正直、よく分からなかった。
ただよく分からない、というのは読み手の問題でもあるし、もう少し考えて見たい。
原作とはかなり異なっている。
まず、喜助が非常に快活。鴎外のテキストで語られる、「痩肉の、青白い喜助の顔」とは大きく異なる。おにぎりも食べればよく喋るしよく笑う。どことなく幽玄で不気味な喜助はいない。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うだつの上がらない主人公・七海マッチングアプリで出会った彼氏と結婚するも別れさせ屋に別れさせられ(何でも屋・詐欺師の安室談なので真偽不明)、山奥のお屋敷でメイドをするところから奇妙な物語が始まる。お屋>>続きを読む
静かな映画。島の向こうの戦争を島内の出来事象徴させつつ、ヤクザ映画のような過激さをこれ以上なく静かに描く。
それは変化がない、ということではなく、多くの、時に大きな変化が映画全体を覆う静けさの中で淡々>>続きを読む
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生活だけでなく、家族構成自体が「万引き」で成り立つ「万引き家族」。本当の家族とはなにか、というよりは家族というものの解体に主題があるのか。それぞれに絆があればいいじゃない、的な。
家族というものの捉え>>続きを読む
リアルバットマン。クリストファー・ノーラン版のダークナイト的バットマンではなく、より探偵的だった。葛藤の人間臭さもシリーズで一番に思う。能力がないとは言え超人として描かれてきたバットマンが、(若いとい>>続きを読む
もう少し予備知識があるとよかった。(勉強不足、、、。)ただなくても面白い作品。話の中心は勿論ラスト・エンペラー=溥儀。しかし皇帝が最後になるということはその周辺の人々(婉容、宦官などなど紫禁城の人々)>>続きを読む
仮面ライダーより戦隊ものが好きだったので、ウルトラマンほどオマージュを看取することができなかった。
芝居の臭さは元のオマージュなのか?
仮面ライダーのルーツがショッカーたちと同じオーグであることを強調>>続きを読む
ウルトラマンを見ていた身としては色々と面白かった。現代に生きるウルトラマンと怪獣。特に赤い背景から飛び出すウルトラマンにはワクワクさせられた。ゼットンとともに吸い込まれていく描写はこれと対になっている>>続きを読む
左翼プロパガンダ感が否めない。
はじめて知ることも多く非常に勉強になったが、仮想的(のように)登場する"右翼代表"は(彼自身が他の場でなにを言っているのか知らないが)敵にするために登場させたようなもの>>続きを読む