見たい見たいと思いつつ終演が近づいてしまい、見に行ける劇場では3D吹替しか選択肢がなくなっていたが、これがラッキーだった。選べていたら吹替版の楽しみを全く得られないところだった。
柳沢慎吾の演技は上>>続きを読む
どちらかというと、ねこ映画とは呼べない。
そんなにねこともたいまさこさんが出てくるわけでもないし。
ねこを煩わしく思う一方で、一匹のねこをとても心配する元校長の偏屈じいさんをイッセー尾形さん好演。>>続きを読む
原作も知らずに、ただ単に栗山千明を見るためだけに見に行った映画。
書籍をめぐる思想一つで戦争に発展しているというのは、それが背景設定としか言いようがない、ってことでいいのかな。
この手の話で恋愛要素>>続きを読む
本当の優しさを意地悪で隠すおばあさんがはまり役だった中村玉緒さん。
ゆったりと不思議な作品の雰囲気にマッチしていた(言い換えればそれを間延びとも言うのだが)。
母親の心情の描き方はとても難しかったの>>続きを読む
映画だとわかっていても手に汗握りハラハラした。
子どもの救出を試みて落ちてしまうシーンや、ヘリの墜落シーンなど。
近年、原発が実際に事故を起こしたことで、ほれみろ危険だろーがと騒いでいる人の薄っぺら>>続きを読む
ブラックユーモアが好きな人は確実にわかり合える。この映画が好きという共通点で。
製作国のアルゼンチンで年間1位を獲得したのは伊達じゃない。DVDでいいから欲しい。もう一度見たい。
お国のために命を捨てることが当たり前だった時代を生きた方たちが残す証言を、我々は受け止めなくてはいけない。あるいは、語り継がなくてはいけない。
どうか、愚かなことは繰り返さないでほしい。しかしながら>>続きを読む
終戦記念日にこの映画を見たことは意義のあることだったと思う。
歴史的事実を全く勉強することなく生きてきたので、こういう映画はありがたい。かなりわかりやすかった。
この作品を見ていなかった知人が言った。「あれ、ジブリですよね。え?違うんですか」わかる。わかるけど、違うんだな。
この作品を見て細田監督がジブリを落とされ、それをバネに成り上がってくれたことを心底感>>続きを読む
フジテレビ映画のお決まり感は両刃の剣。
ダメなときはそれが欠点となるが、手離せない心地よいお決まり感もある。
HEROはその最たる物。服部さんの音楽を聴くだけで楽しみになってくる。
今作は事前の期待>>続きを読む
自分一人で選んだなら絶対入らないであろう観賞ラインナップ。確実に浮く(笑)。
漫画好きなのでコナン自体は割と好きなのだけど、もはや作品が大きくなりすぎて、色々と余計なことばかり考える。
今年は芸術分>>続きを読む
すでにタイトルに結末が書かれているのではじめから意外性は期待していない。その見せ方に着目していたけど悪くはなかった。
出演者もストーリーも映像作品としては楽しめるものだった。
実話をもとにということ>>続きを読む
ドラゴンボールも時代を超えて丸くなったなという印象。今と比べりゃ昔のDBが劇画にさえ見える。
フリーザの間抜けっぷりには愛らしささえ覚える。キャラクターも昔と比べて頭身低くなってる気がする。
各種ツ>>続きを読む
筒井康隆の「欠陥バスの突撃」という同じような着想の作品がすでにある。
脳内会議の面々は自分の好きな役者が揃っていて楽しめた。
見ていて楽しめる時間は提供してくれたのだけど、CGの迫力だけで話の内容の>>続きを読む
ストーリーはよくある普通の男女のすれ違い。見せ方にこだわった模様。
出会いからの時間軸と、別れまでの逆時間軸を並行して見せるのが斬新な手法だと思ったんだろうなぁ。
本作の元となったミュージカルは観て>>続きを読む
一歩間違えば不倫の素行調査ともいえる旦那さんのストーカーぶり(笑)。
そりゃ奥さんがユペールだもの、そうなるよ。でも奥さんがユペールだもの、自慢の奥さんだよ。
そもそもちょっと羽を伸ばしただけだから>>続きを読む
映像も演出もシンプル。(他の方のレビューで気づいたが)音はなかった? 言われてみれば! 余計なBGMがなくて、ぼそ声や静かなシーンを引き立ててる。
安藤サクラのここまで女らしい一面をみることができる>>続きを読む
難民受け入れの問題を考えるときに必ず見るべき作品。
受け入れてもらえると言えども全く文化の異なる土地に突然放り込まれる。それがあなたの最善の選択だよと説得され。
受け入れる活動をする人たちにも不安や混>>続きを読む
