百万両さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

百万両

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生きててよかった(2022年製作の映画)

4.0

「出会えてよかった」一本。
社会からはみ出したアウトローのブルース。
なんとなく『竜二』を彷彿とさせる。
そして格闘アクションにおいてはドラマでここまで圧倒された経験を思い出せないほど凄い。(申し訳な
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少年の君(2019年製作の映画)

3.7

主演の男女が良かった。長いが演技力や演出の効果で見れた。
ただ最後の共産党教育部のような説教は余計。

ロスバンド(2018年製作の映画)

3.8

思いのほかの面白さ。
展開に多少強引なところもあったが、なんだかんだで最後まで引き付けられる。
チェロの子がよかった。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.0

静かで雰囲気のある画面が連続してストーリーが展開する。
非常に監督の才気を感じる。
リンゴを齧る時とかの「音」が印象的。

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.7

まさかの、面白かった。
最後までぐいぐい引きずられて見れてしまった。やはり上白石萌歌いい。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

二度目でも面白かったが、最初のインパクトに比べるとかなり「慣れる」

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

ゲットアウトと同様、こちらもトリッキーというか、巧みな脚本で引き込まれる。半分くらいまで騙され続けた。
メッセージ性がありつつ痛快。

英雄の証明(2021年製作の映画)

3.7

面白かったが、いくつか謎が回収されずやや消化不良。
まあそれが狙いかもしれないが。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

やはりすごい。
全編スキがないが、改めて導入から序盤の迫力は圧巻。

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

3.8

フレデリックワイズマンが「金曜の妻たちへ」(古い)を演出したらこなん感じになりそう。
出演者の日常で積み重なった細かい感情の襞が次第にこちらの意識の深いところまで侵食してくる・・・。
この監督独特の演
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空白(2021年製作の映画)

3.3

雰囲気はよかったけど「浅い」感じ。
主人公の急善化がちょっと不自然。
もう少し納得させてほしかった。

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

後半の圧倒的群衆アクション、命のやり取りのドラマは周知のごとし。
ただ、それに勝るとも劣らない、前半の人間ドラマがこれまたすごい。
馬喰が農夫たちに加勢するシーンは何度見ても泣ける。
(新文芸坐さんリ
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野良犬(1949年製作の映画)

4.0

昔の東京の風土、人間風俗が面白い。
モノクロだけどたびたび映る空が印象的。
なぜが最後の木村功の絶叫には思わずもらい泣きした。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.3

藤田進の「裏切りゴメン!」が爽快無比。
黒澤演出真骨頂のダイナミズム。

生きる(1952年製作の映画)

4.3

万年課長の「そうだ、やる気にさえなれば…」、とハッピーバースデーの歌は一生忘れられない。
それにしても色々デジタル調整して七人の侍の三船のセリフはかなりわかるようになったが、左卜全は手強い(笑)

影武者(1980年製作の映画)

4.0

仲代の影武者がいじらしい。すべての様式美が見事。
ただ途中、最後の合戦シーンとかは一つのカットの密度を、カットの数で補ってたり、アングルで間接的に表現している感はあるかな。

赤ひげ(1965年製作の映画)

4.2

今見るとややセリフに頼っているシーンもあるが、やはり引き込まれる。
二木てるみとちょうぼうにエピソードはやっぱり泣ける。
「医者になりたくなる」映画(笑)

用心棒(1961年製作の映画)

4.5

何度見ても痛快無比!
三十郎の知略と刃と人情が、からっ風の吹きすさぶ宿場をガラガラポン。

悪魔の発明(1957年製作の映画)

3.5

実写と書き割りの不思議な世界。
紙芝居のような人形アニメのような、独特なファンタジー感、非現実感。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

美術やダンス、歌の完成度が高かった。
主演の娘の変貌ぶりがウマい。
ジョディフォスターっぽい。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

序盤ののワクワク感がすごい。
全体的にも面白かった。
が、ゴジラにはかなわないかな…

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.8

究極のオフライン環境、取り返しのつかない若気の至り、
その痛恨の矛盾が生生しく赤裸々に描かれてる。

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

4.1

特に派手な戦闘シーンとかないが3時間の上映時間があっという間。
津田寛治すごい!

タブウ(1931年製作の映画)

4.0

恐るべしムルナウ先生。
もはや白黒とかサイレントとかどうとかの彼岸にある映画。
ラスト10分くらいはすべてのカットにスキがなくホントに引き込まれた。
43歳コレが遺作とはあまりにも惜しい…

メイド・イン・バングラデシュ(2019年製作の映画)

3.5

最後もう少し先が見たかった。
だってアソコからが大変だと思うんだよね…

大河への道(2022年製作の映画)

4.1

ムチャクチャ面白かった、傑作!
出演者の演技が全ていい。
すなわち中西監督の演出が行き届いている。
笑うことは期待していったが、泣かされるとは思わなかった。