森野c5果実さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

森野c5果実

森野c5果実

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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.8

ディカプリオったら、また水に沈んでる……
タイタニック以来のディカプリオ作品なのでこう思わずにはいられませんでしたが、それはさて置いても良い演技をしていたと思います。

ディカプリオ演じるギャツビーは
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アラジン(2019年製作の映画)

4.8

ジャスミンが歌う「Speechless」の迫力を体感しに、ぜひ劇場で鑑賞してほしいです!
間違いなくディズニー史、映画史に残る名曲です。

「Speechless」は実写版アラジンのジャスミンために作
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

4.0

我が家にも隠し扉作っちゃおうか...。

両親に構ってもらえずに家の中を探検して見つけた謎の扉は、もう1つの世界への入り口だったーーーというお伽話で、なんだか不思議の国のアリスみたいですね。

登場人
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.5

映画のお供にポップコーンが欠かせない私ですが、この作品鑑賞に関しては飲み食いなしで約3時間ぶっ通しで楽しみました。
約3時間というのはあくまでも私の鑑賞(プレイ)時間であって、観る人によって違います。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.8

納屋に監禁され、犯人の子を産まされて7年暮らしていた…なんて信じがたいけれど、これが実話を基にした作品だというからなんとも嫌な話。

外界を知らずに育った息子ジャックが語り部となり、どうやったら脱出出
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

ドジでちょっとおマヌケなプーさん。
実はこどもの頃からちょっと苦手で、イラッとしてしまうのです。床が蜂蜜まみれになるシーンなんか本当に、ああ〜もう!!!(憎めない)
でもディズニーキャラを批判しちゃい
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COMET コメット(2014年製作の映画)

4.0

恋愛映画って 視聴者が如何に共感できるかで評価が左右されるテーマだと思います。
酔狂な私にとってはなかなかに浸かれる作品でしたが、万人受けはしないことでしょう。

恋に落ちる瞬間、日常のさり気ないやり
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神様メール(2015年製作の映画)

4.5

「こんな神様はイヤだ」とか言って大喜利のネタになりそうな話。
熱心な宗教家はこれ観てなんて思うんだろう?

よくこんな設定考えたな〜と感心しました。
設定の段階で面白いか面白くないかの勝負には勝ってい
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

人種差別の理不尽さや愚かさを描きつつ、ところどころに笑いの要素を散りばめたコメディ寄りの作品です。

まだ人種差別が根強い1960年代。
黒人の天才ピアニスト ドンと、粗野な白人トニーが用心棒として付
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

「プレイリストはその人間を表す」
劇中のセリフはまさに言い得て妙ですね。
よく聴く音楽って、自分の内面や思想を代弁しているようで人様に知られるのは恥ずかしいと思ってしまいます。
でもグレタとダンはそれ
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イヴサンローラン(2010年製作の映画)

3.0

センスの良い邸宅と美術品の数々。
イヴの本人映像は色気と繊細さが伺えてよかった。
しかし2014年公開の作品と間違えて鑑賞してしまったため、これじゃない感。

相棒ピエールの語りでイヴサンローランの人
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

5.0

聴く映画。こんな体験は初めて。

舞台となるデンマークは九州くらいの小さな国で、マイナンバー先進国。
緊急ダイアルの現場ではかかってきた電話番号だけで犯罪履歴、住所、車のナンバーまでもまるわかり。
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.0

国宝級に美しいオードリーを堪能できて幸せだなぁ〜〜!
そういう姿勢で観る分には十分な作品でしょう。
衣装をはじめ、道行く車のデザインまでも洒落ていて、雰囲気は満点です。

掴めそうで掴めない、猫のよう
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

5.0

何度観ても最高級のミュージカル!

1960年代の時代背景、人種差別という重いテーマを軸にしているのに暗いムードは感じない。素晴らしい歌とダンスとのジャムり方が絶妙。

どんなにけなされてもプラスに変
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.0

50年以上の歳月を経て続編を作るというのはさぞかしハードルが高かったことでしょう。
私も前作のファンなので公開を楽しみにしていました。
「マイケル、お口を閉じなさい。お魚じゃないんだから。」
メリーポ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.5

こんなスパルタな父親に育てられるのは御免だけど、愛おしいね。
森の中で狩りをして暮らし、学び、歌って踊り、夜は星空の下みんなで眠る。
う〜〜〜ん、なんて楽しそうなんだ。
私も1週間くらい仲間に入れて欲
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マスク(1994年製作の映画)

4.0

前回観たのはもう20年以上も前のこと。しかしインパクトが強すぎてずっと頭の片隅に残っていた作品です。
(幼少期はホラー映画だと思ってた)

実写とCGを融合する技術はいま見返してもたいへん素晴らしく、
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.0

