takaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019年製作の映画)

3.0

いくら乃木坂を知らないからといって、映画として撮るなら伝えない一本の芯がなければ。漠然と撮っていいものでもない。

彼女たちの魅力を活かさず、頼りきるなよ

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.0

人が人であると概念に取り残されたら何も感じられないと思う。映し出されるものが人ではないという違和感からこそ、怒りとか悲しみ、そして愛のありのままの姿を見ることが出来るんだと思う。
彼女の選択は、この世
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

今見るとなんか虚しくなる。
でもこの世界はダメなものにはダメと言える世界で良かったし、総理も変わろうとするまともで正しい人間で良かった。でも、明らかに今の政権に近づけてるとこあるに、この映画を見て安倍
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.1

不思議な文通から始まり、死を乗り越える一歩を踏み出す映画。

恋人との思い出をお互いがお互いの話を思い出しながら書くことでより色褪せない大事なときとして心に刻み直す。悲しい映画なのにどこか爽快感を感じ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

世界への絶望と悲劇を少年目線から語るドキュメンタリーのようなリアリズム。

「心がないのか」「子供を産むな」「僕を産んだ罪」と言う12歳前後とは思えない据わった少年の目が忘れられない。出生届も戸籍も自
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EXIT(2019年製作の映画)

3.9

ダッシュ=面白さ
この種の映画って走ることが何よりもアガる。辛い2人だけの世界からドローンを使って国民に広がっていき、映画の世界観全体が広がる感じのアイデアも面白くて最高だった。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.0

誰も今の自分を無理矢理変える必要はないし、変わろうとする必要もない。
自分はダメだと思い込む必要もない。
そのままでいい。いつかその自分のパーソナルな部分を肯定してくれる人に出会うかもしれないから。も
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.1

一度は、自分の中で大事な信念を曲げたけど自閉症の子と出会ったことをきっかけに彼女にとって「良い人」になる為に信念を取り戻す為に捨て身で闘う。

色んな問題に対する救いを描いていることが何よりも良かった
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.1

おかしな三角関係と言う人もいるかもしれないけど、これはただただ普通の三角関係。愛の方法はたくさんある。簡単な道を選びそうにもなるけど、それぞれが自分の意図する道を見つけて、ちゃんと動き出す物語。

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狩りの時間(2020年製作の映画)

4.0

狩りの時間かなり面白かった。
今では、基準値がまるで違う韓国映画界、傑作の青春映画。アメリカンアニマルズに近しい感じなんだけどバイオレンスが入る事による芯の強さ。
何よりも、撮影と美術、赤を使った照明
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.9

台詞の一つ一つが良くそれに加えて哲学的で長尺だけど飽きず、引き込まれる。
「去りがたい それが生だ」
死神が人間界で少しだけ生きることで見えてくることそれは今を生きる人間にとっても非常に重要なことで生
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.1

疑似ワンカットでの映画への没入感、銃を使った対人スキル、殺人スキルの魅せ方も凄い。

飛び込みがラストカットに繋がる伏線だったのか。最初では水の中で自分の亡くした子供を想う。そして徐々に麻薬王の子供に
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.7

パラサイトのソンガンホもグエムルのソンガンホも最初はダメな人として描かれてるんだけど終盤の別人のような顔の変わり方は、本当に凄い。ポンジュノのっぽい冷ややかな笑いを混ぜながら緊張を描く。

オクジャと
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.6

簡単に終わった感はすごいけど、スペンサーとホークのバディはなんか良い。熱が入りすぎない演技も良かった。

透明人間(2018年製作の映画)

3.6

透明であるというのにいたって普通に生きようとしてるのが可笑しかった。透明人間になった背景とかがないとやっぱりわからないなー
描写はすごく良かったです。

少女邂逅(2017年製作の映画)

4.0

モトーラ世理奈という個人の雰囲気で現実と夢の境界線を踏み越えるという世界観を出し、プラスして保紫もえかのいい意味での弱さ儚さが「少女邂逅」のメッセージを観る人に深く突き刺す。

邂逅。思いがけなく会う
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.9

面白かったー!!
しっかり笑わせてくれる不快感のないコメディーでそれにプラスしてラストにかけてアクションまでカッコ良く決めてくれる。

なにしてるんだよと軽い気持ちで観ながら目が離せなくなるという最高
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.8

