小学校の視聴覚室で初めて観たときの衝撃を、私は一生忘れない。
夢とロマンを詰め込んだ冒険物語。
構成、色彩、音楽すべてにおいて言うことなし。
観終わった後には身体中が希望と爽快感に満ち、そして無性に>>続きを読む
いま(現実)と過去(ファンタジー)を回想形式で行き来します。
ファンタジーの表現を得意とする巨匠ティム・バートンが現実的なシーンを挿入することで、
なぜ人はファンタジーを求めるのか?
人生にファンタジ>>続きを読む
溢れる好奇心、勇敢さ、周りの人を元気にするラプンツェルの明るさは憧れの存在。
やっぱりディズニープリンセスは
こうでなきゃ。
長い髪を操ったアクションも、舞台の景色もうっとりする美しさ。
プリンセス>>続きを読む
原作とは随分印象が異なるそうだけど、これはこれで魅力的なキャラもの作品。
随所に描かれた日本文化へのオマージュに加え、白くて大きな体を持つベイマックスの愛らしさに癒される。
話の構成的に仲間(兄の研>>続きを読む
邦画特有の癖が苦手で今まで避けているけれど、「繕い裁つ人」は観て良かった。
手仕事で作り上げたものって、やはり軸がしっかりしていて、凛とした美しさがあると改めて思う。
私も年齢にそぐわなくなった服やア>>続きを読む
「デリカテッセン」で1番可愛いのはティータイムの場面。
特にドミニク・ピノンがアドリブで花束を持って現れた時に魅せた、マリーの戸惑いの表情。
食べる側だと思っていたら実は……という怪談みたいなストーリー。
監督初のアニメーション作品ながら、笑いと恐怖を共存させるシルヴァン・ショメ節は全開で、完成度が高いです。
こういうデフォルメの効いたデ>>続きを読む
時代に取り残されて今にも消えてしまいそうな中老の手品師と、
躊躇なく古い靴を脱ぎ捨て 新しい一歩踏み出す少女の交流。
2人に真の心の交流があったかといえば大変疑わしい。
時代に抗い生きる者、応じて磨か>>続きを読む
フランス映画、およびジャン=ピエール・ジュネといえば必ず挙がるような名作ですね。
幼い頃から人付き合いの苦手なアメリが、自分や周りの人々をより幸せにしようと行動する茶目っ気にキュンキュンすること間違い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
好き→馴れ→息がつまる→過去を振り返る→気持ちを改める
その過程を繰り返し続けていくこと。
伝えたいことは恋愛の普遍的なテーマ。
人を好きになるという感情に、科学は抗えない。
何度嫌いになって離れて>>続きを読む
「ムード・インディゴ」は映像美のコレクション。
開始5分の展開が可愛いこと可愛いこと。
キラキラの幸せな日々がダークなモノクロに侵食されていくリアルファンタジーっぷり、たまらない。
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忘れてしまっていた風景、両親の温かな眼差し……マダム・プルーストが淹れるハーブティーを頂いて、私も奥底の記憶へ誘われたい。
過去に気付けなかった小さな光景や、大人になったからこそ繋がる真実に出会えるは>>続きを読む