ipさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)

4.0

こういう映画を見るたびに人生の残り時間を意識するのだけど、実行には移していない。
なかなか自分の身に降りかからないと考えないな。最近身内の命について考える機会が増えたのだが、それでもやっておきたいこと
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

確かに探り合いとしてはこのタイトルなのか。Solaceではどんな内容かわからなくてチケットを買おうとしないだろうからこの邦題に理解は示せる。

訳のわからない独自の正義を押しつける奴のウザさについては
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嘆きの天使 ナースの泪(2015年製作の映画)

3.0

序盤から広瀬奈々美の裸とか誰得映像。

ピンク映画の存在意義は確かに意義あり。AVはAVで男にとって都合のいい妄想の映像化かもしれないが、ピンク映画は自然な流れかというと不自然な感じがする。
大学生役
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

4.5

かつてはにっかつロマンポルノでも活躍された大杉漣さん。その事実は知っていたが、僕が知る姿は官能ジャンルとかのイメージがなくなっていただけに、貴重なものを見た感覚。

でも金魚って交尾しないんじゃなかっ
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ラーメン食いてぇ!(2018年製作の映画)

3.0

主演の中村ゆりかの演技力が飛び抜けて低くて…
大根はラーメンに合わないのよ。
自殺図るシーンとか死を覚悟して思い詰めた緊迫感が伝わってこない。

そしてあんな噂が回っているのに学校行くか? 開始10分
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皇帝ペンギン ただいま(2017年製作の映画)

4.5

実は映画館に見に行ったが迷惑な家族連れが家でテレビを見るがごとく喋りながら見ていたから途中退室していた作品をやっと見た。

どうやって撮っているんだろう。水際と上空はドローンだろうけど近接は。僕もドロ
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ホームレス ニューヨークと寝た男(2014年製作の映画)

3.5

世界一恵まれたホームレス。
仕事もあって、いい服も着る。家を持たないという選択をしただけの勝ち組。
ホームレスなのにできる男なんじゃない、できる男がホームレスという生き方をしているだけだ。

僕は中高
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

4.0

何よりも、音が見事。日本国内で最高の音響を実現して、それを録音しても、その素晴らしさが映画館や家のテレビで再現されるとは限らない。「最高に聴こえる」作り物を作ることは本物の追究より難しいと思っている。>>続きを読む

オリーブの樹は呼んでいる(2016年製作の映画)

3.5

祖父への想いというか、その人柄は素敵なことと思う。
しかしながら、本人の意思はどうあれ売って金を受け取った以上所有権を主張できないし、奪いに行ったらやりようによっては罪になる。さすがに共感できないわ。
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ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

5.0

日本の基準だと悪人だらけ。利欲的な詐欺師ばかり。でもこの国では強く生きるための手段。

3人のMtFお姉さんたちがいい人で救われる。

店の金を盗んで子どもに罪を着せる奴だけは天罰が下ってほしかったけ
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感染列島(2008年製作の映画)

4.5

今の日本の状況をそのまま表している。
感染症の来襲だけでなく、勝手な噂で槍玉にあげられた人に何しても許されると言わんばかりの風潮や、現場の最前線のストレスや苦悩、日本の国としての責任逃れ体質からの慎重
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

4.5

2000年頃、北海道の友達とタダで電話していると言ったら「どうやって!?」と驚かれた。
なんのことはない、Yahoo!メッセンジャーのボイスチャット機能で、今でいうLINEの通話と同じものである。
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アイ,ロボット(2004年製作の映画)

4.5

ロボットやコンピューターがオペレーションに従わなくなったり、独自の判断をするようになったりしたら、というSFは既に手垢ではある。
しかしながら、2020年の今、人型とは違うロボットやAIが複雑化してき
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アイアンマン(2008年製作の映画)

2.5

ごめん、刺さらなかった。

「私がアイアンマンだ」が名シーンなのはすごく他人事として理解したのだけど、そのどんでんぶりが急激やなー、と冷静に見てしまっていた。

実はWOWOWのライブ中継を見るために
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赤い糸(2008年製作の映画)

2.0

南沢奈央が可愛いと聞いただけで期待していなかったが、そういう点では期待どおりということか。
ストーリー展開はムリヤリかつ安直で、ありきたりで、既存のドロドロ劇をつなぎ合わせただけ。
一つ一つが薄っぺら
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愛の臨界(2016年製作の映画)

2.0

男もいきすぎたストーカーでアカン。
ホテル一室一室確認して回るのとか完全に不審者。

しかし女の側もこんなイケメン医師がストーカーしてまで執着するほどの女ではない。
嘘つくし癇癪起こすし面倒な女は早い
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

2.5

これは続編ではなくスピンオフなのね。
前作が面白かったからと期待してしまい、期待外れだった。
自爆テロのシーンは迫力あったけど、あとはありがちなドンパチが延々続くだけ。

そうか、僕は人の心理や感情が
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タイタニック(1997年製作の映画)

3.5

そんなにここを評価したい、ってところないんだけど、3時間の長さを感じさせなかったことが評価ポイントかな。

金持ちに嫁ぐ女を貧しいイケメンが奪う→ありきたり。
結婚寸前で真実の愛()→ありきたり。
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極道の妻たち NEO(2013年製作の映画)

