ジョンさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

健太郎さん(2019年製作の映画)

-

ほんと気色悪い雰囲気が続くけど、健太郎さんの思惑が分かったときにゾワーっとする。「いる」ことが家族にとっては大きな負担なのだ。

割と好きな感じの作品でした。

サイコハウス(2007年製作の映画)

3.4

我が家にちょっとセクシーなベビーシッターがやって来た!けど、、、な話。

邦題とかパッケージ画像とかがC級感丸出しやけど、思ったよりましなB級映画やった。ただ、粗いし、途中からなんかどうでもよくなって
>>続きを読む

11月1日(2019年製作の映画)

-

これは主演の女性の演技が鳥肌モノ!凄い迫力。

痛い。とにかく痛い。母親の苦しみも当然やけど、娘の悲痛な叫びにも胸が苦しくなる。ラストの闇に消えていく演出も素晴らしい。

我々は生きていく以上、こうい
>>続きを読む

マルグリット(2017年製作の映画)

-

なるほど、そういうLGBTの描き方もあるのか、、、と感心?した。どんどん理解が良い方に進めばいいけれどな。

皆さん仰る、ラストシーンは確かに賛否両論ある感じやけど、凄く優しい感触がして嫌いではなかっ
>>続きを読む

生きている(2020年製作の映画)

-

身体に障害を持つビクトリアがマッチングアプリで異性と関係を持とうとするが...。

身障者のリアルなとこを突いてる感じがした。やっぱり、いざ!となると難しい問題よな。でもなんとなく軽い(いい意味でね)
>>続きを読む

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.4

ある一人の兵士が爆弾処理を目的に単身で小さな村に送り込まれる。が、村人たちはすでに全員避難しており、誰も居なくなった村は精神病院から抜け出した患者たちの楽園と化す...。

いやはや、素晴らしい作品や
>>続きを読む

おねえちゃん(2017年製作の映画)

-

兄弟と姉妹の違いこそあるけど、喧嘩の感じは分かるなあ。女の子たち可愛かったけど、それ以上の何かがあるかと言われれば微妙。

原爆の子(1952年製作の映画)

3.8

続けて原爆関連の映画。やっぱり点数の差が0.4もあるし、『ひろしま』のクオリティーには及ばない気がする。でも、印象的な場面が何個かあったりして、意外とこちらの方が好みの作風ではあった。

とにかく同じ
>>続きを読む

ひろしま(1953年製作の映画)

3.8

原子爆弾のことを考えるといつも辛い。8時15分以前と以後。この対比には本当に胸が苦しくなる。多くの罪の無い人々が一瞬で命を失ったという事実を、こういった映画で胸に刻み続けていかなければならない。

>>続きを読む

THE ANCESTOR(2017年製作の映画)

-

面白いかどうかで言うと微妙やけど、絵の感じとかハゲさんの声とか好きやった。男女問題はいつも面倒だ、ってやつ。

向かいの窓(2019年製作の映画)

-

素晴らしいショートフィルム。普通に感動した。21分でここまでの完成度って凄い!

遠くから眺めてるだけじゃ、小さな窓から眺めてるだけじゃ、真実なんて分からないのだと感じたし、もっと自分を、今ある幸せを
>>続きを読む

クローゼット(2020年製作の映画)

2.5

BBQで知り合う男女。付き合う。一方、探偵が失踪した女性を探す。2つの物語が交差していく。

とてもショボいのだ。しかし、そんなことを指摘するのはご法度なのだ。この女優さんのファンが観て楽しめたらそれ
>>続きを読む

変態島(2008年製作の映画)

3.5

凄く変なタイトルが気になったので低評価ながらも観賞。意外と悪くないぞ。

B級感は強めやけど、セリフが少なく芸術的なカットが多くて、しっかりフランス映画っぽい感じやった。
全然違うタイプやけど、『赤い
>>続きを読む

ボディ・ハント(2012年製作の映画)

3.5

これまたイマイチな邦題...と思ったら原題の方もなんかしっくりこない...。出演者はそこそこ豪華やけど、まあよくあるそういうタイプの作品やった。

何者かに誘拐され、目覚めた場所は殺人鬼の屋敷だった。
>>続きを読む

不思議なヤギ(2018年製作の映画)

-

難民の一人がヤギを連れてきた...。

難民問題において動物をどう扱うか、というちょっとおとぼけに見えて結構深刻な話。難民男性のヤギを思う気持ちが泣ける。そしてヤギがかわいい。

そんな別れ。(2019年製作の映画)

-

様々な別れが一度に押し寄せる。

感情の揺れを絶妙なバランスで制御してくる感じ、なんか不思議やったなあ。結構好きな雰囲気。ただ並んだだけの3つのカップラーメンさえも愛おしい。どこかのタイミングでふと思
>>続きを読む

ランチメイト症候群(2018年製作の映画)

-

なんかほっこり。最初の方はきつーって思ってたけどなんだかんだいいお話やった。

自分も友達に家族のこととか馬鹿にされたらすごく嫌。いじりやから一応ツッコミはするけど、心の底ではいつもぶちギレてる。
>>続きを読む

ファイトクラブ・レディズ(2016年製作の映画)

