田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

田山信行

田山信行

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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

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起きてる事態はともかくとして、自分以外の人間が誰1人としていない街というシチュエーションには少し憧れる。その風景を見ながら穴を掘ってアレしたいとなると、キチだが。

まず対峙しなければならないのは、自
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

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555のアフターストーリーがまぁ楽しいお話になる訳はないけど、その中でも自由で大いに遊ぶ唐橋さんが一服の清涼剤だ。

終盤の展開はアツいにゃアツいが……なぜ旧型で新型に勝てたのか、行動予測を上回れたの
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

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今改めて山口馬木也さんの存在がクローズアップされてるのが何より嬉しい。誰も知らない無名の俳優って括られちゃってんの、ええ?!って思うんだけどさ。現代において侍を演じれるのはこの人しかいないと。

その
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

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公開当時は面白く観たはず。国際戦略を目論んだスカイウォーカーサウンド版の制作などなどノリにノッてたな。冒頭の訓練で青島たちがSATを返り討ちにするだとかお遊びが過ぎてきた感が。序盤に集約してるのでそこ>>続きを読む

ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ(2024年製作の映画)

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ドキュメンタリーだから全然公開規模違うだろうし本編観たからこっちもとは中々いかんだろうけども上映劇場はナイスデイズとセットにして欲しかったなというのは。(まぁでも103館ってのは相当多いけど。)

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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

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踊る大捜査線もこの最初の映画までは確実に面白かった。仰々しく空撮から始まり、緊迫の被疑者確保の瞬間!と思いきや……実は副総監のゴルフコンペのお出迎えだったというこのシリーズらしい幕開け。

次作以降も
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

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前作まで低予算だった本作が、まさかのテレビ東京でのドラマ化も経ての第3弾。あっという間に若手俳優の注目株に登り詰めた髙石あかり、スタントパフォーマーとして活躍の場を拡げていく伊澤彩織、主演の2人に続き>>続きを読む

Gメン(2023年製作の映画)

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吉岡里帆の登場シーンが切り抜きで量産され過ぎだよ、どうなってんだ。だがしかし映画が好きだと嘯きながらSNSで同様の切り抜きでもって好きな映画を語るとか平気でやってるんでもう全く分からん。切り抜きだけ垂>>続きを読む

ファーストミッション(2022年製作の映画)

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いきなりの20分超の長回しワンカットアクションから相当に狂っている。最後の最後に本当に“最強の敵”が出てくるし。その裏ではもっと狂ったことしてるし。表も裏も見せ場満載。

コロナが蔓延するその最中に、
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

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かつてはニール・ブロムカンプに希望を託されていたエイリアンの正統な続編がフェデ・アルバレスへと。やはりこの監督はクソ真面目できっちりとした構成で魅せてくれる。

エイリアンの初期の作風をきっちり踏襲し
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

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モンスターハンターの名を借りた異世界怪獣映画。ピッチ・ブラックかリディック風味というか。本作でも兎に角バイタリティの強いミラ・ジョヴォヴィッチとトニー・ジャーが割としつこく殴り合っててw何やってんの?>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記(2024年製作の映画)

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鉄板のクレしん映画。ドラえもんに既に金字塔として屹立しているからか恐竜ネタを映画に持ってくるのは意外や初めてか。恐竜の子どもとしんのすけが友情を築く……それだと、まんまだからかシロが主体であるのが面白>>続きを読む

その男 ヴァン・ダム(2008年製作の映画)

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ヴァンダムが己を晒け出し自虐的にネタにする。そのヤケクソ気味な発想は面白いが、メインの郵便局強盗のくだりなど展開そのものはイマイチ。

映画スターとして落ち目であることを自覚しつつ更にこれ以上ない最悪
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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別に主役でなかろうといい、何も変わり映えのしない人生だってそれはそれで素晴らしい価値のあるものだ……など言ってみたいところだが。

仮想現実、ゲーム内において本来持たざるモブが自我に目覚めるという現代
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フォールガイ(2024年製作の映画)

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割とメロドラマよりで特に前半が怠く感じた。映画の小ネタ的なのも『アホリックス リローデッド』ほどくすぐるものはなく。色々積み重ねてきたものが集約する終盤は文句無しにアガる。本作だけの問題ではないがクラ>>続きを読む

赤羽骨子のボディガード(2024年製作の映画)

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邦画において学園青春ものは揺るがない盤石のジャンルであるから、そこへちょっとしたツイストを足してみるのは良いアイデア。元の原作漫画もそういうコンセプトであろう。

根は善人の不良の主人公やら幼馴染やら
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新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!(2024年製作の映画)

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ほぼほぼ髙石あかりの独壇場。一応、櫻坂の藤吉夏鈴の初主演映画という触れ込みよな?彼女が悪いという訳ではなく……

その髙石あかりの強烈なキャラクターに感化され全ての行動を左右されており、あまり主役とし
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人造人間ハカイダー(1995年製作の映画)

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愛と平和の理想郷ジーザスタウン。だがその実態は、意に沿わぬ反抗的な者はロボトミー手術を施し意思と感情を奪い更に強大な武力により統制されるとんでもないディストピア社会。

華氏451辺りからお決まりの世
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

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観るたびに内容を忘れるようなつまらない映画だと思っていたが……
あれ?また改めて観てみるとけっこう面白いぞ?

