ため息が出るくらい素晴らしい映画でした。終わった瞬間は鳥肌がたった。子どもの描き方の秀逸さと女性の脚への執着はもはや芸術。ありがとうトリュフォー先生。
若い頃のソフィアローレン様、ごっつい美人。この頃から既にタフな女性の役どころがお似合いです。
「女の脚は美しくバランスよく地球を図るコンパス」この一点には同意します。タイトルは「女狂い」のほうが好きかな。あと申し訳ないが死に方がウケる。
恋愛物語としてはいまひとつ。少女の成長物語として良い。THAT NIGHTってそっちの視点でしょうし。しかし音楽や車やファッションは完全に50sと思しき、なのに大統領はケネディ。ディランやビーチボーイ>>続きを読む
アメリカ的ベタにカンフー風味で味付け。エンディングのNG集だけは最高。ジャッキーはやっぱり70s-80sやで。
新しいロボコップのほうが何故かプリミティブ。グロさは相変わらず良い。ぷちディストピアなデトロイトで、かつての特産品である車を粉砕しまくるのは1990年アメリカのストレス発散なのかなんなのか。
本格的にダメ野郎に磨きがかかってきたアントワーヌ君だけど、ガッカリ感は不思議と薄い。我々ダメ人間は、トリュフォーみたいに映画や小説で自省なんて出来ないからこそ、他者と一緒に暮らすことを選択して、家庭を>>続きを読む
バーグマン&ロッセリーニでいちばん良い!神、というかキリスト的なものを誕生させた上で、現代社会(=1951年のヨーロッパ)を少し皮肉に炙り出していきます。でもほんと、キリストなんて同時代にいたら異常者>>続きを読む
えぇ〜?アントワーヌ君、どこで間違えたのかね?君はもっともっと特別だったはずだよ。。あるいは逆回転的に、今はつまらない大人たちもかつてはみんな特別な子どもたちだった、とかそういう話でしょうか?うーむ。
無敵のアントワーヌ君も女の子にはお手上げな年齢に。レコードのプレス作業するシーンが好き。
ソフィアローレンには手塚治虫の火の鳥に出てくるような強い女性役がよく似合う。地中海ではここより人生が豊かそうだなあ、と誤解させるくらいのパワーが、ローレン&マストロヤンニのコンビネーションにはあります>>続きを読む
未だ敗戦国の東京の夏を、うだる暑さの中でしつこいくらいに市中を歩き回るカットは、記録映画を意図したのではと勘違いしてしまう程。戦後でなくなるには、まだ5年以上の時間が必要で、多少の説教臭さもまた必然で>>続きを読む
沈んでいた時期の有吉弘行には、自宅で仁義なき闘いシリーズを一日中流していた時期があるそうです。何度も見ると、基本的には山守に対する恨み節が原動力な本だとわかるが、映画的には深作欣二による群像劇の大傑作>>続きを読む
90年代NYのガキ帝国。後悔の朝はいつも残酷に美しい。猥雑だけどグロくない、好きなハーモニーコリン。
お見事!さすがシャーロックホームズの国だし自国民自虐ネタにも余念がない。何よりオールディーズを感じさせないテンポが素晴らしい。名作。
サラリーマンじゃなくて完全に個人事業主な桑畑三十郎さん(仮名)。仁義よりも金と人情、マジかっこいいっす。あばよ!
共依存までならよかったんです。真摯な映画だとも思います。こういうの見ちゃうとおじさんを自称するのが憚られるが、BJCが神様世代な私はクリームソーダの呼称はメロンソーダ派。
人間模様も性格もストーリーも全然違うけど、80年代の村上春樹のようだと思いました。アメリカ野球、日本野球、台湾野球。しかしまあ、夜を綺麗に撮るなあ。
テーマはおじさん。どんだけ女にモテてワルぶってカネがあったって、おじさんの悲哀は消せやしない、という。動きにキレはないしちゃんと夜は寝ないとダメだし近くの物を見るときは老眼鏡が必須だし。じわじわと沁み>>続きを読む
馬車vsアパッチ族のスピード感と迫力よ。これが大戦前というから尚更すごい。しかし、本当にビジネスマンが大統領になっちまいましたよ、ジョンフォード先生。。
ノリがまるでルパン三世なマカロニウエスタン。マシン・ガンならぬミシン・ガン。メヒコ革命家とヤンキーと露助コサック、でも全員話すのはイタリア語。世界観からギャグです。
こりゃあすごい。今までスルーしてきたことを恥じるレベル。シンゴジラの2.5倍はすごいし、個人的にはアキラよりグッとくる。私も命令と強制は嫌いです。
戦争はバイオレンス、良いコピー。
着弾。爆発。スローモーション。
着弾。爆発。スローモーション。
着弾。爆発。スローモーション。
ソ連兵はロシア語なのにドイツ兵は英語。最後の爆笑と、エンドロール明けの>>続きを読む
野心家で策士家の、成功と失敗、どちらの物語でもあるし、周りからすると友情やら老若問題やら人間関係の物語でもある。いろんな読み方を許す、なんと豊潤な映画だろうか。ラストシーンもなんともニクいです。
ロッセリーニ&バーグマン夫妻お得意の、夫婦間亀裂映画。「お互い許し合いましょう」という実に自分勝手だが誠実な遺書が印象的でした。別エンディングのバージョンもみてみたい。
徹底的にうだつの上がらないヤクザモノ。北野武ならそこに暴力を持ってくるが、この映画では起きても小競り合い。なんかダラダラと見てしまった。
字幕が「君の瞳に乾杯」じゃなくて「この瞬間よ永遠に」の方でした。これがアメリカ。
ヴェンダースのロードムービー3部作をようやくコンプリートも、10秒前の台詞も忘れるくらい字幕が入ってこない悔しさ。。ナスターシャキンスキーの美しさが超ド級でした。
いかにもアメリカ人な役どころのステーヴマックイーンが気持ちいい。収容所の中での脱走計画中の陽気さ、特に自家醸造酒で独立記念日祝うところがお気に入りです。脱走後は、ああ戦争…という感じ。
90年代アメリカのロマンティックコメディ風。ただただ甘いだけだが、なんといってもソルギョングとチョンドヨン。こういう役もなかなか良いなぁと思いました、どちらも。
最高。これは最高。めちゃくちゃ面白い。南北戦争そっちのけでの埋蔵金探し。the Uglyのキャラクターが人間くさくて超好き。「お前なんて全然善人じゃない!」同意しかなくてめちゃくちゃ可笑しかった。いや>>続きを読む
人間の想像力はこんなにも最悪の方向に羽ばたくことができる、という意味で傑作。ラストなんやねん。しかし一貫してぶっ壊れとるのに、たまにマトモなこと言って噛み合う瞬間とか、たまらんよね。Destructi>>続きを読む