金正恩さんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

ハーレイクインが可愛いだけの映画。悪役が総じてアホで緊張感のない平和な雰囲気を醸し出している。ストーリーも行き当たりばったりで終盤になってようやく目的が分かってくる感じ。しかしハーレイクインは可愛い。

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.5

ゾンビと戦うワーキングクラス。イギリスらしいブラックジョーク満載で冷たい笑いが絶えない。ショーンオブザデッドを意識しているのか、だいたい同じ展開だがこちらの方がハッピーで呑気。

カリフォルニア・ゾンビ逃避行(2013年製作の映画)

3.5

引きこもりのニート主人公がゾンビアポカリプスを機に旅に出て片想いの女の子を探しにいくというメッチャ面白そうな設定。設定は面白そうなのだが、21歳設定なのにみんな老け顔で、くたびれたおっさんがケバいおば>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

4.0

原作に忠実でありながら、キャラクターや細かいストーリーを削り、丁寧に作り込んでいる印象。分厚い上下巻の小説をコンパクトに纏めている。殺すために綿密に作られたキャラ設定があまり活かされていないのが玉に瑕>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

4.0

ひとことで言うと地獄。冒頭30分でドン底に叩き落とされるが本当の地獄はここからだ。登場人物全員クズの異常事態で物語は悪い方へ悪い方へ進んでいく。全く救いのない状況で墓穴を掘り続けるサイコパス達が本当に>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.5

ノーラン版バットマン第3作目。行き当たりばったり感のあるヤケクソなシナリオ。登場するガジェットも設定も大味でハラハラドキドキ感も全くない。悪役はイモータンジョーみたいなトムハーディなのだが、最初からど>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

ノーラン版バットマン第2作目。前作よりさらにシリアスな展開に。映画史上に残る名悪役ジョーカーが素晴らしい。名シーンに次ぐ名シーンで長い上映時間も気にならない。全てが完璧な映画。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

ノーラン版バットマン第1作目。この頃はアメコミ感とシリアス感が絶妙で肩肘張らずに楽しめる。

インセプション(2010年製作の映画)

5.0

夢をテーマにした哲学的なSF映画。クリストファーノーラン監督作品。

他人と夢を共有する事ができるという設定。
主人公の産業スパイが夢の共有を利用して大企業の跡継ぎに会社を破滅させるアイディアを埋め込
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

何が面白いのか全くわからないが、面白かった。ストーリーも何もない主人公も誰だか分からない時系列も意味不明。でも面白かった。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.5

禁酒法時代のバージニアが舞台。そのせいか田舎のチンピラの抗争感がある。昔は悪だった感とも言う。キャストが豪華で衣装やセットも作り込まれているいい映画だが、スケールが小さく小物感が否めない。

ベルファスト71(2014年製作の映画)

4.0

北アイルランド紛争が舞台の戦争映画。敵中サバイバルという点でかなり戦場のピアニストっぽい。無慈悲な理不尽さに心を折られる。モデルの紛争が終結していないので胸糞悪くなってただ終わる。後味の悪い映画。

スモーキング・ハイ(2008年製作の映画)

3.5

ラリってる系コメディ。いつものセスローゲン。かなり普通にコメディしてる。どうでもいい伏線を何となく回収して普通に面白い。終わっても何も残らない感じがいい。

ステイク・ランド 戦いの旅路(2010年製作の映画)

4.0

ゾンビっぽい吸血鬼が支配するアメリカぎ舞台。お決まりのゾンビサバイバルものではなくロードムービー。仲間と出会い分かれていく切なさ。特に主人公とミスターの師弟愛は必見。

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリー調で展開されるビンラディン暗殺劇。明確な主人公はいるものの群像劇的でもある。章ごとに分かれて物語が展開するが、やはり一番の見所はDEVGRUによるビンラディン邸突入シーン。結末が分かっ>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

中盤からのどんでん返しが素敵。分かってはいたけど突き抜けた設定が秀逸。オチは評価が分かれるか。キレてる設定の割に伏線がしっかり張り巡らされていて気持ちいい映画。

30デイズ・ナイト(2007年製作の映画)

3.5

対吸血鬼のいいお話。吸血鬼の弱点である日光をアラスカの極夜という設定でうまく克服している。しかし30日は若干長すぎないか。ラストシーンはありがちだが儚い。俯瞰映像の虐殺シーンなど見所もある良作。

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

4.0

アインクラッドに未だ囚われている人たちのストーリー。原作の第1巻から新たな脚本が作れるのが凄い。ラノベ時代から息の長い作品なので現実が作品に追いついていく感がある。あと音響が凄い。劇場版ガルパン並み。

