spicaさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.8

面白いと言えば面白かった。
ショーン・ペンのスピーチにちょっと感動してしまったのが悔しい。
「別れは旅立ちなんだな」と妙に慰められたのもなんだか悔しい。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人は結局死んでしまうのだ。
それまでにどれだけの人と出会い、愛し、その人のために尽くせたかというだけのこと。
何度も助かったのに、結局亡くなってしまったのを見て、そう思った。

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.8

シム・ウンギョン狙いで見た。この映画では荻野目洋子というより伊藤つかさっぽかった。
評価高めで期待して見たが、私はあまり乗れなかった。青春時代の美しい友情、みたいなものが欠落してるからなのか(泣)

怪しい彼女(2014年製作の映画)

4.2

いやぁもう最高!
ラスト、せつないなぁ、恋を諦めたのが切ないなぁとしみじみしてたら、もう一段あったよ。
「すべてのお母さんに贈ります」っていうのが最後に出て、やっぱりそうか、若い人向きの映画と思ってた
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.2

勝手に軽いコメディかと思って見始めたら、全く違った。重厚に描こうと思えばいくらでもそうなりそうな話を、絶えずユーモアを交えながら、苦労の多い人生を描いていた。
国家の運命に翻弄される家族。
たまたまな
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.0

たまたまなのか、なんなのか。
今日見た「さあ帰ろう、ペダルをこいで」は夫が西側に亡命を希望し、妻はしぶしぶ付き合って子供と一緒に行った話。
こちらは、夫だけが先に西側に亡命し、妻と子を待ったが、妻子は
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さあ帰ろう、ペダルをこいで(2008年製作の映画)

4.2

この映画、公開の時から観たかったのだ。
いい映画だった。
おじいちゃんが何よりも魅力的だし、孫にもだんだん感情移入できるようになっていた。

映画の感想とは関係ないが、2本続けて見て、群集シーンは「密
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将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016年製作の映画)

4.0

波乱万丈というのか、数奇な運命というのか、北朝鮮の拉致によって大きく運命を変えられた二人。以前から興味があったので、見ることができてうれしい。
アメリカでの記者会見はリアルタイムで覚えているので、その
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.8

公開時に見そびれた映画、2年前の。
見終わった後の爽快感はなく(そんなもの求めてはいないけど)、ずしんと来た。もともと不条理な出来事、不幸な出来事であった上に、裁判の結果も。普通に考えれば上告に賭ける
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ピザ!(2014年製作の映画)

4.0

Amazonプライムが一番にオススメしてたので思わず見てしまった。
インドのスラムの幼い兄弟のお話。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

お茶のお稽古をまたしたくなった。ちょうど主人公の年頃で始め、6年くらい続けた。お点前を見て、あれ?覚えてる、でも少し違うと思ったら、表だった。

「一期一会」の教えも身に染みる。たまたま今日、もう2度
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危険なメソッド(2011年製作の映画)

3.8

どういう見方が正しいのかわからないが、私にはユングとザビーナの不倫の話に見えた。
キーラ・ナイトレイが主演で、フロイトとユングの映画と思って見始め、あー、不倫の映画かってなった。
キーラ・ナイトレイ大
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

4.0

大人の映画というか老人の映画。
後味は悪くない。
このことがあって、性格も少しよくなった。元妻に謝罪したのも良かった。
孫もでき、娘との関係も良好だ。
ベロニカのこれまでの人生が気になる。

一応感想
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ジュリエッタ(2016年製作の映画)

4.0

突然終わってしまった。
ジュリエッタと一緒に時間を過ごした感じがする。
思っていたより普通の映画だった。
映画紹介に「数奇な人生」とあったが、映画の登場人物としてはまあ普通だと思う。アルモドバル監督、
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家族のレシピ(2017年製作の映画)

4.0

機内で、ほとんど選択の余地がなく見た。
斎藤工でも眺めておこう、くらいの感じで見た。斎藤工が綺麗に映っていた。
松田聖子が久しぶりな感じでそれも嬉しかった。もともと演技が上手いとは思ってなかったが、相
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あん(2015年製作の映画)

4.0

ずっと気になっていたが、やっと見た。ネットの評価がすごく高く、見た人も多そうなのが意外だった。そのことと河瀬直美監督っていうのを知り、見ようと思った。
どら焼き屋の話というのは知っていたが、ハンセン病
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

4.0

5行くらいの映画紹介を読んだだけで、わかったわかった、もういいわと思ったが、イザベル・ユペール見たさで見た。
やっぱり見て良かったのだが、最後の死海のシーン、イザベル・ユペール本人だったのかなぁ。なん
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.0

