田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

田山信行

田山信行

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富江 アナザフェイス(1999年製作の映画)

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永井流奈の日本人離れした美貌に鼻の抜けた様なアニメ声。人間味を感じさせない特異な個性がうまい具合に富江に合致していると思う。好意的に見て。

これは映画ではなく関西ローカルのドラマだが。元々原作もほぼ
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富江(1999年製作の映画)

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月子の失われた記憶と数々の未解決事件にて浮上する富江という名の謎多き女。映画化初作としてはもっとストレートな映像化で良いと思うが……

原作から捻りすぎてる感もあるんだけど映画的趣向とでも言えばいいか
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うめく排水管(2004年製作の映画)

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短編である原作に多少の肉付け(脚色)を施して映像化するという狙いは悪くない。栗原瞳と岩佐真悠子の主演両名も伊藤潤二先生の描く美少女の造型に負けず劣らずの魅力を放っておりアイドルホラーというパッケージン>>続きを読む

コード211(2018年製作の映画)

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確実に金を引き出せる方法があったのに何故リスクがついて回る銀行強盗を選んでしまうのだろうか。まぁそれでなきゃメインの警官隊VS銀行強盗が成り立たないんだけど。肝心の銃撃戦は特に面白みはないが、それに付>>続きを読む

キル・ショット ネイビーシールズ&FSB特殊部隊(2023年製作の映画)

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安上がりな男なので……綺麗なお姉さんさえ出てたら内容がつまらなくとも決して損した気分にはならないのだ。重要なファクター。ちゃんとジャケ写通りの綺麗なお姉さん!その点では良作だ。

世界で最も美しい顔1
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空へ ―救いの翼 RESCUE WINGS―(2008年製作の映画)

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そもそもの製作本数が少ないものの自衛隊を扱う映画なら架空のクーデターとかではなく本作の様な救難活動など平時における任務を主体として描くものがもっとあって良いと思う。映画が世論を変えるだなんて過信はしち>>続きを読む

ランサム(2023年製作の映画)

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日本できっちりケレン味のあるアクション・ノワールを撮れる数少ない逸材、室賀厚監督。久々に初期作の様な熱い一作に仕上がっていた。開き直ったバカ路線が主なその他のエクストリーム配給作品と打って変わって本作>>続きを読む

ハイ・ヒート その女諜報員(2022年製作の映画)

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オルガ・キュリレンコはいくらでも出る作品選べそうなもんなんだけど何故こんなB級アクションばかり???共演のドン・ジョンソンに今テンション上がる人どんだけいるのよ?昔ナッシュ・ブリッジスはテレ東でよく見>>続きを読む

AIMEE エイミー マリーン・フォース(2022年製作の映画)

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アメリカでこの手のものが増えてきているのだろうか。性搾取ヴィジランテ映画。アフガニスタンの戦地で少女爆弾によってPTSDを患った主人公ジェシカはアメリカへ帰還するが故国でも少女が消費される地獄が続いて>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

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自らを消耗品とやや自嘲しながら奮起した奇跡の狂宴も4作目を数える。キャリアの総括的な面もありつつさらに10年以上経ち未だスタローンもバリバリ現役なのは凄いことだ。右腕たるステイサムも未だキレ衰えず。現>>続きを読む

制服サバイガール II(2008年製作の映画)

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前作でなぜか雑に途中退場した仲村みうを主役に変えて。二部作にする必要あったろうか。ただ仲村みうで別パッケージにしたかったというだけの水増し感。

植物人間化の原因の究明のためサバイバルランドへ舞い戻る
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制服サバイガール I(2008年製作の映画)

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サバイバルランドと銘打たれた体感アトラクション施設が時代劇村?JKが江戸風景に食いつかないでしょう。光線銃で敵を撃つってコンセプトとチグハグでは。借りられたテーマパークがここしか無かったのだろうと思う>>続きを読む

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

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鈴木光司原作とはいえ『リング』の後に何故このベッタベタなホラーを?と思わなくもないが……オーソドックスゆえに期待を上回りはしないが裏切ることもない。日本のホラーらしいホラーを観たいと思うならそう外すこ>>続きを読む

シークレットルーム NO.7(2006年製作の映画)

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3000Mark達成。
コロナ以降は鑑賞本数が激減しモチベーションも低下したままだが今少しでその数が見えてきたので年内に達成できないかとせめての小さな目標。

そして観る映画をどうするか……?
何か3
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ2(1991年製作の映画)

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タートルズたちがなぜミュータントとなったか?そのルーツを巡って……実は生きていたシュレッダーがそれに乗じて復讐を企む。

なんて本格的な志向っぽいお膳立てはあるものの一切シリアス化しない。物語に軸はな
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女忍 KUNOICHI(2011年製作の映画)

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『KG カラテガール』と同年の主演作。アクションはユーデンの園村健介氏が手掛けており、これまでの西冬彦監督作品と比べ見応えのあるアクションに仕上がった。ここから更に様々なアクション監督と組んで決定打と>>続きを読む

KG カラテガール(2010年製作の映画)

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アクションを主体とする映画に複雑な物語は必要ないとはいえ脚本があまりに酷すぎる。シンプルなのと粗雑なのでは全く違うんだけど。

伝説の空手家を卑怯な手でもって殺害して黒帯を奪ったところでその空手を継承
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抜け忍(2009年製作の映画)

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谷垣健治氏にアクションの才を見出された逸材、肘井美佳堂々の主演作がコレ一本のみというのが勿体ない。他に『AVN』や『NINJA』で相当にアクションは見せてくれてはいるが。

ほぼ山奥のみのロケの低予算
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ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空(1991年製作の映画)