凶悪(2013年製作の映画)

4.5

胸糞悪い凶悪事件を主軸にしたストーリー。心がえぐれる。実話を基にした脚本ということもあり、妙な現実感のある描写が恐ろしい。救いようのないドン底を味わえる傑作。

クーデター(2015年製作の映画)

3.5

東南アジア某国民が一方的な悪役で腑に落ちない。背景が薄くヤバい奴らに狙われて逃げ続けるだけなのでストーリーに深みがないというか緊張感がないというか。序盤の暴動シーンは面白い。

お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.5

大人向けクレヨンしんちゃん。とにかく登場人物全員アホでなにも考えずに見られる。頭のおかしい家族でやってることはサイコパスなのだが何故か心温まる雰囲気になる。下ネタマシマシなので嫌いな人は嫌いかも。

GANTZ:O(2016年製作の映画)

4.5

ゼロ年代の名作GANTZ大阪編のフルCG作品。シーンやキャラクターを一部カットして展開を分かりやすくテンポ良くしている。90分でここまでまとめられるって凄い。ストーリーはもちろん素晴らしいが映像美も素>>続きを読む

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

4.5

笑いあり涙ありの王道ストーリー。テンポの良さとキャラの立ち方そしてお手本のような伏線と欠点のない作品。もっと評価されるべき。

サプライズ(2011年製作の映画)

4.0

サプライズという名邦題。何のサプライズか、それすらもサプライズ。頭の中を真っさらにして事前知識無しで見るのがおすすめ。

トレマーズ ブラッドライン(2015年製作の映画)

3.5

B級映画界の傑作トレマーズの最新作。ガンマニアのバートが主人公なのは変わらず。キャラクターも良い意味で変わっていない。舞台が南アフリカということ以外はほぼ1作目と同じ内容。アフリカ家族パートはジュラシ>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

4.5

ラスト15分のためだけに見るべき映画。プライベートライアンの冒頭15分に匹敵する名シーンの連続。設定が設定だけに最初はダレてしまうが、それが一層ラストを引き立てる。ホラー映画の最高傑作。

レッド・ドーン(2012年製作の映画)

3.5

ザ・ご都合主義。何でもかんでも愛国心でどうにかなってしまうストーリーが振り切れている。その点に目をつぶれば設定は中々に珍しい映画なので楽しめる。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

5.0

コスタ撃ちを極めたガン=カタ使いが主人公。ストーリーを完全に投げ打ったあっぱれ脚本。愛犬が殺されただけでここまでやるか。溢れ出る殺意が凄い。

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.5

HIV差別はびこる80年代のダラスが舞台。悪になり切れないチンピラの主人公の溢れ出る善意が素敵。ジャレッド・レト演じるトランスジェンダーのやるせなさも感慨深い。実話だけにラストは切ない。

ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

3.5

マッドマックスあんまり関係ないオーストラリア産ゾンビ映画。ウソみたいなテンポで強引に突き進む展開が最高。設定の理由付けすらもぶん投げるいい加減さすらも好きになる。ラストのB級映画感も良い。

REC レック4 ワールドエンド(2014年製作の映画)

3.5

シリーズ最終作ということで取り敢えず伏線全部回収した感のある映画。お得意のPOVは初めからなかったことにされていて、もはや普通のホラー映画と化している。つまらないわけではないが何か普通。

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.0

戦争映画史上に残る名作。ネイビーシールズのイカれた思想を持った隊員達に虐殺器官を思い起こした。狂気に突っ走る主人公達に活路はあるのか。

クリスティ(2014年製作の映画)

3.5

リアル鬼ごっこ的な映画。洋画でいうとハンターゲームっぽい。可もなく不可もなしな想像通り展開で何となく楽しめる。主人公が可愛い。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

失踪した妻役ロザムンド・パイクの怪演が光る。もはやホラーな意味不ストーリーをあのラストに落とし込む脚本が素晴らしい。胸糞悪い気持ちになりたい時に見るべき映画。

エリジウム(2013年製作の映画)

3.5

抑えめのニール・ブロンカンプ映画。特有の意味不明さが無くなっているが、ガジェット類は特徴が出ている。テーマはマット・デイモン感がある。シャール・コプリーのイキイキしたクソ野郎が似合う。全体としては記憶>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

ウルフオブウォール・ストリートに影響を受けまくった金融映画。豪華俳優陣に有名人の友情出演と面白味のありそうな内容だが、お高く止まり過ぎていて及第点感が否めない。サブプライムローンについての知識が無いと>>続きを読む