ちゃんと原作に近づけて描いてくれるあたりリスペクトめっちゃ感じる。
漫画を映画にするという違和感をなくす努力と柔らかい対応力がすごくいい。
楽しいし、海坊主最高。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

ナレーションベースで進めるあまり好きな形ではないが、ハーレイクインのキャラがあるからこそ成立するし新しさもあり良かった。特にアクションは、強さよりもらしさ重視で楽しかった。
でもチーム映画はみんなの良
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.9

最後に不器用だけど次は正月かと言う父と充分だろうと正月は帰らず、年1でいいだろうと言う息子。これが本質なんだろう。
1つの家族のただの一例にしかすぎなくて、これは実際に同じ状況が来たときの選択肢を増や
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あとのまつり(2009年製作の映画)

3.5

MV的な感じで2016年東京オリンピックの看板がSF要素を上げ、言い回し含め不思議な映画だ

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.0

崩壊しきったからこそ訪れた再生。
所々で放つ風刺が聞いたセリフが辛かった。あとゾンビ映画のような行列がこれからの日本みたいで。。

家族全員が底に落ちすべてが壊れたからこその妥協?悟り?の域の結果なの
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

4.0

三月がここに居続ける理由とはなんだろう。雨の先にある天国はきっと近いけど、遠い。彼女の表情は未練のないように見えるけど17年共に過ごした雄三との時間が少しだけ大切なんだと思う。生と死の世界は違うのかも>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.9

伊坂幸太郎原作って映画化すると伝えたい事が良くわからなくなってしまう現象起こりがちなんだけど、気持ちよくまとめられていて凄く良かった。
出会ったあとで良かったと思えればそれでいいんだ。

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.2

傑作‼︎‼︎
チャゼル感にプラス要素を加えた撮影、編者、演出素晴らしかった。

少し長く感じてしまうけど、この題材をやろうと思ったら致し方ないのか。
各キャラクターの個性がすごく強調されていて、それぞ
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

試写会から1年ぶりの鑑賞。

やっぱり大好きだーーーーーー
となった。今では他作品で大活躍してるメインキャスト5人が集まった奇跡のような映画だけどそれでも特別じゃなくただみんながそこにいるような感じ。
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

1.5

門田と百田を持ち上げ続けて原作を映画にすることをいい加減、日本はやめるべき。ヘイト主義者を当たり前のように表に出させ続けて、評価する映画業界に未来はない。

まず映画の出来として、あまりにひどい。再現
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初恋(2020年製作の映画)

4.0

オリジナルヤクザ映画だけでも最高なのにシリアスになりすぎず、しかし軽く無いという良いエンターテイメントに仕上がってた。身体を売ってる薬中の女性という設定だけど、レオはあくまでも性的な目で見ず、保護の対>>続きを読む

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.9


カメラワークとか構図が凄く面白くて良かった。冴えないおじさん達は可愛さ抜群で終始テンポが良くキレのある映画だった。

なんかほんとセンス良かった。

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.8

親子の愛の映画で日本の親子関係のあるあるで王道って感じの邦画なんだけど、ffという非現実を絡めた事で拒絶せず、なんか凄く入ってきやすかった。良かったです。

半世界(2018年製作の映画)

3.7

1人1人の人生はとても狭くそれが誰かと共有する事で1つと言える広さになる。
半世界という題名を考えるそんな映画。

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.1

脳性麻痺で車椅子に乗っているからこそ低さを感じさせるカメラワークがとても印象的だった。見上げるような視点なので、観てる側は、怖さを感じる部分もあるけどユマちゃんはまったく違った。障害者は可哀想、助けて>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

3.9

性癖に応じて変態という言葉が付いてくるけど変態も人それぞれの許容範囲の線があってその基準は違う。
この映画でもあるように誰もが当たり前のように隠して生きている部分を共有出来た時に他の人とは何か違う感情
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.8

夫婦の心が少しずつ離れていくところの繊細さはもちろんだけど、それを子供の視点から写すことで奥行きが出てた。
そしてあのラストはそれを極限にまで高めてくれて、複雑なだけど少し爽快な思いを与えさせてくれた
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