これもまた映画の中の話とはいえ、元気が出た。
ちょっとメッセージがストレートすぎる感じがするが(ラストのスピーチは特にそのままこの映画のメッセージ)この映画はそれでいいような感じがする。
自己肯定感が
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.2

私の「見るべき映画」の中に入っていたのだが、やっと見た。

女性がまともな人間扱いされて、まだ100年ちょっと。この時代と比べたら、今は全然マシだけど…
こんな命や人生を賭けて闘った人のおかげで今があ
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最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

4.0

完璧なハッピーエンド。
出来過ぎだけど、映画だから。
明るい気持ちになれて良かった。

ダイアン・キートンすてき。
こんなふうに歳を取りたいけど、元々の顔もスタイルも生き方も全く違うんだから(泣)
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

思ってたより、淡々と描かれていた。
警察もマスコミもこわい、こわい。

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.5

しんどい映画だった。
「わたしは、ダニエル・ブレイク」とどっちが辛いって、どっちも辛かった。

イギリスだけでなく、日本でも、ドライバーなどの仕事が個人事業主扱いになっているものがあるとなんとなく聞く
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マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)

4.2

情のある人は辛いなぁと思って見ていた。差別する心のない子供時代に黒人のお友達がいたことが理由だろうけど。
そのおかげでコサ語ができ、看守として出世していき、少々許されないことをしても重宝される。マンデ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

私はダニエル・ブレイク

と言ったらダニエルに怒られそうだけど。

最初から「あるある」という感じだった。見ていて辛くなるのだけれど、こんな感じなんだろうなとリアルな感じがした。許せないのだけれど。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

すごいなぁと思った。
面白かった。
格差社会をこういう形、表現で描けるなんてすごい。
映画の世界に入り込み、最後まで集中して見た(普段は集中してないんかい⁉︎)。

人のことを「くさい」と言ってはいけ
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聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅(2011年製作の映画)

4.0

インドが舞台のドキュメンタリー連続2作目。
ヨガをちょっとだけやっているので興味を持って見た。
映画の感想というより、私のヨガに対する思いを書いてしまいそうだ。

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

4.0

新春1本目にふさわしい映画を見ようと「これはどうだ」と思って見た。
前から見たかった映画。Amazon勧めてくれてありがとう。

淡々と映し出される人たちの姿が良かった。
特に「食器洗い」のところが好
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“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

3.8

最後の最後でちょっと驚いた。見る人に任せるラスト。個人的には、「まぁこの先長いからなぁ」と思って「終わった」と思ってからのシーンだったので、辛口の感じで良かったかな。
ビッチが真の愛に目覚める、という
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

4.0

わかって見ていたのたが、瓦礫の撤去の作業中の遺体の数々にはショックを受けた。
写真では見たことがあったのかもしれないが、動画で見ると生々しく、なんといっていいのかわからない気持ちに今もなっている。見た
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

5.0

星5つは望月さんを応援する気持ちと彼女を撮影してくれた森監督へのお礼の気持ち。
あの望月さんをあの森さんが撮ったということで見に行かないわけにはいかないと思って行ったが、見始めると、森監督のことは忘れ
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

4.0

女に生まれたということの哀しみ。
その上、子供であるということは二重の弱さ。
男性の庇護のなくなった母親、娘二人と小さい男の子の家族は、長女が結婚することでしか生きていけないような展開で胸が痛む。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノ監督、ディカプリオ、ブラピ共演って見るしかないと思っていた。気がついたら公開から2ヶ月以上経っていた。よくぞ今までやっていてくれた。同じような人が多いのか、割とたくさんのお客さんが入って>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

4.0

是枝監督、カトリーヌ・ドヌーブ、ジュリエット・ビノシュって見に行かないわけにはいかない。
感想としては、競演を楽しんだって感じ。イーサン・ホークも含め、3人とも、実際もこんな人なのではないか、と思わせ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ホアキン・フェニックス出ずっぱり!
熱演、怪演、素晴らしい!

アーサーと私、何もかも全然違うけど、「これは私か」とか思って、最初の方は辛かった。

ヒッチコック(2012年製作の映画)

4.0

アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン皆さんさすが、という感じだった。
天才の夫と、その妻の映画として見た。
ついこの前の映画と思っていたら、7年も前だったとは。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

豪華キャストだった。
アン・ハサウェイ見れて良かった。
楽しめた。