うんちぶりぶりさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

つぐない(2007年製作の映画)

3.9

評価が難しい
個人的な好き嫌いの話で言えば、特段好きというわけではないのだが、客観的視点でこの作品を他人におすすめできるような良い映画かと考えると、そうである
よくある恋愛ドラマものでは一切なく、人間
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戦火の馬(2011年製作の映画)

4.1

動物好きの自分にとっては、人間と動物の繋がりを描く作品は大好き
軍用馬が死にまくるし主人公のジョーイ(馬)も酷い目に遭うから100%良い気持ちにはならないけど、流石はスピルバーグ良い映画を作る

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.1

ストーリーとか画とか雰囲気とか、作品全体がほわっとしてて独特。こういうのをいわゆるエモ映画というのだろうか
確かに[パリ、テキサス]に似た作風ではあるが、尺的にも内容的にもこっちの方が軽い
色んな意味
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

良い意味でめちゃ疲れる
極寒の過酷な大自然の中で、息子を殺した男に復讐するためボロボロになりながらも生き続ける男の話

シャレード(1963年製作の映画)

4.0

サスペンスとコミカルの塩梅がヒッチコック作品ぽい
展開早いしオチもいい。これをもっとちゃんとミステリーとして洗練したストーリーにしてめちゃめちゃシリアスにリメイクしたらオードリーじゃなくても売れそう

カジノ(1995年製作の映画)

3.7

[グッドフェローズ]好きにはたまらないクライムもの
個人的には、話が面白いし好きな系統だから3時間でもまぁ耐えられたけど、兎にも角にもシャロンストーンの役にどうしても魅力を感じられず、何故最初から最後
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第十七捕虜収容所(1953年製作の映画)

3.4

ほぼ[大脱走]と同じ感じだから、あれが好きな人は観て損はない

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.8

実際にあったエンスラポイド作戦を描いた作品
ナチスを題材にした映画はたくさんあるが、これは色んな意味でリアル寄り
話が面白いかとか整合性がとれた展開かとかそういうエンターテインメントじゃなく、あくまで
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お嬢さん(2016年製作の映画)

2.9

詐欺グループに育てられた少女スッキは伯爵と呼ばれている詐欺師に雇われ、莫大な財産の相続権を持つ令嬢ヒデコに仕えることになる。理由は、スッキと伯爵二人力を合わせ、どうにかこうにかヒデコの財産を頂こうとし>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.0

短すぎてびびった
しかも映像じゃなくてスライドショーみたいにただ写真を切り替えながら話が展開する。こんな作品見たことない
内容はちょっと怖い。[12モンキーズ]が好きな自分にとっては受け入れやすいsf
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忘れられた人々(1950年製作の映画)

-

あまりの貧困によって訳の分からない感覚で生きる連中の話

イヴの総て(1950年製作の映画)

3.6

名作として名高い理由はわかる。ストーリーが面白いってのもあるけど、何よりもこれしかないって終わり方するのが良い
なんなら実際の芸能界でも往々にしてあるだろうリアルな女の戦いって感じ
内容はがっつり人間
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疑惑の影(1942年製作の映画)

3.1

久しぶりに田舎の実家に帰ってきた叔父はどこか昔と違う気がする。そんな中ある殺人事件に関する記事が新聞に載る。様々な要素が相まって、この一家の長女だけが叔父に疑念を抱く。その長女が長らく憧れを抱いていた>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

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失業した夫が貧しい家庭を持ちつつ新たな仕事に就く。それには自転車が必要で息子と二人で仕事に取り組んでいたが、ある日その自転車を盗まれ取り返しにいく話
言っちゃえばただそれだけ

忘れじの面影(1948年製作の映画)

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ずっと好きで強く思いを寄せていた人に、自分のことを全く覚えてもらえていない的な話

汚れた顔の天使(1938年製作の映画)

3.6

結構面白かった
盗み云々悪さしまくってた二人の少年の内片方が警察に捕まり、そいつは数年後ギャングになる。もう一人は足が速かったため捕まらず普通の生活をし今では神父になった。ギャングと神父、正反対の二人
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

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第二次世界大戦を終え故郷へ帰る3人の男達の戦後の生活を追っていく
英雄として帰還する3人だが、普通の世界では様々な問題からどこか不憫で何とも切ない気持ちにもなるが少しずつでも平和な日常に溶け込んでいっ
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わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

3.1

炭鉱町で働く貧しい一家の人生を末っ子目線で追う
いろいろ大変なことが家族にも自分にも起こりながら何とか生活するのが妙にリアルで、ある意味エンターテインメントとして楽しいかと言われるとそうではない

コンドル(1939年製作の映画)

3.4

めちゃ簡単にいうとめちゃ古い[トップガン]みたいな感じ
当時これをスクリーンで見た男たちは超楽しかったんだろうな
もうちょっと短かったらgood

駅馬車(1939年製作の映画)

3.5

途中からすごく面白くなる。言っちゃえば前半は退屈

赤い河(1948年製作の映画)

3.4

終わり方が良くも悪くもさらっとしてる。内容的にはもっと重くできそうだけど、ほんのちょっとコミカルさを加えつつ昔のアメリカ映画ならではの"チャンチャン!"て感じの終わり方
話はそれなりに面白い

スミス都へ行く(1939年製作の映画)

3.0

実際にはこんな上手くいかないのが現実なんだろうけど、最後まで悪に立ち向かうってのをコメディとシリアスの上手い塩梅でテンポよく見れるからいい

13人の命(2022年製作の映画)

4.0

これが実話なのとんでもないな。救出に関わった人達全員尊敬する

幽霊と未亡人(1947年製作の映画)

-

まぁ良い話なんだけど、大したことはない。終盤まで退屈

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.8

何故これがそんなに有名じゃないのか疑問に思う
[ローマの休日]なんてもはやこれのオマージュといえるし、今となってはベッタベタのコッテコテのシーンが盛り沢山でラブコメの教科書と言っても過言ではない

アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.0

人種差別問題に法廷ドラマを通して触れていく
まぁ今となってはよくある話なんだけど、この作品の珍しいところは二つあって、一つ目は弁護士である主人公の子供達の視点で物語が進むところ。二つ目は後味スッキリの
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飾窓の女(1944年製作の映画)

4.1

本来は好きじゃない例のあのオチなんだけど、何故か本作はそれで良い気がしてしまった。多分、実際はそんな甘くないだろうと思いながら見てたからこそオチに納得してるのかもしれない
古いけど良質なサスペンス

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.1

ミュージカルは元々嫌いだから、なんでそこで歌うの?とか踊るの?みたいな疑問は今更気にせず評価する
まず色味がいい。ピンクとか黄色とか水色とか薄紫色とか老若男女関係なく色んな色の服を着るから画面全体が基
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東京物語(1953年製作の映画)

3.1

古い名作を贔屓目で見ることを避ける傾向にある自分にしては、それなりに観て良かったと思った。様々な映画関係者が自分たちの作品を作る際に、この作品の色んな要素をヒントにしてるってのもあるにはありそうだなと>>続きを読む

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

3.8

これはすごい
これ程までにナチを侮辱してるコメディ映画がその当時に作られ公開されている時点で笑える
これは弩コメディだけどこの監督の真面目なサスペンスがあれば観てみたい