3.5

年末にWOWOWで録りためた極妻シリーズもこれで全て消化。
大阪出身の黒谷さんだからこそのお芝居だった。凄みもあったし。逆に原田さんは極道の威厳がかけらも無さすぎて…

この役者一茂に似てるなーと思っ
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極道の妻(おんな)たち 情炎(2005年製作の映画)

3.0

前田愛さんの演技と関西弁に加点して評価!
しかし、レギュラー陣の関西弁は最後まで良くならなかったなぁ。関西の役者さんいなかったのかなぁ。松重さんはめっちゃ良かった。

芝居で評価を得るのが難しいから、
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極道の妻(おんな)たち 地獄の道づれ(2001年製作の映画)

3.0

雛形あきこさんに否定的なコメントが多いが、僕はネイティブ関西人として、彼女はよくやっていたと思う。
ミチルっていう役名は狙っているのか? 狙っているよね!?

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

2.5

シンガポールの再現がすごい。先進的な街の景色、それをアニメ化する映像製作技術は見事なのに、現役高校生の恋愛模様がめちゃめちゃ古くさい。平成初期の恋愛観かよ。監督が30代の若い人で、そういう方向性にした>>続きを読む

極道の妻(おんな)たち リベンジ(2000年製作の映画)

2.5

島木さん新喜劇でもヤクザ役でやれてた? し、まぁまぁの芝居だった気がする。序盤の乗り込みのカメラワークはとても良かった。

安っぽい2時間メロドラマ。
極道の女には不幸しかないというテーマだけど、この
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極道の妻(おんな)たち 死んで貰います(1999年製作の映画)

2.0

えぇ、前作とは別の話なんですか。
内容を知らずに見た人は高島さんが凄む姿を期待していたんではないかな。

六平さんもよくわからない役で出てるし。
いい大人が劇団芝居。
なんだかなぁ。

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

2.5

劇場版であろうとも、コナン作品は推理で事件を解決する流れが定番であってほしい。
実際には何が定番か。芸能事務所ごり押しの大物芸能人のゲスト出演。その芸能人の声優業慣れしていない演技。ストーリー上なくて
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極道の妻(おんな)たち 赤い殺意(1999年製作の映画)

2.0

内容が無いよう…
ただのプロローグで終わりですな。

大ヒット作なので数本作られることを前提に作られていて、これだけ単体では映画としての価値はないと思う。

その点は成功の確約がないうちから作っていた
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

2.5

むかーし見たから改めて見てレビュー。
特に韓流ブームに興味もなかったので、なぜ見たのかは覚えていない。

時系列の往き来が分かりにくい。
話の内容が徐々に明らかになるという見る側の時系列に沿えているの
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ダーティ・ガイズ パリ風俗街潜入捜査線(2018年製作の映画)

1.5

どこが潜入捜査ものなんだよ。
捜査する人たち全然出てこないし話を進行させないじゃないか。
どちらかというと「捜査線上に浮上している風俗店の話」なんだがそれもそもそも正しくない。
風俗店というよりはスト
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ひと夏の体験(2018年製作の映画)

3.5

作品のできばえとしては、低評価が多いのには納得。1本の映画としては僕も1.5-2.0ぐらいの評価にしたい。ただ終盤の流れだけは、世界共通の問題を映していたと思う。

最近の若い女は何でも写真や映像で記
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死国(1999年製作の映画)

4.0

今年の100本目。去年みたいに300本とか目指しませんよ。今年は昨夏買ってから全然乗っていないバイクでツーリングしまくりたいのだ。

昔見たけど改めて見たら全く覚えていなかった。
ちー様あってこその作
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パーフェクトワールド 君といる奇跡(2018年製作の映画)

1.5

恋愛脳の女にとって都合のいいシナリオだなぁ。
きれいな部分しか見せていないから、本当の大変さは伝わらないし。

そもそも何歳の設定なのだろう。杉咲花を実年齢よりだいぶ上に設定した感じか。と思ったらエン
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誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

4.0

「犯罪者の家族に罪はない」こういう映画を見て安直にそんなことを言う奴に限って、いざ身近な人の身内に事件の犯人または容疑者、あるいは前科持ちがいることが判明したら、真っ先に態度を翻す。確信をもって言える>>続きを読む

ハプニング(2008年製作の映画)

2.0

形が見えない謎の病。正体も対策も不明な境遇にパニックになって好き勝手な行動を取る人間の本性なんかも表現されていて、まさに今!
しかし、結局何だったのかよくわからない終わり。そりゃ主演俳優に失敗作って言
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

それが犯罪であっても、億単位の大金を手にする経験は一度してみたいなぁー。
金を見ると、人は変わる。自分もどうだろうなぁ。僕は人格者じゃないから、大金が手に入るなら人を裏切るぐらい平気でやるけど。笑
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

金ロー録画。ジブリの良さがわからないという僕にとって唯一の好きな作品。
特に好きなのがこの作品のメインテーマ曲。2音の間隔(感覚)がキャッチーでありながら上品。大学のときの音楽学科の先生が初めて見たと
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十五才 学校IV(2000年製作の映画)

3.0

学校がほとんど出てこない。シリーズ化する必要なかった気がする。
共感するところは確かにあったけど、単発の作品ではなく学校IVとするのには疑問。

小学2年で祖父母のところへ一人で行きたいといい実行した
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