Takaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

巷では何故か記憶を失う病が流行しているらしい。
記憶を失った主人公は公費で参加出来る「新しい人生の為のプログラム」に参加し、達成した課題をポラロイドに修めていくが…

という喪失と、そこからの再生のお
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.4

テレキネシスだかサイコキネシスだかを手に入れた3人の高校生の運命や如何に、というお話。

そりゃあ、一度はスカートめくりするよねッ!

大いなる力には大いなる責任が伴う、ってのを知らなかったんだね。
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「パンナコッタは伝言だ!」

目が覚めたら天井と床に大穴の空いた狭い部屋。
同居人1人。
一日に一回大量の食事の載ったプラットフォームが上から降りてくる。
上の階層の者が食い散らかすので、下の階層の者
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セッションズ(2012年製作の映画)

3.8

ポリオで全身麻痺のマーク。
呼吸も機械の力を借り、移動はストレッチャーで。
詩人/ジャーナリストの38歳童貞。
武器はユーモア。
そんな彼がセックス・セラピーを受ける事を決意。

という障害者の性・人
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アンビュランス(2022年製作の映画)

2.4

無理矢理豪腕で強引に振り回すタイプ。
動き回るカメラも臨場感っちゃ臨場感なんだろうけど、動き回り過ぎてうんざりする。
大雑把で御都合主義で、物量と破壊が全ての、いかにもマイケル・ベイらしい作品。

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異端の鳥(2019年製作の映画)

5.0

異端の鳥は群れに入れない。
思えば、少年が旅の途中に出会う者たちも孤立した異端の存在であった。
異端は異端とも相容れないのだろうか?

少ない台詞で一切の状況説明を排し、映像で語る作りで、想像力と知識
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

何でネビュラはバッキーの腕を持ってたん?

グルート、まさかのマッチョ!

何と言っても ケヴィン・ベーコン!!

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

夜な夜な言い寄る男たちへの制裁がどの程度の物だったのか判らないが、自分から誘導しての制裁は悪趣味としか言い様がない。
そして、この制裁方法が陰湿であるが故、何の爽快感も得られない。
例え根底に男社会へ
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パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

『パラドクス』『ダークレイン』のイサーク・エスバン監督だから期待してしまった。
序盤の探索と考察までは興味深かったが、その後急落。
脚本ぐだぐだ。
最後まで退屈。

上記2本は自分で脚本書いたらしいけ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

『ザ・ドライバー』のタイトルをチラチラ目にしたので、もっとハードボイルドなのを期待したが、如何にもエドガー・ライトな作品だった。

今時なノリと、一目惚れしたウェイトレスと逃避行というニューシネマ的場
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

パンサーのスーツ かっこえぇなぁ。

シュリ、転んだ時に手をつけるのか?

ユリシーズ・クロウ、面白いキャラなのに残念だな。

ウィンター・ソルジャーの復活に感涙。
以後、ホワイト・ウルフの名前も使っ
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.9

ほぼ手持ちカメラやボディカメラの映像による臨場感溢れるドキュメンタリー風。

ジェイク・ギレンホール マイケル・ペーニャ のパートナーシップが泣かせる。

毎日の緊張の合間のパートナーとの雑談は、例
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アトランティス(2019年製作の映画)

4.3

#アトランティス #ATLANTIS

「ここが俺たちの生きる場所」

2014年ロシアのクリミア侵攻から10年続いたウクライナ×ロシア戦争の終結から1年後の2025年。
という設定らしい。

九死
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

予備知識無しでオサレなラブ・サスペンスかと思って観ていたら全然違ってた。
終わってみればストーリー的にはオーソドックスな幽霊譚で、こういうのはかなり好み。
楽曲と絵作りに惚れた。
鏡を使った演出も好き
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グローリー 消えた腕時計(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

舞台はブルガリア?

にしても胸くそ悪い。
吃音を笑ったり、屈んだ上司の後ろで腰を振ったり、下層労働者への(恐らくは無意識な)蔑みとか、吐き気がする。
TVキャスターでさえ求めているのは正義ではない醜
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ボンドに遂に子供が!!
良かった、良かった (T^T)
人として、苦しみ悩んできたボンドが、初めて家族を手に入れて有終の美を飾ったねぇ。

飾ったんだけどね、クレイグ最後だからこそ期待値が高過ぎたのか
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デイ・シフト(2022年製作の映画)

3.2

表向きプール清掃業者のお父さんは実は凄腕のヴァンパイアハンターでした。
という、極めて軽いノリのパーティムービー。
楽しいけどくだらないアクションコメディ。

ハイスペックな身体能力と柔軟な関節が物凄
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ヒステリア(2011年製作の映画)