2.9

まあ地雷とは思いつつも、コートニー・パーム嬢が出てるとなりゃ観ちゃうよね。

タイトルそのまま、ファイトクラブ的地下闘技場みたいなところの女性の話。チームっぽいの組むところはちょっとワクワクしたのやけ
>>続きを読む

殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.9

~官能の陰に潜む濃密な死のイメージ~

ブラボー!面白い~。エロチック・サスペンスのお手本みたいな感じやけど、ストーリー展開に異常なまでに振り回された。そして『サイコ』味が強い。
撮り方も凄かった。こ
>>続きを読む

(2019年製作の映画)

-

たしかに最後の歌はイマイチな気がする。スピッツの「仲良し」流したら評価逆転しそうやけどな~。

いつも仲良しでいいよねって言われて~♪
でもどこかブルーになってた~♪
あれは恋だった~♪

Omusubi(2020年製作の映画)

-

おむすび、美味しいよね!

2分はやっぱり短い。こりゃCMじゃ。

お静かに(2017年製作の映画)

-

障害を持つ兄とそれを支える弟の物語。

最近『シンプル・シモン』を観たのでそれを思い出した。介護の大変さや融通の利かない社会にモヤモヤしつつも、兄弟の絆に心温まる。

「お静かに」のフレーズが出てきた
>>続きを読む

カマリ(2019年製作の映画)

-

カマリという少女がスケボーに奮闘するドキュメンタリー。

インドという伝統や因習の力が強い場所で、男性達に囲まれながらスケボーを極めていくカマリに勇気をもらえる。また、母親の気持ちも乗っかって余計応援
>>続きを読む

授業の後で(2018年製作の映画)

-

中々の衝撃作。中国の貧しい母子家庭。学校に行きたい娘のために母親は盗みを働いてしまうが...という話。

貧困に目を向けた作品が最近多いから、「こういう感じね~」と高を括っていたら、ラストでやられた。
>>続きを読む

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.7

この作品のことは気になっていたけど、なんとなくただの爽やかな青春映画やと思って避けてた。でもそれは勘違いで、"変な"青春映画やった。

まず、シンプルに面白い。日常のシーンから台風の日に向けてのボルテ
>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.2

この映画はスプラッターホラーであり、コメディーであり、ラブストーリーであり、青春映画であり、アクション映画であり、ヒューマンドラマであり、社会派作品でもあるという!!ここまであらゆるジャンルを網羅した>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.7

『最後の決闘裁判』に関連するということで観賞。なるほど、まさに『最後の決闘裁判』は羅生門方式やったんやな、と確認できた。
事件が起こるが、目撃者の言い分は食い違っていて、それぞれの言い分で何度も事件の
>>続きを読む

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.7

ちょっと人形怖すぎて無理やった。人形だけは無理。怖すぎる。ほとんど目逸らしてた。

ストーリーはどんでん返し的なやつで、怖さの要素が強すぎてそっちに目が行ったから上手い具合に騙された。でも、『マーター
>>続きを読む

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.9

ダサいタイトル、ダサいパッケージ写真ては裏腹に高評価、韓国の隠れた名作という噂やったので観た。

これはあまり多くを語ることができない...。そういうタイプの映画やった。できる限り情報を入れずに観て欲
>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

中々こってりとした(良い意味で)作品やった。舞台が中南米やと自然とそうなるんかな。

流石ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督という感じの緊張感あふれる雰囲気づくり。序盤の渋滞のシーン凄かった!
あと、主人公が特
>>続きを読む

読書する女(1988年製作の映画)

-

途中までしか観ずDVD返却しちゃったからとりあえずノースコア。また観ます。

「癖のあるお客相手に本を読んで聞かせるヒロインをミウ=ミウが演じる、ちょっと変わった知的ライト・コメディ。」とWikipe
>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.4

これは、好きだなぁ~~~。

さすが北欧映画!という感じで、演出とか色彩感覚が抜群に良いし、世界観も優しくて、もうこの映画にメロメロですわ。

長さが86分と超良心的やし、エログロナンセンスは微塵もな
>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.3

評価高いから観てみるか...と思って観に行ったら、中々強烈やった。うーん、重苦しい。今年観た映画の中でトップレベルに感想まとめづらい。

まず、この「決闘裁判」という制度がかつて存在していたことを知ら
>>続きを読む

あさひなぐ(2017年製作の映画)

3.7

まあ乃木坂ファンのための映画といっても過言ではないから、辛口な意見が多いのは仕方ないと思う。割と上手くまとめてると個人的には思うけど、ちょっと疲れるタイプの作品でもあるかな。

シンプルに薙刀に興味が
>>続きを読む

マーターズ(2007年製作の映画)

4.2

観た~。観てしまった~。かなりの衝撃やった。ここまで監督の精神状態を疑う映画初めて。

グロは勿論凄いけど、何より二転三転するストーリーが見応え抜群で、終始圧倒された。途中やり過ぎて笑えそうな場面もあ
>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

4.0

最近観た『ナイチンゲール』と少し被るけど、画面明るいしアーティスティックやからこっちの方が好き。もちろん作品の質ではあちらに軍配上がるけども。

最初馬鹿な女やなーとか思って観てたけど、生命力強すぎる
>>続きを読む