chitchipapaさんの映画レビュー・感想・評価 - 53ページ目

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映画(2004)
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黒い絨氈(1954年製作の映画)

3.5

子供の頃TVの洋画劇場で視ましたが、大発生した蟻の大群がまさに黒い絨毯のように押し寄せてきて、全てを食い尽くしていく樣が脳裏から離れません。

マーフィの戦い(1971年製作の映画)

3.9

ドイツの潜水艦に乗員を皆殺しにされた唯一の生き残りの主人公を奇才ピーター・オトゥールが演じ、復讐心から一人潜水艦に立ち向かう執念が凄いです。ラストでは戦争の虚しさが観る者の心に残ります。

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.9

絶対にエジプトに行ってナイルクルーズ船に乗るぞ❗アガサ・クリスティーが逗留して原作を執筆したルクソールのオールド・カタラクトホテルに泊まるぞ❗

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

4.0

史上初の大西洋無着陸横断飛行を達成した飛行家リンドバーグを襲った悲劇、幼い息子の誘拐殺人事件にヒントを得た作品。事件の数年後オリエント急行車内で起きた新たな殺人事件の被害者は誰もが認める悪人だった。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

映像技術は格段に進歩した筈なのに、やはり原作の味わい深い映像美の足元にも及ばなかった作品。

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.7

伝染病のパンデミックの恐怖と血清を作る為に発生源となった猿を確保すべく追跡を行う。
(以下、2021年9月20日に追記)
1995年の映画でありますが見事に今日のコロナウィルス感染への警鐘を鳴らしてい
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卒業(1967年製作の映画)

3.7

ストーリーはズバリ、ネクラ男の略奪愛の物語です。サイモンとガーファンクルの名曲が全編を飾ります。

わらの犬(1971年製作の映画)

3.6

紳士で温厚な人間の奥に潜む暴力をサム・ぺキンパーが描いた作品。優しい人間も極限状態に置かれて切れると、怖いぞ。

レインマン(1988年製作の映画)

3.7

数字に対する驚異的な暗証能力を持つサヴァン症候群の兄ダスティン・ホフマンと高級外車のディーラーを営む弟トム・クルーズという二大スターのロードムービー。初めは遺産相続狙いで兄に近づいた弟だったが、共に旅>>続きを読む

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.6

ウォーター・ゲイト事件を暴いた二人の新聞記者をロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンという二大スターが共演した社会派ドラマ。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.8

父親が慣れない子育てに奮闘しながら父子の絆を紡いでいく感動の物語。この頃のダスティン・ホフマンは一番脂が乗っていた。

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.8

男の友情。強き者が弱き者を守る美学。そしてこの映画を引き立てているのが哀愁帯びた音楽です。ハーモニカがメイン楽器であったとの記憶ですが・・・

トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

3.4

太平洋戦争開戦の火蓋を切った真珠湾奇襲作戦を描いた日米合作映画。トラトラトラは「我奇襲に成功せり」の合い言葉。

日本海大海戦(1969年製作の映画)

3.8

三船敏郎演じる東郷平八郎がロシアバルチック艦隊を撃破した日本海大海戦を描いた戦記モノ。公開当時、広島県に旅行中に時間が余ったので小さな映画館で上映中の当作品をたまたま観ました。子供の私にとっては日露戦>>続きを読む

連合艦隊(1981年製作の映画)

3.5

太平洋戦争ミッドウェイ海戦で指揮系統のミス、司令官の状況判断の甘さから多くの主力艦船を失った日本軍はその後敗戦に向かって坂道を転がり落ちていきます。山本五十六司令長官の歴史上の評価は今でも分かれていま>>続きを読む

眼下の敵(1957年製作の映画)

3.8

私見として、駆逐艦と潜水艦の死闘を描いた映画ではナンバーワンです。ロバート・ミッチャム演じるアメリカ艦長とドイツUボート艦長との頭脳戦がスリリングに展開されます。

史上最大の作戦(1962年製作の映画)

3.6

1960年台アメリカ映画会のオールスター勢揃いの戦争モノ。第二次世界大戦のヨーロッパ戦線の攻勢を逆転させたまさに史上最大のノルマンジー上陸作戦を大スケールで描いた作品。

ダーティハリー3(1976年製作の映画)