サッカー観戦の前の空き時間に観賞。
主演の花澤香菜さんが声優だというだけで声優芝居という偏見持ってる人多い気が。
私は声優としての彼女を知らなかったので一人の役者として見れば、映画の主演を見事果たして>>続きを読む
世界中で親しまれている和食を世界に根座した人たちのドキュメンタリー。
でも実は日本人ほど和食から遠ざかっていないだろうか。
若い人はオシャレなエスニック料理店に入るし、メキシコ料理、タイ料理、インド>>続きを読む
結論。ソロモンの偽証の映画化は無理がある。
よく頑張ってここまで完成させたと思うわ。生徒たちの演技力も高いと思った。
個人的には石井杏奈の今後は注目したいと思う。
嫌な先生役の木下ほうかさん、頼れる>>続きを読む
エディ・マーサンの優しい顔立ちがピタリはまったゆったりと淡々とした映画。
しかしながら、そんな雰囲気から予想もつかないラストへの展開。ここまで予想を裏切る結末のものは見たことがない。
(見え見えの展開>>続きを読む
篠崎愛大根芝居なんだろうなーと思って見てみたら意外なほど女優していた。
物語も闇系の漫画にあるベタな展開なんだけど、原作を知らないからか割と楽しめた。
ラストシーン、早見あかり演じるあずさは芯の強い女性だった。
自分があずさだと名乗りでないのが、乱立する中身スカスカの10代恋愛モノ作品たちとの違いですね。
本作は存在を忘れられてしまうというファンタ>>続きを読む
色んなところで騒動が起こってそれが集約されて最後にはそれぞれ解決! というフジテレビ映画ではお決まりのパターンだが、この作品だけは好きになれる。
パズルをはめるが如くのこの手法は上手くやれば驚きとスッ>>続きを読む
まずこの映画を見るために原作を取り寄せ通勤時や仕事の合間に全部読んだら、ひと月かかってなかなか見に行けなかった。
事件が起こってもおろおろと自分のことで手一杯の頼りない担任や、いじめの張本人と決めつ>>続きを読む
不思議系ミステリーかなと期待して見てみた作品。
骨髄移植という重い題材の割にはコミカルな部分もあり、見やすかった。
なぜかエンドロールに凄まじい数の病院、病院、病院。
この映画の裏で何が起こっている>>続きを読む
たったひとりの独裁者のくだらない嫉妬心のために家族を人質に美しき世界的都市の破壊を命じられた指令官と、ふるさとを守りたい総領事との駆け引きの緊張感。
パリの街が健在なことからも結果はわかりきっているの>>続きを読む
インド陸上界の英雄の伝記で、インドとパキスタンの対立を描いた作品。
世界史に関心なく日本で平和ボケの育ちを経ていると、恥ずかしながらこの両国の対立も知らないほどで、この映画で詳細を知ることができた。>>続きを読む
あからさまに胡散臭い西田敏行さん演じる指揮者に、段々と魅きつけられていきながら全体の演奏も一流になっていく様子を描いた成功物語。
miwaさんは確かに素人演技があったけど、本業の俳優でないとは思えな>>続きを読む
夜の街に関わるいろいろな人の事情が交錯する一日。
個人的にはこの中でも訳あり従業員の南果歩さんと松重豊さんの二人と、韓国人カップルの話が良かった。
警官の不倫カップルは現実に発覚したら炎上ものだけど映>>続きを読む
AKBのメンバーとEXILE(の関連ユニット?よく知らないけど)のメンバー主演で大したヒットにもならなかったことからも、中身のなさが伺える作品。
監督が車椅子生活を送られているとのことで、そうした方>>続きを読む
レトロなものの良さが、わかる人になりたい。
汚れたりヨレたり色あせたら捨てたらいいやっていう安物の服しか着ていない自分には縁のない話かなと思うのだけど。
絶縁した元母が最新型から骨董級のものまでミシン>>続きを読む
若い頃に、やり残したことがある人は共感できるんじゃないかな。
昔の夢を新たに追うと同時に、親子の関係、仲間との関係を「アゲイン」しようとしている。
ストーリーの意外性も特にはなく、よく考えれば平凡な>>続きを読む
野球を扱ったものではあるけども、野球ものとしてではなく、差別にも負けずに認められるまでの努力を描くものとして見ていた。
史実を知ることができるのはとても良かった。
ただ、ドキュメンタリーではなく映画>>続きを読む
ひとつぐらいはこういう行きつけの店を知っておきたい。
常連さんばかりでありながら、ふとした一見客をよそ者のように扱うこともないお客同士のつながり。
個人の事情に首を突っ込むのが好きな人たちだけど、節>>続きを読む