すぽさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.7

歌うように話すという表現を耳にする事があるけど、まさに全てのセリフが旋律を奏で続ける。

年代が逆になっちゃうけど、終幕はラ・ラ・ランドを思い出した。

ゴースト・ブライド(2017年製作の映画)

2.5

画面が暗すぎてイマイチ状況を把握しづらいし、拡大解釈気味の展開に疑問を感じつつ、終局には唖然とするけど、序盤は嫌いじゃない。

カルト(2012年製作の映画)

2.8

心霊ブームの時によくテレビで見かけたフェイクドキュメンタリーを思い出して懐かしい気持ちになれた。
ネロ先生の今後の活躍にご期待ください!

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.3

人によっては名作と思えるかもしれない内容だったけど、もう一つ盛り上がりと驚きが欲しかった。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.9

スイスアーミーナイフならぬスイスアーミーマン。
便利機能を備えた死体とのサバイバルは観ていてとても楽しかった。

キワモノフリークムービーになりそうなストーリーをバランスよく纏めてていい話になってるし
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ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

3.6

インディ・ジョーンズのモデル的な実在の人物、パーシー・フォーゼットがジャングルにあるというZを目指す物語。

インディ・ジョーンズやトゥームレイダーみたいなアクションと比べて、圧倒的に燻し銀冒険譚。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

「大アマゾンの半魚人」で悲しい思いをした監督の答えがこの作品という事で、私財を使って撮っただけあってか劇場公開がすでにディレクターズカット版。

話のテンポもいいし、美術も良かった。

マイケル・シャ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.4

ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞 主演女優賞を取ったラブコメ。
ブラッドリー・クーパーの病んでる演技もさる事ながら家族との掛け合いが楽しい作品だった。

ファウンド(2012年製作の映画)

3.8

低予算ホラーにありがちなプロットに陥らず、主人公にストーリーがきっちり寄り添ってる所が良かった。
グロいシーンも過激と言っていいくらいだし、何よりラストが良かった。

安い機材を使ってるのか、撮影監督
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.3

自ら映画化の権利を買って、歯まで失いながらトレーニングを行ったシャリーズ・セロン姐さんの渾身の作品、とくと心に刻ませて頂きました。

強過ぎないところが逆にリアルで迫力もあるカメラワークの長回しのシー
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.3

だんだんと薄れゆく20世紀の日々の記憶。
母子と人好きのする隣人が織りなす人生の俯瞰的ドラマ。

主人公目線でみると、エル・ファニングさん、あんた鬼やで。

シングルマン(2009年製作の映画)

3.3

髪がフサフサのニコラス・ホルトに違和感を抱く今日この頃。

この手の映画は純愛、友情、葛藤、悲哀をいかにしてレクイエムの楽譜に散りばめるかがテーマに見える。

ゾンビ処刑人(2009年製作の映画)

3.4

ゾンビかつ○○○という設定が作品の展開に幅をもたせていたし、中盤の生首ギャグは久し振りに腹の底から笑えたけど、終わり方は……。

ドリーム(2016年製作の映画)

4.4

NASAの熱い宇宙開発ドラマに加えて、黒人差別という逆境の中で前に進む彼女達の姿に胸を打たれる名作だった。

BGMも素晴らしいし、NASAに撮影技術を提供し続けたコダックの35mmが映し出す色合いも
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.3

この世のものでない者たちの安っぽさも含めて楽しめたし、
雰囲気的な怖さと脅かす怖さのバランスも良かった。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

話として見応えもあったしセットも素晴らしかったけど、マクドナルド的にこの映画はOKなのだろうか?と思ってしまった。

折角だからとマクドナルドのハンバーガー食べながらみてしまったので尚更そんな気持ちに
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

4.4

ホラー映画としてのレベルがとても高かった。

死霊館シリーズはどれも怖いけど、一二を争う怖さ。
それでいてちゃんと話が繋がってるのは当たり前だとはいえニヤリとしてしまう。

本物のアナベル人形をググっ
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

まさに枯れの境地。
そしてローラがとても可愛い。

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.7

観ていて最後の最後まで落ち着かない映画は久し振りかも。

あの時、ジェーンに何が起こっていたのか…!

サイコ(1960年製作の映画)

3.7

シャワーシーンが有名なのは知ってたけど、こういう話なんですね。
BDに収録されてた「巨匠 ヒッチコック:後世への影響」が興味深かった。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.3

禁酒時代に密造酒売買で名を馳せた不死身な三兄弟の事実に基づく物語。

無法な時代に信念を貫く事の難しさを感じた。
酒は不味そうだった。

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.3

内容の割に重みを感じない所と、セットやVFXが小綺麗にまとまりすぎていて深みにかける所なんかは良くも悪くもロバート・ゼメキス監督らしい。

ソード・オブ・デスティニー(2016年製作の映画)

2.8

ウーピンじるしのふわふわワイヤー武侠。

カメラワークと編集がイマイチしっくりきてない感じが終始漂う。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.3

記録映画さながらなシーンの数々に心がうち顫える思いがする。

頭を撃ち抜かれて倒れるシーンひとつ取ってもその鮮烈さが他の映画とは一線を画すものであるように思える。

プライベートライアンのノルマンディ
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.8

国籍が同じでも人種の溝は決して埋まることはないのかもしれない。

しかし、きっかけさえあれば歩み寄れる場合もある。そんな群像劇でした。

ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.4

アイルランドとイングランドの関係や戦争、そして自身の運命に翻弄された女性の過去と今を一冊の聖書が繋ぐ物語。

登場人物の行動にもう少し説得力が欲しかった。

エリック・バナはこういう静かな役やらせたら
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.1

バットマンの孤独感と永遠の敵ジョーカーとの関係をLEGOでここまで見せつけてくれるとは。

思った以上に笑いが多かったし、吹き替え版の声優の豪華さたるや。
そして何よりロビン役の小島よしおのハマり方が
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.0

いかにも舞台と言った一癖も二癖もある登場人物達が織りなすテラスにおける一幕。

後半の展開やオチがイマイチだったかなぁ。

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

4.3

新感染の前日譚的なアニメーション。
表情が豊かな割にはモーションはもう一歩と言った感じだけど、ストーリーがとても良かった。

新感染 ファイナルエクスプレスがブレイクしてその影に隠れた形になったけど、
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ゾンビ・サファリパーク(2015年製作の映画)

2.8

思ったより社会派ゾンビだったけど、主人公のトラウマ面についてもっと掘り下げて欲しかった。