラー演出とお馴染みのテーマ曲が最後に流れたら作品の出来に関係なくなんか満足した気持ちにさせてくれるシリーズ。
クリス・ロック主導の
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.8

テイラー・シェリダン監督最新作

少年を守るアンジェリーナ・ジョリーに暗殺者と山火事が同時に襲いかかってくるというハードモードな舞台措置が面白い。
テイラー・シェリダン特有の乾いたバイオレンス描写は今
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オールド(2021年製作の映画)

3.9

"時間の進み方が異常に早いビーチ"というワンシチュエーションで展開する傑作スリラー
想像の一歩先をいく悪趣味な展開が連続するので最後までハラハラさせてくれました。
リメイク版『サスペリア』に匹敵する史
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.8

さすがに1作目の完成度には及ばんが今回も楽しめた。
完全に別ジャンルにして前作との差別化を図ってる。今回はバイオレンスアクション映画です。

緊張感を煽るスリラー演出はさすがのクオリティ。前半のワンカ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

ジャパンプレミア試写にて鑑賞
鑑賞直後のテンション的にはオールタイムベスト級かもしれん

人物同士の会話でキャラクターの関係性からバックグラウンドまでを最短で描き切ってしまうジェームズ・ガンの手腕が凄
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.0

ドムの内面と過去に迫ったシリーズで最もエモーショナルな作品
TOKYO DRIFT組にハンの復活とファミリーの再集結にアガる!
ジョン・シナ演じるジェイコブの存在感も最高!!

惜しいのはタイマンが少
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.9

素晴らしい傑作

原作のゲームは未プレイだったので前情報はほとんど0のまま鑑賞
1960年代における白色テロが舞台背景になっており、割と描かれるテーマが重くて驚いた。
戒厳令時代とホラーをうまくかけ合
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

初日の舞台挨拶付き上映で鑑賞

これはぶっ飛ばされた...!!
ゆるゆるな日常パートと超絶アクションが交互に展開する新感覚殺し屋アクション
主演二人のどうでもいいやり取りがクセになって良い
ラストの異
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

4.4

楽しみすぎて有給取って初回で観てきた

83分というタイトな上映時間にこれでもかと言うほどに詰め込まれた暴力、残酷、恐怖。
ベアトリス・ダル演じる女(役名)がマジで怖すぎる。目的も何を考えてるかも分か
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ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

3.5

ハイジャックされた旅客機に乗っていたお母さんは実はヴァンパイアでした
前半は割と普通に航空パニック映画してた印象
中盤以降テロリストや乗客達にもヴァンパイアが増えてから映画の熱量が急激に上がるパニック
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フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

4.0

3つの時間軸から連続殺人事件を描くというNetflixオリジナルの新しい試み

このパート3は完結編にあたる
3部作通して観ることでシリーズの評価が爆上がりしました
めちゃくちゃ面白い!!
3世紀にわ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.9

『ウィッチ』のロバート・エガース監督最新作

本国公開時からめちゃくちゃ期待してたやつ
モノクロにスタンダードサイズの画角という一見シンプルになるのかなと思いきや画面内の情報量がすごい
劇盤もないので
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エクストレモ(2021年製作の映画)

3.7

テンポ良くて観やすいスペイン産のバイオレンスリベンジアクション
アクションの中で殺すときに使う武器がバリエーション豊富で新鮮
主演のテオ・ガルシアがガッシリした体型なので割と大振りのストロングスタイル
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

4.5

クソ面白い
アホみたいに面白い
俺が求めるものが全部詰まってた

画面から伝わる規模感が凄まじい
劇中に登場するクリーチャー「ホワイトスパイク」の姿を溜めずに最初からきちんと映し出しているのが偉い
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.6

クソかっこいいオープニングタイトルと共にこちらのボルテージがいきなり最高潮に高まる
『クローズZERO』ばりに拳で語る怪獣たちは素晴らしく輝いてました
終盤の対決は観てる間幸せすぎて昇天するかと思った
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.8

前作が「静」なら今作は「動」の映画
敵の正体がわからず溜めて溜めて怖がらせるという前作の作風に対して今回は最初から見せまくりのサービス大放出
とにかく派手な見せ場が連続するので最後まで全く退屈すること
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