人生、楽しんだもん勝ち。
こういうキラッキラした人生を送っている人いるよねぇと、自分とはまったく異なる人種を見るような気持ちで眺めていました。
無鉄砲な娘と、エネルギッシュな熟年組の勢いに圧倒されて元
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

4.5

ファッション雑誌ELLEの編集長を務めるジャンドー。
働き盛りで、何不自由ない生活をおくっていたが、突然 脳出血に倒れ全身麻痺になってしまう。
手足を動かすことも喋ることも一切できない、まるで潜水服に
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

この作品がドキュメンタリー映画としてもう一歩踏み込んで描写してくれていたら更に満足できたのだろうが、なにしろ濃厚な人生だし、加えて楽曲ももりもり入っているので それぞれの事象を掻い摘んで入れ込んだ感じ>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.0

映画のほとんどの時間を透明人間エンジェルの目線で過ごす。
母親や恋人の毛穴がよく見えるほどに顔と顔が近いので本当に人と対峙しているかのような感覚になる。
BGMもほとんど無く、隠れて生活してる感じがひ
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

2.5

どうのこうのいうような内容ではない。
キービジュアルみたまんまのB級ギャグ映画。
途中離脱の可能性高いなと思っていたけどなんだかんだ最後まで観れちゃった。

原作知らないけど 照橋の圧底靴はもとからそ
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

(500)日のサマーみたいな遊び心ある映像を勝手に期待していたので その点では物足りない。
随所に洒落っ気が組み込まれていたので楽しさはある。猫を3匹持ち帰るカットがお気に入り。

天才の親権を巡るド
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.5

ホラー映画を厭忌してきた私、がっつり見入る。
私史上最も"目が離せない"ホラー映画。
登場人物の背景ばっかり見てた。

分かりやすさと不気味さのバランスが絶妙。
あからさまな効果音とともに怪物が現れて
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.5

スタジオポノック第一回の長編作品。
本当にこれでいいの?
見たことある世界観を貼り合わせただけの作品をつくってスタジオジブリ出身をアピールされても本家を超越しなければ眠いだけで…
有名産地を謳った、出
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

鑑賞前「話題になってるからちょっと気になる。観に行ってみるか」

鑑賞中「はあ、これだから邦画は…」

鑑賞後「すっごく面白かった~!!!」

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.5

こんなに隅々までピントが合っていてコントラストがパッキリしている白黒映画ってなんだか斬新。

身寄りの無い少女アディを親戚の家まで送り届けてあげることになったおじさん主人公とのロードムービー。
旅の邪
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

博士と彼女の……?
はて、博士お1人のセオリーにしか見えませんでしたが。

実話に沿ったお話とのこと、そりゃ美談ばかりではないでしょう。
でもタイトルの付け方一つで受け取る印象も違ったはず。
博士と彼
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

5.0

デジタル社会がどこへ向かうのか、テクノロジーによって何が起こるのかを見抜いた詩的な作品。

この悪趣味なドキュメンタリー番組を30年にわたって製作してきたプロデューサーはトゥルーマンを失いたくなくて
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.8

もののあはれを知る。

豪華客船に産み捨てられ、船底で育った主人公、1900。
時代の流れで船は処分されることになり、1900は大きな決意を下すことになる。
1900にしてみれば船が日常で、陸こそが非
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.5

腑に落ちない部分はあるのだけど、まあ良いか。
奥華子のガーネットが流れるまでの壮大なフリだと思えば。

恋は突然に。(2006年製作の映画)

2.0

落ち込んだ時、粗雑でもなんでもとにかくワッフル作ってくれる友人がいるっていいな。

婚約者が挙式直前に亡くなってしまったら、自分ならどうなってしまうんだろう。アメリカの女性は強いね。

しかしまあ、ヒ
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ザ・チェンジアップ/チェンジ・アップ オレはどっちで、アイツもどっち!?(2011年製作の映画)

3.5

春愁を吹き飛ばしてくれるような王道コメディ。
入れ替わってしまう男2人の掛け合いが軽妙で良い。
「誰がお前なんかに!」
「なりたいもんか!」
「いや…昨夜 泉で願ったさ、人生を換えたいと」
「確かに、
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

「この子は何も悪くないのに!」という感情にさせる定番の怪獣映画。
"半魚人の彼"との異種間恋愛をメインに、フェティシズム要素も満載。

ヒロインのイライザは半魚人の彼を初めから怖がったり異端視したりは
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不機嫌なママにメルシィ!(2013年製作の映画)

3.0

失恋に気づいてプールに沈んでいく表現、美しかった。
悲しいはずなのにメローで。もっと観ていたいのであと2シーンくらいあったら尚良し。

PAN ネバーランド、夢のはじまり(2015年製作の映画)

2.0

子供向けに作られたことは承知で観ても疑問が拭えない展開。
この作品から何を得たら良いのかも見いだせず…。
そもそもピーターパンってどんな話だったっけ?な感じで鑑賞したので、説明的な描写が足りなかったの
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