スペイン人による入植時代を背景に、コマンチ族の少女がプレデターと対峙するお話。
まぁ、ストーリーはシリーズ共通とも言えるもので、皆さん御想像通りの展開。
見えない&ハイテク兵器 という「武士道? 馬鹿言ってんじゃねーよ!」的な圧倒的有利な立場 vs 知恵と勇気とテクニック を描いていて、バリエーションの一つとしての価値は充分にあるかと。
いや、むしろ、シリーズの中では面白い方だと思う。
役割分担を無視した女性狩人というのは時代設定的にはオカシイのだろうが、現代に合わせたものだろうし、結果的に体力を遙かに上回るプレデターに小さな少女が対峙するのは最高に絵になる。
また、コマンチ族の勇者たちが結果的に全滅とはいえ、勇敢にプレデターと戦い、しかも弓と斧で善戦する戦闘能力の高さを披露するのだから、ネイティブの人たちは大喜びかも。
プレデターのデザインも時代に合ったネイティブ感があって良い。
そして、例の、後にマータフ刑事(違う!)の手に渡る事になる銃。
主演のお嬢さん、アンバー・ミッドサンダー というカッコイイお名前。
スー族の人だそうな。