相棒だの家族だのやってるバットマンと、愛する重病の妻を想いさめざめと泣くMr.フリーズ。
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恋人はスナイパー 《劇場版》(2004年製作の映画)

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TVドラマからの劇場版。連続TVシリーズの場合は1話1時間というフォーマットが映画のランニングタイムでは間延びした展開になってしまうという危惧があるが、本作はもともと特番2時間ドラマなのでその心配はな>>続きを読む

帰ってきたドラゴン 2Kリマスター完全版(1974年製作の映画)

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今や生ける伝説たる和製ドラゴン、倉田保昭さんの日本凱旋作。今は亡きジェイブイディーが2001年にDVDをリリースしたのが本作の日本国内での最後の動きであった。『帰ってきたドラゴン』のDVDはまぁ早々に>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

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世間一般的に42℃ってのはそこまで熱い湯っていう認識なのか?ウチは昔っからそれがデフォルトだから分かんねぇや。浸かって身体が真っ赤になるほどは熱くないはずだが。

化粧っ気のない夏木マリさんも滅茶苦茶
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GTO(1999年製作の映画)

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原作漫画が人気を博しテレビドラマも社会的なヒット。実写化として大成功の作品だろう。だがその割にはぜんぜん話題にならなかった劇場版。

変に映画的スケールを意識したのかどうだか鬼塚が連続強盗犯に間違われ
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

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正直アメコミ映画はアベンジャーズに付き合い切った時点でもう良いかなって感じだったけんだけど。脱王道、斜に構えたデッドプールならまだ付き合えるかなって。

人生初マーベルとの遭遇がテレ東でのアニメ版『X
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デス・レース2(2010年製作の映画)

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ビデオスルーでの続編って極端にバジェットが落ちて安っぽくなるのだが本作においてはさしてスケール感が目減りしていない。そもそも前作の映画の格がそんなに高くなかっ……

ルーク・ゴスが完全にジェネリック・
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

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どうにも本広監督って演出が散漫というかお話に集中できないのが持ち味?生理的な何かが合わないのかしら。あんまり繰り返し観ようとは思わない。

大それたSFを展開し難い我が国ではこんな日常のちょっとした瞬
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キラー・ヴァージンロード(2009年製作の映画)

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役者監督のやりたいことって……。
とにかくやりたい放題くだらないことやって遊び倒したいのだなと。観ているこっちは面白いのかというと微妙で本当にただくだらないだけなんだけど。

同じく役者監督である小栗
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女詐欺師レン キケンな情事を追え!(2020年製作の映画)

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現在のVシネのエース監督として活躍する藤原監督だからか島津さんや荻野さんなど顔ぶれが豪華。特に島津さん抜群に良い芝居。存分に持ち味を出し切ってる。

本業のAVでは人妻や痴女系が多い神宮寺ナオも清涼な
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第二警備隊(2017年製作の映画)

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監督の実体験に基づく映画ということで。まず日本における民間警備会社が命をかける状況ってあまりピンとこないけど、これが日本で起き得る状況なのかと。

警備の理念としてとにかくひたすらに耐え忍ぶしかない状
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ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密(1996年製作の映画)

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ルパン三世TVSPの中でも最も好きなやつ。次点がワルサーP38か、暗殺指令。

カリ城以降はその路線を踏襲した、優しいおじ様ルパンとして上手くいっている作品だと思う。2つの鍵が指し示す失われた王族ゲル
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コーヒーはホワイトで(2024年製作の映画)

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加藤小夏ちゃん着々とメジャーへと活躍広げている様で何より。ちょっと気怠げな感じが良いのよね。これは演技力だけでは成し得ず持ち前の個性あってこそ。こういう人が売れて欲しいな。

観察力と洞察力に優れたゴ
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

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改めて観ると『ウォーターボーイズ』の流れからは分かるにしても少しドタバタに傾け過ぎなきらいがない訳でもないが最後の演奏で全て吹き飛ぶ。音楽の力たるや。上野樹里の本格的なブレイクはやはり本作からだろうか>>続きを読む

幸福のスイッチ(2006年製作の映画)

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勝ち気で仏頂面の上野樹里。最初の頃はこういうシリアスなイメージ。でももうスウィングガールズを経た後なのね。

父と娘の確執、そして和解という家族愛を描いた映画だが沢田研二演じる父を通して、人に根付いた
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

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原作はそれぞれ生きづらさを抱えた女性たちの三者三様の物語であり、遠き宇宙からの“惑星難民X"というSF的設定は人間が他人へ抱く疑念や相互理解の難しさを普遍的なものとして浮き彫りにする為の背景に過ぎない>>続きを読む

映画 おいハンサム!!(2024年製作の映画)

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深夜にひっそりとやっていたドラマが、なぜか映画化!ってのも白々しい。season2制作時点で映画化を含めてまでのパッケージングだろうと。

父と母、娘3人の伊藤家を軸として、仕事に恋、そしておいしいご
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銀魂オンシアター2D 一国傾城篇(2024年製作の映画)

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幕府を裏で傀儡と化す天導衆が前面に姿を現し、銀魂はここから徐々に佳境へ突入していく。長編としてはシリアスもどシリアスなのだがギャグの手も一切緩めないのがさすが。吉原から始まるので結構な下ネタ度合いだが>>続きを読む