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タイトルこそ『超サイヤ人だ孫悟空』だが当時のTV本編ではまだ悟空が超サイヤ人と化していなかったため擬似超サイヤ人という本番なしのAVの様な処置の形態が登場するに留まる。TVに先行して超サイヤ人登場とい>>続きを読む

DRAGON BATTLE EVOLUTION(2004年製作の映画)

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話題作に便乗して類似タイトルにするのはビデオスルーの常道だが、またよりによって泥舟に乗っかってしまうとは。わざわざ更に5年前にリリースしたタイトルを引っ張って。

主演はドン・“ザ・ドラゴン”・ウィル
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リング0 バースデイ(2000年製作の映画)

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映画での貞子は一貫して幼少期からバケモノとして描かれてきたのに急にセンシティブな貞子のドラマを見せられても……。
『ループ』の映像化は置いといて折りよく鈴木光司先生が短編を書いてくれたのでとばかりの安
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ハンテッド(2003年製作の映画)

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彼岸を超えてしまった男、超えずに踏みとどまった男。トラッカーと呼ばれる特殊技術を極めた男たちの息詰まる壮絶な師弟対決。デル・トロが映画史上最狂の殺人マシンっぷりを見せつける。

単純な腕っぷしだけで測
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レディ・ハード/香港大捜査線(1985年製作の映画)

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ミシェール・ヨー主演作で買い逃していた本作。近年は香港映画も廃盤商品がすぐさまプレミアと化す。マニアックなホラーなどと合わせてニッチだが確実に需要があるジャンルと弄ばれているのが腹立たしい。

メルカ
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ミュータント・タートルズ(1990年製作の映画)

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タートルズは小学生の頃、ド世代だった。アニメも見てたしゲームも面白かったな。ミューティションのフィギュアも買った。アニメ本編と違ってなぜか白眼剥いてるデザインの。懐かしいな。

この当時の技術ではター
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ドラゴンボール 超サイヤ人絶滅計画(2010年製作の映画)

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OVAでも続話なしの単独作ならば映画扱いで登録があるのは有難い。元々はゲーム内の特典というかなり特殊な位置づけの作品だが現在では配信もしているからか。その割には配信先へのリンクが無い。この辺りFilm>>続きを読む

ザ・ネスト(1987年製作の映画)

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例え屈強な男でも苦手であったりする最強の不快生物ゴキブリ。得意な人間はいないだろうがそういう人間には地獄のような映画だ。

異常進化を遂げた肉食の殺人ゴキブリが大量に襲い来るなんてまぁキワモノだがそれ
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人蛇大戦・蛇(1982年製作の映画)

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アナコンダとか近年もスネークパニック映画はそれなりにあるがまずCGである。これは1982年制作なのでそんなもんはなく出てくる蛇はすべて本物。

床一面を埋め尽くす何万匹の蛇の上でのたうち回ったり身体中
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はいすくーる・ゴーストバスターズ(1995年製作の映画)

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90年末〜2000年代、とある事情から大手メーカーがホラー映画のリリースを敬遠してたその隙間を縫うようにホラーのリリースを盛んに行なっていた今はなきJVDの初期の自社制作作品。

この当時のチープなビ
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リング2(1999年製作の映画)

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前作をわざわざ『リング』と『らせん』同時上映という構成にしたのにコレ作っちゃったら台無しなのでは、という続編。形骸的に関係ない映画との同時上映。オカルトを科学で引っくり返すという面白さがあまり理解され>>続きを読む

らせん(1998年製作の映画)

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映像化としては『リング』よりも完璧な出来なんだよ。オカルトとしての呪いのメカニズムを今度は科学的な見地で解明していく。原作の構成を忠実に90分にまとめ上げてオカルトからSFへのジャンルの転換を原作同様>>続きを読む

ザ・ガーディアンズ 後編:闇の侵略者との最終決戦(2013年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
登録リクエスト悲願成就。

まさかこのシリーズがこんなシリアスな展開を迎えるとは。人類の命運を背に最後まで闘い続ける世界戦士サマー。その一方でファンが望む展開もしっかりあり
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ザ・ガーディアンズ 前編:暗黒の地からデーモン襲来(2013年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
登録リクエスト悲願成就。

カナダでは人気らしいブリジット・キングズレー主演“DARK RISING”シリーズ第3弾。日本ではまたリリースメーカーが変わってのリリース。なぜ
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虹の女神 Rainbow Song(2006年製作の映画)

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上野樹里やっぱり上手いよなぁと思った記憶。『ジョゼと虎と魚たち』で観て若くしてすでに実力派という印象を持っていた。のだめのイメージが強く付いて、まぁあれも思い切りマンガな演技を体現できるのも凄いんだが>>続きを読む

花と蕾 ヴァージン・プレイ(2005年製作の映画)

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あちらの官能映画は内容としてはよく分からんものが多い。アート志向といえば聞こえは良いが。下世話な欲望にフォーカスする日本のピンク映画の方が好みだ。逆にあちらの様なアート的要素ってのは無いのだが。

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スーパーファイアー(2001年製作の映画)

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若かりしシエンナ・ギロリーがとにかく美しい。「髪を短くすると、顔が映える。」という台詞が劇中にあるが確かにそうかも。憂いを帯びた瞳がより際立たせている様な。彼女が演じるのは放火によって幼児を殺害せしめ>>続きを読む

アマゾネス・プリンセス(2011年製作の映画)

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前作とは別のメーカーから単体作としてリリース。売れ行きが良くなかったのか、5年越しの続編だから単に忘れたのか。シリーズ2作目だと分かるだろうに新たに権利を取得するメーカーも不思議だが。日本国内でリリー>>続きを読む