3.5

このシリーズも三作目になるとストーリーが雑になったような記憶がある。犯罪もテロまでくると、ダーティー・ハリーというよりはダイ・ハードのノリになりますね。

アイガー・サンクション(1975年製作の映画)

3.5

山岳アクション&サスペンス映画の秀作。山男にとって、そしてツーリストにとっても胸踊る作品です。この映画を観た上でアメリカのヨセミテ国立公園やスイスのグリンデルバルト訪問は感慨深かったです。

ダーティハリー2(1973年製作の映画)

3.6

警察の射撃大会で敢えてミスショットをして後から銃弾を回収するという手の込んだ脚色は見事で、アクションだけに頼ったドンパチ刑事モノとはレベルが違います。

奴らを高く吊るせ!(1968年製作の映画)

3.3

アメリカ人の精神構造の根っ子(ベース)が西部開拓魂だとしたら、ネットによる公開処刑、強者崇拝、銃規制反対など今のアメリカは何も進歩のない発展途上国そのものですね。

ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.8

クリント・イーストウッドがマグナム拳銃引っ提げて悪党共をブッ飛ばす痛快刑事ドラマシリーズ第一作。

サンダーボルト(1974年製作の映画)

3.8

20ミリ機関砲で銀行の金庫を破壊して大金を強奪するという呆気に取られるようなストーリーの面白さと、イーストウッド演じる主役のクールさが印象に残っています。赤いレザーシートの純白のキャデラックオープンカ>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

3.8

マカロニウェスタンでデビューしたクリント・イーストウッドが、渋く味のある西部劇を世に示した作品。

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.5

まだデビュー間もないケビン・コスナーがかっこ良すぎる❗ワルなのに人間として内面の優しさを表現してる彼の演技力も評価したい。

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.9

アパルトヘイト解放運動の指導者として数十年も投獄された後に南アフリカ大統領に就任したネルソン・マンデラがワールドカップラグビーを自国に招致し、白人黒人融和を訴えてチームを支え、世界の誰も予想しなかった>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

機長の沈着冷静かつ大胆な判断で乗客乗員全員の命を救ったハドソン川の奇跡を、国家運輸安全委員会が机上之論とコンピューターのシミュレーションで機長に責任誘導しようとする。「事件(事故)は現場で起きているん>>続きを読む

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.9

観たのが随分前なので、一作目とこの二作目でストーリーがこんがらがってしまっています。

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.8

クリント・イーストウッドデビュー当時の当り役。ストーブか何かの蓋をポンチョの下に吊るして防弾チョッキにしたのはグッドアイデア。皆も真似すれば良いのにとマジに思いました。

怒りの荒野(1967年製作の映画)

3.9

ジュリアーノ・ジェンマのマカロニウェスタンは何作も観て、それなりに面白かったが、題名とストーリーが一致しません。兎に角、タフな速打ちガンマンだが、あまり賢そうには見えなかったような・・・

ブレイブハート(1995年製作の映画)

4.0

イングランド王の圧政からスコットランドの民を守るという主役の純粋で一途な思いに観ているうちに共感が深まっていきます。彼を愛してしまった王の娘が死に際の王にささやいた言葉に、王は驚愕の表情を浮かべたまま>>続きを読む

ロビン・フッド(1991年製作の映画)

3.7

十字軍遠征当時の時代背景を描いて新鮮なスタートで始まり、深いシットリとした画像が印象的な作品です。弓矢が飛ぶリアリティーある描写など、ダイナミックな演出が光ります。

荒野の1ドル銀貨(1965年製作の映画)

3.5

内容は断片的にしか覚えていませんが、良くできた脚本でとても面白かった記憶があります。
キーワードは銀貨、柱時計、そして銃身を切られた拳銃ですね。

ネバダ・スミス(1966年製作の映画)

4.0

若き日のスティーブ・マックイーンの生きの良さを存分に引き出した西部劇。家族の命を奪った悪党共を何年もかけて執念で追い詰め、一人また一人と仕留めていく復讐劇です。

八つ墓村(1977年製作の映画)

3.8

尼子一族の落武者虐殺伝説になぞらえた連続殺人事件に渥美清演じる金田一耕助が臨む。金田一役は石坂浩二はじめ多くの俳優が演じたが、個人的にはひょうひょうとした渥美清の金田一が一番好きである。