nao22さんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

ハイセンスな音楽の効果と東京の街並み、役所広司の豊かな演技力で、じんわりと心があたたまる。

正直、オシャレな脱力系イケおじの日常やん…という感じなのですけど。
トイレはもっと汚いはずだし、海外の人に
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

黒沢清監督、流石です。
登場人物全員面白い。

誰一人正義じゃないところがまた魅力的。
現代において、利益を得たり社会を生きたり苦しい中で何とかやっている人々。
目の前のお金欲しさに失敗し、自分以外の
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動物界(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

よく出来ていた。
SFっぽさを感じない、本当にあるかもって思わされるレベルの「変異」として見ることが出来た。

世界が変わり、自分が普通ではなくなり、受け入れてくれる家族と友人がいたとしても皆孤独であ
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破墓/パミョ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

賛否分かれそうだけど私は完全に賛です。
怖さはほぼ無い!

かなり意表を突いてくるけど、流石チャン・ジェヒョン監督ってかんじ。

オカルトオタクとして、豪華キャストを使ってあんなことやこんなことを繰り
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.8

今夜は破墓を観るので、チェ・ミンシクといえばオールドボーイだけじゃなく悪魔を見たもだよねと思い。

ラストシーンが何よりも楽しいし、狂ったイ・ビョンホンも見応えあります。

ただ、細かい各キャラクター
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ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.0

老若男女で観れるかんじ。
もう少し緊迫感やギリギリの感じが欲しかった。
いくらなんでも犠牲者が少ない。←

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.1

よくある感じといえばそうだけど、登場人物が魅力的で見ていて飽きない。
クドカンの演技が良かったです。

終末の探偵(2022年製作の映画)

3.3

北村有起哉氏が好きで観ました。

町田の街って、探偵と相性がいいよね。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画の中に出てくる観衆と、1作目のJOKERに熱狂して2作目を勝手に期待した私達は同じである。

最初からこの物語は、孤独で頭の弱いアーサー自身を描いていたと気がつく。
一貫してそうだった。
アーサー
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

心があたたかくなる。
血みどろとか暴力とか、サスペンスとか、荒んだ映画ばかり観ているので、たまにはトム・ハンクスに癒されなきゃなぁと思いました。

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.0

映像もかなり美しく、テンポもよく飽きずに楽しめるファンタジー。
ごちゃごちゃやらずに起承転結わかりやすいし、10代位までの年齢層の女子にウケそう

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.1

ワクワクしっぱなし!
銃撃戦も肉弾戦も緊張感がすごい。
池松壮亮かなり良かった!身体作り半端ない。

続編ごとにファンをガッカリさせることが無いのがほんと素晴らしいよ。
ベビわる最高♡♡
ちさまひ最高
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殺人の輪廻(2015年製作の映画)

2.7


イマイチ刺さらず。
ずっとみんなが物悲しい状態で、刑事仲間同士で多少楽しそうにやってるシーンはあるけど、観てて眠くなる。

コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

《コックと泥棒、その妻と愛人》
最高に良かった。
今まで観てなかったことを後悔。

世界観や全ての衣装(ゴルチエらしい)、空間が計算し尽くされていて美しい。
衣装替えの多さが半端ない。場面替えで衣装変
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鬼はさまよう(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

正直なところストーリーはよくある感じ。
The、韓国!

しかしストーリーなんてどうでも良くなるくらいパク・ソンウンがすごい。
全裸バトルシーンから最後のシーンまで彼の独壇場です。
怪物!

ラストマイル(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画観てる量に比べて、連ドラを最後まで見るのが苦手でしばらく経ってから配信で観ることが多いけど、アンナチュラルとMIU404は好きで観てたので、いちファンとして楽しみでした。
アンナチュラルは今観ても
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.7

シリアスになりすぎないようにキャラクター達がなんだかんだ明るくて魅力的なのが良かった。

お婆さんと遭遇するシーンではうるっと来ました。

Kfc(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ぽっちゃりした可愛い子供が、おめめをキラキラさせて人肉 (手)をフライドチキンの如く食べてるビジュがなんとも良かった。

監督の性癖なのか、脇毛とか陰毛とかそのまま行くんや……って妙なとこが気になって
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ボイス(2002年製作の映画)

3.0

同じ頃のジャパニーズホラーの要素が色々感じられた。
子役の子はかなり過激な演技だったけど、すごく上手だった。
怖くはない、肝心の電話のシーンが怖くないのである。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

観ていてずっと辛いばかりではなくて、美しくて不条理で、時に人の優しさもありながらも、人間とは孤独で仕方の無い生き物だって、人生の滑稽さがメッセージとして伝わってきた気がします。

犬たちの演技がとても
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波紋(2023年製作の映画)

4.1

かなり良かった。

孤独を抱えながらの女の友情は強い。
筒井真理子さんの表情がずっと美しくて、フラメンコの時の力強さも気持ちよかった。
鮮烈、という言葉がピッタリだと思った。

豪華役者が全員人間らし
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正欲(2023年製作の映画)

3.9

生きているだけで息苦しい。
明日生きていたい人たちの中で。
たったひとり、普通に擬態しているのが苦しい。

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.7

なるほどこれは胸糞。
他人にお勧めしたりはけしてしないタイプの胸糞映画ですね。

冒頭のプールサイドでビーチチェアを貸してくれないかと声を掛けられた時から、獲物としてロックオンされているのが伝わってく
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

役者に罪は無い。
ストーリーもスリルもメッセージ性も中途半端だった。
柄本氏の死が一番の見せ場だったんじゃない?ってくらい先へ進めば進むほどだるっとなる。

役者へのギャラはしっかり高めだろうし菅田将
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.3

個人的には三池節が少し物足りず。

展開は面白いが、染谷将太以外はサイコパス感が足りない。
演技力の差もあり、亀梨くんの迫力が足りずただのイケメンのちょっと冷徹な弁護士という程度に見えた。
もう少し彼
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.9

黒沢清特有の、少し汚れた水を飲まされてるようないや~な感覚。

感情むき出しの宮下と(香川照之)と、感情が全く表に現れない新島(哀川翔)のアンバランスさが面白い。

監禁のシーンや銃撃の時は躊躇がなく
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初は「???」なのだけど
冒頭の長回しで森の木々と空が映し出され
花ちゃんが1人で歩くシーンは
映像としては「美少女が自然と戯れる美しさ」として見えるものの、「え?大丈夫なの?1人で?」という不安を
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

いい映画だった。

一つ一つの描写がけして大袈裟では無いのが良かった。
映像はあくまで美しく、ストーリーが進んでも、ショッキングさやグロテスクさで過剰に演出しない。

不幸な生い立ちの中でも彼女は逞し
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みぽりん(2019年製作の映画)

2.9

ミザリーのオマージュかしら、みたいな描写もありましたが...

終始悪ふざけとホラー(?)の連続でそれなりに面白かったです。

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.1

鈴木亮平バンザイというかんじ。
ファンをガッカリさせない役作り。
声色も普段より高く出してて、アニメの神谷明さんの声に寄せてた気がする。
そして冒頭シーンで神谷さんがニュースを読む声で出演されてたのも
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