3.8

1880年頃、英国。
医者の中でも「細菌」が知れ渡っていない時代。
女性の体調不良は「ヒステリー」とされ、その原因は子宮の不調と考えられていた。
若き医師モーティマーは診療所でそんな女性たちの膣を1時
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.4

殺人請負会社(?)が開発(?)したシステム。
それは、ターゲットに近づける者を拉致し、インプラントを埋め込み、暗殺者の意識で乗っ取り、ターゲットを始末した後、死ぬ事でリンクが外れて任務完了。

という
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.1

コリーニという男が大企業オーナーのマイヤーを殺害。
新米弁護士ライネンは国選弁護人としてコリーニの弁護を引き受けるが、被害者のマイヤーは自分の恩人だった事を知る。
そして、この事件はドイツ中の注目を集
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.3

ジャック・ラッセル と マン・シング って友達だったのか。
エルサ・ブラッドストーン が全然イメージと違う。
狼男、とってもオーソドックスなデザイン。

ラストスタンド(2013年製作の映画)

2.4

シュワルツェネッガーの知事後の10年降りの復帰作だそうで。
FBIの想像の上を行く、麻薬王の金と人の物量作戦も大した物だが、
後半は、まぁ、かなりの大味で、力技の西部劇に。

ハリー・ディーン・スタン
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インポッシブル(2012年製作の映画)

4.0

宇宙人が侵略してこようが怪獣に踏み潰されようが殺人鬼がチェーンソーで切り刻もうが怖くなんかないが、自然災害は怖い。
特に大味エンターテインメント大作ではない場合は。

津波という地獄を運良く生き延びて
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ANON アノン(2018年製作の映画)

3.2

全ての視覚情報がデータとして保存され、個人間でのやり取り/犯罪捜査等々で参照される社会。
プライバシーが消滅している世界で起こった連続殺人。
犯人は被害者の視覚をハッキングし視力を乗っ取り、データも改
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マッツ・ミケルセン、パラレルワールドへ行く!
うっかり自分を殺してしまう マッツ・ミケルセン!
そしてまたもや マッツ・ミケルセン のお尻!

あちらこちら作りが雑で入り込めなかったが、まぁ、興味を引
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

2.2

普通って何?
障害がどうした?
奇形だって無問題。
皆んな幸せを探してるんだぜ!

って前向きな話?
それとも、

お前ら、多様性がどうのこうの言ってるけど真剣に考えてる?
ここまで向き合える覚悟あん
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サマー・オブ・サム(1999年製作の映画)

2.0

「サムの息子」と警察と自警団の手に汗握る攻防戦!
みたいな話かと思っていたら全然違った。

77年のクソ暑い夏。
デッドエンドの街ブロンクス(?)でサムの息子の暗躍。
停電と、暴動。
街の顔役のあぶり
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.4

脳筋映画だけど、それなりに楽しめる。
まぁ、勿論、ツッコミどころも多いし、「観てるか、空爆か」しか選択肢の無い政府/軍の無能っぷりには笑うしかないが。

同年の『エンド・オブ・ホワイトハウス』の方がま
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.5

良い意味でも悪い意味でもワチャワチャ。
山羊は頼もしかったが。
ゴアだけが真剣に演技している印象。
良いキャラクタなのにワチャワチャに埋もれてしまい勿体無い。

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

4.1

鬼才ポランスキー監督の長編デビュー作だそうで。

何でも支配したい中年男と、その妻。
何にでも反抗したい若者。
3人のクルージングの不安と緊張の一日。

その後の3人の人生を想像する時、水に沈んだナイ
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彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

2.5

手強い、と聞いていたので今まで躊躇していたが、意を決して。
……完敗です。
何を言ってるのかサッパリですがな。
繰り返される映像や、延々と続く読み上げや、カメラ目線の自己語りに手も足も出ず。

端々か
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

作られなかった映画のドキュメンタリー。
「魂の戦士たち」を探し求めるホドロフスキー。
芸術としての映画の為に奔走する異能の天才。
大仰で情熱的で正直なおっちゃん。

監督/脚本:アレハンドロ・ホドロフ
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.6

スペイン人による入植時代を背景に、コマンチ族の少女がプレデターと対峙するお話。

まぁ、ストーリーはシリーズ共通とも言えるもので、皆さん御想像通りの展開。
見えない&ハイテク兵器 という「武士道? 馬
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96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.1

96時間? 30時間くらいじゃ?
とことん暴れても無罪放免なのが笑える。

次作では、
実はキムの彼氏はマフィアの親分の息子で、その親父が不仲の息子の代わりに孫を誘拐する。96時間以内に救出しないと養
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

ヒーロー物ではなく、ノワール・ハードボイルド・ミステリーだった。
けど、これはこれでかなり好き。
何のワクワク感もカタルシスも無いけど。

重厚過ぎるノーラン版や派手なDCユニバースから、本来のクライ
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