TSUTAYAで借りれるエリック・ロメール作品。
歴史的な背景の知識不足か、
会話の向こう側まで入り込めず。。
天の虫、蚕と少女の御伽噺。
リリイ・シュシュのすべてから繋がれた細い糸を辿るような、淡さ、青さ、強度のある映画。
いくつか思うところはあるけど、
嘘と真実の曖昧さが素晴らしい映画には、
言葉(台>>続きを読む
窓辺の儚い時間。
寂しさを無くすことと、
幸せになる事を並べて。
誰かがいてはじめて意味を持つ、
"さようなら"の言葉。
凄まじいアクション劇。
回想と現在の行き来、
ベースの物語は短絡的に感じてしまった。
苦手なほうの韓国映画だった。
動く淡い絵に吸い込まれた。
🇫🇷トゥールの長い橋を渡って、川沿いの街路樹を横目に。
少しの坂道の上がったその先にあるお屋敷の挿話。
※深田晃司映画まつり2018
廻る廻る1つの場面。
会話が生み出す日常⇄非日常の瑞々しさ。
何事も勘違いくらいでちょうどいいのかもしれない。
※深田晃司映画まつり2018
廻る素数の神秘。
生きている森の美しさ。
河瀬監督の世界観、自然観を感じつつも、
余計に添加された演出に唐突さと違和感を感じ、入り込めなかったのが残念。
モノクロのジャケットとは対照的に、
幾つもの淡い光が印象的。
白い壁に揺れる光、
雨に濡れた路地に跳ねる光、
トンネルの先の緑の光、
木造の建屋の急な階段に差し込む光。
そして、窓の向こう側の明る>>続きを読む
オープニングに魅せられた。
カフェで音もなく流れている映画のような、
ひたすらシネマティックな映像。
『海辺のポーリーヌ』を思い浮かべながら。
期待と憂鬱が入り混じる
地方の夏休みの空気。
大人も少年少女も。
皆、秘密を連れて暮らしてる。
光が差して鏡のような水辺に
赤いワンピースの少女が鮮烈。
淡々と描かれる家族の風景に、
是枝監督のこれまでの作品が
要所でフラッシュバックして重なった。
...
誰も知らない
歩いても 歩いても
空気人形
奇跡
そして父になる
海よりも まだ深く
...>>続きを読む
思い出した。
なんでもない故郷の夕陽が、
なぜあんなに美しく見えるのか。
故郷のいつもの道を、
車でゆっくり走りたくなった。
田舎生まれゆえの隣の芝が青すぎて輝いて見える都合>>続きを読む
いざ、犬ヶ島。
20年後...いや、
ここはきっと日本のいま、どこか。
ユーモア、辛辣さ、小物、デザイン、色彩。そしてまたしても正面線対称の美。
ウェス・アンダーソン監督の日本への愛着>>続きを読む
言葉に代って、心情を表す劇中音楽と
時折さす陽射しが美しかった。
それでも、晴れの日は続いていく。
原題: You Were Never Really Here .
※filmarksオンライン>>続きを読む
映画と小説と日常を行き来するような、浮遊感に陥った。
アートと呼ぶにはあまりに肥沃なオープニングも、ラストシーンで浄化され繋がった。
月と地球のうつくしい不協和音。
写真と映像、
音響と音楽、
詩と物語。
それらのあいだで軋む幻想記録。
観たことのない映画体験。
次は、物語を観てみたいとおもった。
最後に向かって収束する、
ひたすらにリアルな"いま"の恋と愛。
阿部サダヲの凄み。
ミステリアスな設定とストーリーに惹かれつつも、最後まで「感じる」ことができないまま終わってしまった。
音楽が美しすぎる映画。
ピアノの旋律と心象風景が一体化して流れていった。
水面にゆらめく光、飛んでは消えていく水の粒たちは一瞬のようで、永遠にもみえた。
いまから35年前、1983年という時代背景>>続きを読む
構成、フィルムの質感がとても好きな映画。
靄のかかったポルトの街の光。
優しい夜の偶然に、必然を求める朝。
なぜ?を散りばめて、
伏線が繋がった時のぞくっとする感じ。
予告編でスルーしてしまったが、
本編のほうが素直に面白かった。
豊かな北欧都市。
多様性(格差)と、現代芸術の内実。
氷山の一角のような小さな挿話が
次々と融けていく151分。
最初のインタビューのシーンが印象的。
男女の脳内のコントラストは前作"フレンチアル>>続きを読む
原題: The Light Between Oceans .
海、波、風、灯台、そして光。
"光をくれた人"という邦題が秀逸。
木屋町、先斗町、鴨川、糺の森、進々堂。
一冊の本で繋がる、京都のある一夜。
お伽話みたいな作画にテンポの良い会話。あっという間に過ぎていく、あの忘れられない瞬間のこと。
青白い世界。脳内惑星ドキュメンタリー。
異なるものとの対話を通じて描かれる哲学は、一度では到底理解が及ばなかった。。
bunkamuraル・シネマ
"すべて恋しき若者たち"にて。
愛と恋と嘘で、海辺と家を行き来する夏。
淡く、核心をつく会話。
大人と少年少女の間に
階段はないのかもしれない。
30年以上前の映>>続きを読む