うんちぶりぶりさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

2.7

場末で男娼として生きるマイク(リバー)と市長の息子でありながらその反発からかマイク達とつるむスコット(キアヌ)の、一風変わった青春ロードムービー
展開に起伏がないから長く感じる。夜中に観てたら間違いな
>>続きを読む

レスラー(2008年製作の映画)

3.6

人間ドラマとしてなかなか良かった。リングでしか輝けない落ち目も落ち目のレスラーの孤独を映す

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.5

秘密違法賭博でマフィアの罠にかけられ借金を背負ったストリップクラブオーナーの主人公は、その返済のために中国マフィアのボスを殺せと強要され…って話
ノワール物らしく渋い
フィルマークスでは107分と記載
>>続きを読む

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

3.2

約90分の間ワンカット長回しで世界遺産であるエルミタージュを映し続ける。例えると、その時代その場所を再現する"動く美術館"巡りを映像で見てる感じ
美術系に全く興味がない人は途中で寝るかもしれない

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.4

内容的にはストーリー性のある[ミザリー]
話もオチもすごい面白いしハラハラさせる見せ方も上手いんだけど、間延びがすごい。やばいやつなのは十分分かったから…って感じ

チェイサー(2008年製作の映画)

3.5

警察の無能さが光りに光る
展開やオチも新人監督とは思えない思い切りの良さというか、韓国フィルムノワール満載の作品に仕上がっている

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

さすがタランティーノ監督と言わざるを得ないエネルギッシュ且つパワフル全開のB級カーアクション
内容はめちゃ単純で、改造車で暴走し若い女を次々と吹き飛ばしていく殺人鬼が、次のターゲットに選んだ女達にまさ
>>続きを読む

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.4

素晴らしい
この登場人物の少なさとこの時間の短さで最大限魅せる。無駄が一切ない

黒い罠(1958年製作の映画)

-

この手の話は今ではいくらでもあって、より楽しめるように色んな要素を組み込んだり見せ方を工夫したりした作品がたくさんある。そんな作品達に子供の頃から触れてきた自分にとっては物足りなかった
最後も、"彼は
>>続きを読む

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.3

なんか退屈だなーって思ってたら後半想像もしない展開になって、そっち系の作品⁈て思った。そういう意味では割と楽しめた
本作は3部作最後の作品らしいのだが、これを最初に観てしまったためなんだかよく分からん
>>続きを読む

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.4

豪奢なホテルに1人の男が現れ、既婚女性に声をかける。去年、全く同じ日同じ場所で君と出会い、1年後駆け落ちする約束をしたと。だから今日迎えに来たよと。ただ女の方は何も覚えておらず、男は様々な話を聞かせ思>>続きを読む

上海から来た女(1947年製作の映画)

3.6

真相とそこにもってくまでの流れは結構好き。あとクライマックスの遊園地でのシーンはめちゃめちゃかっこいい

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

-

長いくせに内容が地味なのとダニエルが狂人過ぎて好きじゃない。ダニエル・デイ=ルイスとポールダノの演技力が高くてまだ見ていられたけど、ここ最近観た映画で一番理解ができない

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

-

タランティーノ監督の作品が好きな人は好きだと思う。[パルプフィクション]とか特に似てる。時間もほぼ同じだし
内容的な違いは、[アモーレスペロス]の方が一人一人のキャラクターを深く掘り下げた重たい人間ド
>>続きを読む

ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.7

3時間半もの間、古代ローマという歴史や宗教、奴隷、復讐、競争といった大きなテーマを一つの作品にふんだんに取り込んだスペクタクル超大作
無論とんでもなく長い
本作の最も有名であり見せ場であるレースシーン
>>続きを読む

桜桃の味(1997年製作の映画)

-

基本的に本当に自殺したい奴って思い立ったらすぐ自分で死ぬんだろうから、誰かに協力してもらおうとしてる時点で自殺以外に何か別の目的があるのではないかと思ってしまう。何で自殺したいのかもよく分からないし、>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

3.8

最後のオチはよう分からんけど結構好き
夢と現実の境目がわからなくなりどんどん追い込まれる主人公を追っていく
[パプリカ]の原作者筒井康隆やそのアニメ監督をした漫画家今敏とか、この作品の影響を多少なりと
>>続きを読む

ワイルド・ブリット(1990年製作の映画)

3.5

ど迫力戦争アクションエンターテインメント
そこに友情要素が加わる
話はディアハンターに似てて、昔馴染みの友達と一緒にベトナム戦争に巻き込まれ、なんとか生き延びたが友達は壊れる。違いを挙げるとすれば、も
>>続きを読む

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

-

自分たちが自ら面倒ごとに首突っ込んでるくせに思い通りに行かなくなった途端被害者ヅラして罵り合って傷を舐め合って不幸ヅラして他人に迷惑をかける薬物中毒の若造たち、美しい姿でテレビに出てたくさんの人にチヤ>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

3.3

どこまでもサスペンススリラーでいくのかと思ったら後半ドラマっぽくなった。それはそれで良いのだが、好みで言えば最後までハラハラさせて欲しかった

アンフェア the end(2015年製作の映画)

3.7

展開早くてどんどん人死んでくし敵も味方もどんどん裏切っていく。見てて飽きない

アンフェア the answer(2011年製作の映画)

3.5

この作品自体の犯人というかオチは最初から分かっちゃったからあれだけど、続きが気になるって意味では良い

アンフェア the movie(2007年製作の映画)

3.6

テレビドラマ視聴後に鑑賞
ドラマ通してこの作品の好きなところは、裏切りと死が頻繁に起こるところ。基本的にこの二つの要素がある時点でそれなりに楽しめたが、見せ方というか演出というかなんかちゃっちくて特別
>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

3.6

ヒューマンドラマ色の強い刑事物サスペンス
理想を言うと、誰が犯人かわからないような見せ方等もっとサスペンス感とかミステリー感が欲しかった
原作ではそうみたいなんだけど

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.3

もっと展開が早くて良い
基本的に天使が人間の心の声を聞いてることがほとんどだから、大声出したり言い合いになったりする描写がなく常に静か。物語の展開にも強弱がない上にほぼずっと白黒のため、夜に観たら7割
>>続きを読む

ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983年製作の映画)

3.5

休日にのんびり観るのに適してる
工場建設のために、とある港町の土地買収をすべく石油会社の社員が派遣され、そこに住む人々との交流の中で海や空を見ながらただただゆっくりと交渉をしていく。何の悪意もなく嫌な
>>続きを読む

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

4.1

登場人物は少ないのにそれが逆にとても良いと思える。何というか不思議な作品で、恋愛映画って一括りにできずどこかミステリー感とかファンタジー感を感じる
ドッペルゲンガー的なことなのだろうか…

若者のすべて(1960年製作の映画)

3.7

話は結構好きな方だけど、アランドロンじゃなければ多分途中リタイアする。長いから
終始ナディアが意味不明でシモーネも動物的すぎるところがほんのちょっとキズ

暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.7

少年感残る良い漢
ポールニューマンの笑顔が光る作品

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

なんか観たことある気がするけど何でだろうか
よくある突発的な青春下剋上的な話。コメディ色が強くて脳死で楽しめる

逢びき(1945年製作の映画)

3.2

何の変哲もないラブストーリー。不倫ものだけど、純愛感漂う

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.2

なんかすごく既視感のある作品なのだが、それが何だったか全く思い出せない。とにかくそれの時代劇版。元のは海外の絵本だったか小説だったか…
既視感があったからこの評価。多分こういう話を初めて見たらもっと高
>>続きを読む